茅ヶ崎市菱沼にて築30年経過したアパート屋根に使われたセメント瓦、耐震や雨漏りに備えた葺き替え工事の為事前調査 | 横浜の屋根工事、屋根リフォーム、屋根塗装は街の屋根やさん横浜

HOME > ブログ > 茅ヶ崎市菱沼にて築30年経過したアパート屋根に使われたセメン.....

茅ヶ崎市菱沼にて築30年経過したアパート屋根に使われたセメント瓦、耐震や雨漏りに備えた葺き替え工事の為事前調査

更新日:2019年06月09日

本日は賃貸アパートオーナー様のご依頼で、お住まいの方に迷惑がかかる前に屋根のリフォームを検討していると事がきっかけで屋根葺き替えのご相談を頂きました、茅ヶ崎市菱沼にあります築30年以上は経過したアパート屋根の調査に伺った様子を紹介します。

 

30年以上前のアパートとなると、よく使われていたのはトタンで葺かれた屋根や、セメントやコンクリート瓦が多い事が挙げられます。

セメント瓦は塗装でのメンテナンスを行えますが、実はこれらの屋根はほとんどメンテナンスされていない事が多く、調査にいくと簡易修繕で収まった建物はあまりありません。

 

では現地にて屋根調査を行った様子です。

 

実は数年前に室内天井に雨染みがあったそうですが放置されていました

外壁が波板トタンのアパート外観

 

外壁にもトタンが貼られていました。トタンというと錆に弱いイメージがありますが、こちらは健全ですね。外階段や雨樋など、屋根以外に関してはそこまで今すぐに補修が必要となりそうな箇所はあまり見当たりませんでした。それでは、屋根の状態は分からないために負荷をかける梯子の位置を考えてから屋根にあがり調査致します。

 

切妻屋根にはセメント瓦が設置されていましたが表面の劣化が顕著でした

使われていたのはセメント瓦でした。ただ表面が劣化が顕著に見られます 経年で砂が落ち、雨樋内へ全て溜まってしまっています。屋根工事をするときに掃除の必要があります

 

屋根に上がった所セメント瓦が使われていました。似た屋根材でコンクリート瓦もありますが、見た目で判断するならば屋根材の小口が平ならセメント、ざらざらしているようだとコンクリート瓦になります。また製造された時期やモノによってはアスベストが使用されている事もあるために、既存の屋根材を処分しなければならない葺き替え工事の時はそれらも見分けておかないとなりません。アスベストは処分費が高額なために、葺き替え工事はそれも考慮しておかなければいけません。

 

棟を固定する銅線が切れてしまって棟が簡単に持ち上がる様子。隙間がかなり開いています 野地板の内部が見えますが、落ち葉や木くずなどが散乱しています。もちろんこれでは雨水も簡単に入り込んでしまいます

 

表面の塗装が剥がれてしまっているのはすぐに分かり、また雨樋には多くセメント瓦表面の砂が落ちて集まっているのも分かりました。

重みで雨樋がたわんでしまっているので、葺き替え工事時に掃除が必要でしょう。

また怖いのは写真左の様に、棟がまったく固定できておらず、手で簡単にずらせて外せてしまうことでした。どうやら母屋に釘を打ち付けてそこに銅線を巻き付けて棟とくくりつけて飛散しないように固定していたようですが、今は銅線が途中で切れてしまっているせいで、棟が固定できていない状況でした。

また写真右は野地板から中が覗けるのですが、木くずなどが多く入り込んでしまっており、また一部野地板も腐食し割れて落ちてしまったのかなくなっている箇所もあります。

これだけ建物内部に色々入り込む隙間があるという事は、もちろん雨水など容易に入り込んでしまいます。

葺き替え工事を検討されているオーナー様が心配されていたとおり、このままでは雨漏りしている状態ですので、屋根工事が必要です。

今回は先々の事も考え、最低10年ほどもてばどんな屋根材でもいいとのことでしたので、最低でも今よりは軽量で耐震性能を上げてあげられ屋根材の中では比較的出費が抑えられるスレート屋根での葺き替え工事を行う事となりました。

 

雨漏りは大雨が降ってすぐにそれが原因で漏れる事はありません。傷みが出て数年後に目に目る形で雨漏りしてしまいます。

屋根は屋根材自体もそうですが、その直下に敷いてある防水紙(ルーフィング)も耐用年数がありますので、ある程度年数が経っている建物は点検調査は必要です。

屋根材も種類が多いので、屋根工事で今の建物にはどんな屋根材が適切かなど、意匠やランニングコストなど具体的にご提案できる業者を選びましょう。

街の屋根やさんはもちろんどんな屋根材にも対応しております。

 

 記事内に記載されている金額は2019年06月09日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

2024年最新情報!補助金でお得にリフォーム!

