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横浜市南区の屋根調査でスレート瓦の表面が剥がれて大変です
横浜市南区のお宅で屋根調査のご依頼がありました。
築１２年のお宅です。バルコニーの床にいつも同じような欠片が落ちていることに気づき、屋根を覗いてみたところ周囲の屋根と様子が違う事が判ったそうです。実際に屋根を見てみます。
バルコニーから屋根を見てみます。全面にわたりスレート瓦の表面が剥がれだしております。ボコボコした状態で、触っただけでパリッと折れてしまう状態でした。
上から見るとボコボコ具合が判りづらいかもしれませんが、下から屋根の勾配に合わせて見てみるとよく判ると思います。無事なスレート瓦が１枚もありません。これは以前ニチハさんで製造されていたパミールというシリーズのパミールＡという商品です。２００６年ころからこのようにボロボロになることが判明しだしました。他のメーカーさんのスレート瓦でも１２年でこのような状態になるのは見たことがような気がします。
近くで見てみると、水を含んだ段ボールの表面のように剥がれているのが判ります。剥がれた表面部分はパリパリで折れて飛ばされて無くなっいてしまっているようです。
軒先部分は雨が降ったときに、一番雨水が通り過ぎるせいか、一番ボロボロです。既存の屋根材が劣化した場合は、屋根カバー工事という方法でメンテナンスすることが近年では増えてきております。屋根葺き替え工事と比べて、工期も短くコストも抑えられることが特徴ですが、こちらのお宅の屋根の劣化状況で考えると、施工中にもボロボロと剥がれてしまい、上から新しい屋根材をカバーしてしまったら中でその後どうなるかわかりません。ボロボロしすぎている屋根には屋根葺き替え工事がベストです。
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