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雨どいの掃除で雨どいの破損・オーバーフローを防ぎましょう!
天候も優れず外出する機会が少ないかと思いますが季節は秋、紅葉シーズンです。葉が少しずつ赤く染まり季節の変わり目を実感する時期ですが、それと同時に一気に落葉するシーズンでもありますので、今回のブログでは落葉と関係のある雨どいの掃除に関してご紹介いたします。
雨樋はほとんどの住宅に設置されていますが、屋根塗装・外壁塗装のついでに塗り替えたり、台風等で破損してしまったら取り換えるなど、雨どいのメンテナンスをメインで行われている方は少ないと思います。しかし実際は設置場所や形状からごみや枝が溜まりやすく、それらが原因で破損してしまう可能性も高くなりがちな部位です。なるべく破損しないようにするには定期的な雨どい掃除が欠かせません。雨どいにごみ等が溜まりやすい立地であるのか、掃除方法を把握しメンテナンスに臨みましょう。
1.雨どいが破損する原因は?
外壁や屋根よりも外側に取り付けられている雨どいが破損する原因は様々ですが、多くは強風や雪など自然災害によるものです。この場合はご加入されている火災保険や共済の補償が適用になりますので自己負担なく復旧させることができます。火災保険の申請方法がわからない、書類は持っているが補償内容がわからないという方はお気軽にご相談ください。
問題は経年劣化です。経年劣化とは築年数の経過による耐久性低下が主ですが、草やごみが詰まり雨水の排水を滞らせるのも劣化にあたりますので火災保険等は適用されません。雨どい単体で見れば補修費用は決して高くありませんが、2階の雨どい補修には足場仮設が必要不可欠となり、補修費用も跳ね上がります。これらのことを考慮して、雨どいを破損させないためのメンテナンスはしておくべきでしょう。
2.雨どいが破損してしまったらどうなるの?
実際に雨どいが破損してしまうとどのようなことが起きるかご存じでしょうか?例えば強風で破損してしまうと固定金具から外れ隣家に当たってしまうこともあります。ではごみや枝があることによる破損はというと、雨どいの継ぎ目部分が広がり部分的に破損してしまうか、もしくは重みに耐えかねてその辺の雨どいがすべて落ちてしまうかです。
風等が影響しているため敷地内での出来事に留まるかと思いますが、部分的な破損でも雨水が零れ落ちてしまいます。2階からの落水は意外と大きな騒音です。ぼたぼたと地面や下屋に当たる音は、寝られないという程ですので避けたいところです。またあまりに破損を放置していると外壁が垂れた雨で汚れたり、地面を削りひどい場合は地盤を沈下させることもあるようですので十分に注意しましょう。
3.高所での雨どい掃除はプロに任せましょう
雨どいをごみの詰まり等で破損させない為には掃除が有効的です。定期的にホースで水を流す、ごみを拾うだけでもリスクを格段に下げられます。しかし2階となると梯子での高所作業は大変危険ですので、しっかり屋根・板金工事業者に任せましょう。
特に雨どい掃除が必要となるのは、近くに小学校や公園など木が生い茂っている施設がある住宅、森林が近い住宅です。季節の変わり目には落葉が多くなりますので特に雨どいの詰まりが目立つようになります。都会でも最近は軒裏や雨どいに巣を作る鳥が急増していますので、数年に一度はチェックするようにしておきましょう。
何度も雨どいの掃除を気にするのは面倒、自分では掃除できないという方は落ち葉除けネットを取り付けておきましょう。これはロール状のネットを雨どいに取り付けることで雨どい内に草木が入らないようになります。ネットに葉が絡まることはありますので定期的に取り外す作業は必要ですが、つまりによる破損は防ぐことができます。
また中には落雪による雨どい破損を防ぐ雨どいカバーもあります。これは落雪だけでなく落ち葉侵入も防げますので、地域性を考えたうえでどちらが良いか見ておきましょう。
4.雨樋の詰まりはシロアリの発生に繋がることも
雨樋が詰まることで雨水が溢れると、シロアリの被害に繋がることがあります。溢れた雨水が雨樋を支える金具を伝い、留めている柱へ浸水することで、湿った木材を好物とするシロアリを寄せ付けてしまうのです。
特に壁内の通気が悪い環境ですと、木材が乾かずにシロアリや腐朽菌による生物劣化のリスクが高まります。
さらに外壁を伝う雨水の量が増えることで、思わぬ雨漏りが引き起こされることもあります。雨漏りといえば、一般的には屋根が原因となる印象が強いかもしれません。ですが、状態によっては外壁が原因となって雨漏りが発生することもあるのです。例として、外壁のシーリング材が傷んでいたり、窓のサッシにできた隙間から雨水が浸入することで、いつの間にかお部屋の壁に雨染みが発生していたということがあり得えます。
以上のことから、お住いを守る重要な役割を担っている雨樋の不具合は、放置してしまうと思わぬ被害に繋がります。何か違和感を感じましたら、無料点検等で状態を確認するようにしてください。
5.雨どい掃除の手順
雨どい掃除は以下の手順で行います。「自分でやった方が費用を抑えられるのでは?」とお考えになる方もいらっしゃると思いますが、雨どいは高所にあります。慣れない高所での作業は、落下してしまう可能性があり大変危険ですので、おやめください。雨どい掃除は私たち専門家にご依頼ください。
①軒どいのゴミをとる
軒どいとは、地面に対して並行に取り付けられている雨どいを指します。軒どいには落ち葉や土、風で飛んできたゴミがとても溜まりやすいです。トングやほうきを使って落ち葉やゴミを取り除きます。
②集水器の掃除
軒どいを伝った雨水が集まる場所を集水器といいます。集水器も軒どい同様、落ち葉やゴミが溜まりやすく、集水器が詰まってしまうと雨水が下へ流れずに溢れ、地面が削られたり外壁が汚れてしまうといったことが起こります。
③竪どいの掃除
地面に垂直で集水器からつながっている部分を竪どいといいます。軒どいや集水器を流れてきた雨水がゴミと一緒に竪どいを流れると、ゴミが詰まっている場合がありますので、竪どいを軽く叩いてゴミを落とします。水を流しながら詰まりを確認し、叩いてもゴミが落ちない場合は細い棒状のものでゴミを押し出します。
④水を流して確認
雨どい掃除が終わったら、上から水を流し正常に流れるか確認を行います。
6.雨どい掃除に関するまとめ
雨どいとは屋根材・外壁材とは違いあまり重要視されていない部位です。しかし屋根の軒先には必ずあるため、住宅1軒に対して数十m以上雨どいがついているのです。一部分だけの破損であれば部分補修で済みますが、廃盤製品の場合は最悪全交換になることもあります。それらを考えるとできる限り壊れないよう、破損させる原因をつくらないようなメンテナンスが求められます。私たち街の屋根やさんでは新型コロナウイルス対策を徹底し点検・お見積りはもちろん、雨どいの掃除や今後ごみや草木が溜まらないような対策をご提案させていただきます。季節の変わり目、大掃除、ライフスタイルの変更等をきっかけに、一度雨どいの状態を見直すとよいかもしれませんね。
記事内に記載されている金額は2021年10月22日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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