関連動画をチェック!

【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


屋根葺き替え898,000円~(消費税・諸経費別)

このページに関連するコンテンツをご紹介

セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の最適なメンテナンス方法
 セメント瓦やモニエル瓦は、定期的な塗装が不可欠な屋根材なのをご存知ですか?  1980年代から1990年代にかけて広く普及したセメント瓦とモニエル瓦は、30年から40年ほどの耐用年数を持ち、2024年現在、屋根リフォームのニーズが高まっています。  この記事では、セメント瓦やモニエル瓦の手入れ方…続きを読む
入居率を上げる魅力的な4つのポイント、
アパート・マンション・ビルの屋根メンテナンスを行うメリット
 私たちはたくさんのアパート・マンション、ビルなどの屋根工事を手がけています。アパート・マンション、ビルはオーナー様の大切な資産ですかたメンテナンスサイクルを検討し、予算も組み、定期的にメンテナンスをされていらっしゃるオーナー様もたくさんおられます。  「定期的にメンテナンスを行なっていきたいが…続きを読む
瓦・スレート・金属 あなたの屋根はどのタイプ?
 和風と洋風のテイスト、現代的と伝統的の時代感、現在はそれらの枠を飛び越えた様々なデザインの建築が増えました。一般的なお住まいも実に多彩です。 また、それに合わせて屋根の形状も多様になってきました。オーソドックスな三角屋根、地球環境に配慮し太陽光発電を数多く載せられるように南斜面を広く取った屋根、…続きを読む
重くて固い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要
 最近では台風や地震が頻繁に発生し、瓦屋根に不安を感じている方も多いのではないでしょうか?  重くて堅固な瓦が地に落ちると、まず間違いなくその着地点の物を傷つけ、破壊してしまいます。 自分の敷地内であればまだしも、お隣に被害を及ぼしてしまった場合、問題が複雑化します。  頑丈で重い屋根材故に、適切…続きを読む
瓦の種類はたくさん!粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦など瓦の種類や見分け方、メンテナンス方法について詳しく解説!
 日本の伝統的な屋根材と言えば「瓦」。昔から馴染みがある屋根材で、瓦と聞いただけでイメージが頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。 しかし、ひとくちに「瓦」と言っても、神社などの建築で使われる和風な瓦から、外国を彷彿させるような洋風な瓦までさまざまあります。色や形状などの見た目はもちろん、材質や…続きを読む
とても重要!雨漏りを防止する雨仕舞い
 「防水」は一般の方でも馴染みのある言葉だと思いますが、「雨仕舞い」は聞いたことがないという方がほとんどではないでしょうか。屋根やさんなどの建設関係者でなければ、聞く機会がない「雨仕舞い」、雨漏りを防ぐためにとても重要な考え方なのです。雨水を残留させないのが雨仕舞いの基本的な考え方 雨を仕舞うと書い…続きを読む
あなたの屋根はどの形?18種類の屋根と名称をご紹介
 普段、生活する上で屋根の形を気にすることはあまりないと思います。ちょっと街を歩いてみましょう。ご近所を散歩するだけで、様々な形、様々な材料の屋根があることが分かります。  カッコイイ屋根、素敵な屋根、オシャレな屋根、かわいらしい屋根、ユニークな屋根、実に様々です。神社・仏閣ともなれば荘厳なものが多…続きを読む
雨漏りの原因となりやすいパラペット、メンテナンスは必須です
 誰しも一度はビルの屋上に上がったことがあるのではないでしょうか。一般的にビルの屋上は陸屋根と呼ばれるほぼ平らな屋根で、ほぼ傾斜がありません。そして、その外周部は建物によって違いますが、低い壁か高い壁で取り囲まれていることがほとんどです。低い壁の場合、その上に手摺りが設置されていなければ歩行可能な…続きを読む
お住まいの寿命を延ばす!季節別・築年数別のメンテナンスポイント
 「家のメンテナンスって、いつがベストか分からないなぁ…」そうお考えの方、いらっしゃるのではないでしょうか。  一生に一度の大きな買い物とされるお住まいは、手に入れたらそこで終わりではありません。    初めは新築だった住まいも、年月が経つと、どれだけ大切にしても劣化してしまいます。…続きを読む
雨漏り修理・雨漏り工事は街の屋根やさんへ
 雨漏りは屋根から漏ると思われがちですが、原因が屋根以外である事も普通です。よくある窓回り、外壁、ドレインからの他、異常気象で雨水が吹き上がって軒天の隙間から入り込んだり、太陽光パネルの設置による下地の破損など、原因が多様化しているのが最近の傾向です。そのため、気がついた時にはすでに様々な経路を伝っ…続きを読む

