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相模原市緑区大雨のときに雨漏り発生原因はなんでしょうか
相模原市緑区のお宅より雨漏りのご相談がありましたので、調査にお伺いしました。
大雨のときに雨漏りが発生しているそうです。過去に3回他業者にて雨漏り補修をしたそうですが、結局雨漏りは止まらなかったそうです。まずは現状を確認してみましょう。
室内の雨漏り地点を確認します。本日は雨天ということですでにバケツが用意されており、大雨ではなかったので雨漏りは発生しておりませんでしたが、壁に染みが出来ていて雨水が漏れているところが黒く腐食しているのが判りました。
雨漏り地点の外部には防水層が施してあり、パッと見た感じだとどこから漏れているのか判らない状況でした。排水ドレンが天井裏の塩ビ管に繋がっているようです。
この1箇所の排水ドレンによって排水されるのはどこから来る雨水なのかを確認します。この画像の左側の矢印は2階の屋根から流れた雨水を運ぶための竪樋(呼び樋)です。つまり2階の屋根を流れた雨水は全てここへ流れてくるということです。また画像の下側の矢印は1階の屋根から流れてくる雨水を集めています。この2階すべての雨水と1階一部の雨水が合流して1箇所の排水ドレンに集中することになります。大雨の場合はかなりの量がこの防水層に一旦溜まると思われます。
排水ドレンの目の前にある軒樋もこのように外へ開いており、本日の多少の雨による水量でも溜まりやすい環境のようです。大雨の場合はこの軒樋からも溢れて落ちる可能性が高いです。
排水ドレンと横にある水位は下げるための追加の排水口に大量の水を流してみましたが、雨漏りは発生しませんでした。排水ドレンは勾配の一番低いところにありますので、雨水が溜って水位が上がっても対応できるように防水層の立ち上がりを施工しているようです。しかし画像の左側の矢印部分は立上りが低く、水切りと防水層の隙間に指を入れると奥に隙間が出来ておりました。屋根からの樋を伝ってくる水量とこの防水層自体に降り注ぐ水量がこの1箇所の排水ドレンに集中する仕組みになっておりますので、降水量の多い雨になると1箇所の排水ドレンではすぐに処理することができなり、溜まった雨水の水位が上昇して、この低い立上りの隙間へ雨水が浸入し、室内の雨漏りが発生するのではないかと思います。降水量と排水量のバランスが崩れてしまうことが原因で雨漏りが発生しているのでしょう。大雨のときでも雨水が溜まりすぎないようにするためには、軒樋を交換して外に開かずにしっかりと勾配をとって溢れ落ちないようにする必要になります。また水切りと防水層の隙間も雨水が浸入しないようにコーキングで埋める必要があります。次回は晴れた日にもう一度隙間に水を流して最終確認致します。雨漏りの原因は建物形状や環境でそれぞれです。今回のように直接的ではないこともあります。お悩みの方はご相談下さい。
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