街の屋根やさん横浜

    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒222-0033
        神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6
        VORT新横浜 2F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん横浜支店
      街の屋根やさん横浜支店
      お問い合わせはこちらから スタッフ紹介 お問い合わせはこちらから スタッフ紹介

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      茅ヶ崎市のその他のブログ

      2022/11/27 茅ヶ崎市松が丘にて集合住宅の瓦屋根を点検

       茅ヶ崎市松が丘にて現地調査を実施しました。屋根に使われていたのは「モニエル瓦」でした。モニエル瓦はすでに生産が終了しているため、破損してしまった場合、部分修理ができず葺き替えしか選択肢がないこともあります。塗装剥がれによる影響 屋根は色褪せ、全体に苔(こけ)やカビが発生している状態でした。モニエル...続きを読む

      2022/11/4 茅ヶ崎市室田で屋根調査 苔やヒビの発生はメンテナンスサインとなります

       茅ヶ崎市室田にお住まいのお客様より「屋根に苔が発生しているので洗浄してもらいたい」とのご相談をいただき、現地調査へ伺いました。苔(こけ)は、化粧スレート材表面の塗装が剥がれてくると発生しやすくなります。化粧スレート材には、もともと防水性能がないため塗装により防水性等を持たせています。今回は、屋根の...続きを読む

      2022/10/19 茅ヶ崎市南湖にて初めてのメンテナンスをご検討されている屋根を調査しました

       茅ヶ崎市南湖にお住いのお客様より、屋根メンテナンスを検討したいというご相談をいただき現地調査へ伺いました。新築から10~15年頃が初めてのメンテナンス時期でおすすめとなります。化粧スレート材が使用されている場合は、表面を塗装することで防水性等を持たせているため、紫外線や経年により劣化が目立つように...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      茅ヶ崎市のその他の施工事例

      施工内容
      棟板金交換
      築年数
      24年
      使用材料
      ニスクカラーつや消し Sブラック
      施工内容
      屋根カバー工法
      築年数
      28年
      使用材料
      スタンビー(セピア)

      その他の施工事例一覧→

      屋根葺き替えを行った現場ブログ

      2024/12/8 瓦屋根からガルバリウム屋根に葺き替えるメリットとは?それぞれの特徴・メリット・デメリットを解説!

       瓦は日本の伝統を思わせる屋根材であり、高い耐久性やその独特の形状から他の屋根材では実現できない独特な景観を造り出せる事が大きな魅力です! しかし、近年では「瓦屋根」から金属屋根材を使用したである「ガルバリウム屋根」へ葺き替える方が増えてきている印象です(>_<) そこで、この記事では瓦...続きを読む

      2024/12/4 スレート屋根が塗装を必要とする「目安」とは!?年数・症状からメンテナンスが必要となるタイミングを解説!

       住宅・お住まいのスレート(コロニアル・カラーベスト)屋根が必要とする定期的な塗り替え工事は、屋根の美観・塗膜の保護機能を維持する為にも非常に重要なメンテナンスです! しかし、その必要性を理解していても屋根が塗装を必要としているタイミング・時期を判断する事は難しいですよね(>_<) そこ...続きを読む

      2024/11/30 スレート屋根の苔の適切な対処とは?屋根塗装の効果や苔の発生で不安を煽る業者の注意点

       「スレートに沢山苔が生えているので、雨漏りするかもしれません」 「苔が生えてしまい、このスレートはもう寿命なので葺き変えましょう」 屋根点検をした際にこのような不安を煽られると、「我が家の屋根は大丈夫なのかな?」と心配になりますが、スレート屋根への苔の発生について正しい知識を持っていれば冷静に対処...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      屋根葺き替えを行った施工事例

      施工内容
      屋根葺き替え
      築年数
      30年以上
      使用材料
      セキノ興産 立平ロック レッドブラウン
      施工内容
      屋根葺き替え
      築年数
      30年以上
      使用材料
      ガルバリウム鋼板0.35mm厚

      その他の施工事例一覧→

      お問い合わせフォーム



      お名前
      必須

      例:屋根 一郎

      ふりがな
      【任意】

      例:やね いちろう

      ご住所(工事地住所)
      必須

      ※郵便番号入力で町名まで自動入力されます。

      郵便番号
      -

      番地・ビル・マンション名

      E-mail
      (半角英数)
      必須
      電話番号
      (半角英数)
      【任意】
      例:045-XXX-XXXX
      お問い合わせ
      【任意】

      入力内容をご確認の上、よろしければ「確認画面へ」ボタンを押して入力内容確認画面へお進みください。

      個人情報の取り扱いにつきましては、プライバシーポリシーをご覧ください。

      点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!


      お電話でのお問い合わせは

      通話料無料

      0120-989-936

      8時30分~20時まで受け付け中!