住宅高さの指標にもなる「軒高」とは?リフォーム時の注意点は?

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住宅高さの指標にもなる「軒高」とは?リフォーム時の注意点は?

更新日:2023年11月16日

建物を建てる上でその建築物の高さはあらゆる制限で定められています。

 

中でも日影規制の対象として「軒高が7mを超えるものといった記述が有ったりします。

 

『高』という漢字が付くだけで「その建物の高さ」ということだろうか?と思いがちですが、実は軒高とその建物自体の高さは違います

 

他にも高さを示す言葉・定義があるのですが、その定義と合わせてまず軒高がどこからどこまでの高さを示しているのか、またリフォームを行う上での軒高に関する注意点をご紹介したいと思います。

建設時の制限「軒高」

軒高と建物の高さの違いは?

軒高と高さの違い 敷桁の位置

軒高とは簡単に言えば、GL(グランドライン)と呼ばれる地盤面から軒を支える構造材の上部までの高さを示します(^_^)/

 

軒といえば通常は雨樋が設置されている部分ですので、ざっくり計算すれば地面から雨樋までの高さが軒高に近いかと思います。

 

一方、高さというのは地面から建物の最も高い場所までの長さを指します(^_^)/

 

雨樋部分から屋根の勾配分高さは異なりますので、軒高と高さにはかなりの差があると言えます。

 

ちなみに冒頭でご紹介しました日影規制というのは、近隣の住宅に日差しが入るよう建築物の高さを制限する規制です。

 

第1種低層住居専用地域第2種低層住居専用地域内の建築物で、日影規制の制限を受ける地域では軒高が7mを超える建築物が対象となり、木造の軒高9mを超える建築物は一定の防火上の基準に適合しなければなりません。

 

このように建築物の制限を設ける際に軒高が基準となる事が多い為、一度確認してみるのもよいかもしれませんね(^_^)/

軒高によってリフォームの注意点が違う?

一般住宅 木造住宅

建築時に軒高での制限があることはご説明しましたが、ではリフォームが軒高と関係があるのでしょうか?

 

例えば非常に多い2階建て木造住宅で大規模修繕・模様替え(リフォーム)を検討された際、4号建築物に該当する建物は確認申請が不要となります。

4号建築物とは

確認申請 10㎡未満の増築工事

・2階建て以下、延べ面積500㎡以下、高さ13m以下、軒の高さ9m以下の「木造建築物」

・平屋建て、延べ面積が200㎡以下の「非木造建築物」

 

ということで一般的なお住まいであれば申請不要です。

 

ただし増築の場合は準防火・防火地域以外の土地で10㎡以下の増築を行うケースを除いて確認申請を行わなくてはなりません。

 

他にも様々なルールや条件がありますが、軒高に関しての説明は以上です(^_^)/

片流れ屋根は構造によって軒高が異なる

軒高が小屋組みの構造材の高さで決められるという事はご紹介しましたが、軒高が大きく異なる例として片流れ屋根が挙げられます。

 

片流れ屋根は小屋組みがあるかないかによって高さも異なりますが、軒高の高さがどうかといって屋根を含めた高さに影響があるわけでもありません。

 

ただこの軒高が7mを境に変更になるような場合はやはり日影規制に影響してきますので、建設時にはやはり留意するべきポイントとなります。

軒高が屋根リフォームにどれほど関係する?

屋根カバー工事 屋根葺き替え工事

建築物の指標ともなる軒高ですが、屋根リフォームを行う際にはそれほど大きな影響はありません

 

というのも屋根塗装や補修はもちろん、屋根カバー工法、葺き替えにおいても屋根の勾配や軒の位置を変えることはないからです。

 

建設時に条件をクリアされているお住まいであればほとんどのケースで問題ありません(*^^)v

 

注意点としては地震台風で甚大な被害を受け大規模なリフォームを行う場合、今定められている耐震性等をクリアしていない建築物は条件をクリアするための建築物を建てなければならない為、多くが建て替えとなります。

 

既存不適格建築物とも呼ばれるこの場合は、屋根のリフォームのみで済むことが無い為、コスト・工期を熟考する必要があります。

 

また施工後は必ず確認申請を行わなければならないのであわせてご注意ください。

軒高以外にお住まいの高さを表す用語

軒高以外にもお住まいの高さを表す言葉がいくつかあります。

 

知っておくと、お住まいを建てるときやリフォームをするときに役に立つと思います。

 

軒高以外のお住まいの高さを表す用語をご紹介いたします。

 

階高(かいだか)
階高とは、その階の床から上の階の床までの高さのことをいいます。

 

平家や最上階など、その階の上が屋根の場合には階高はありません。

 

梁下寸法(はりしたすんぽう)
梁とは、柱の上に棟と並行に設置される部材です。梁は、柱同様お住まいを支えている重要な部分なのです。

 

ちなみに柱の上には梁の他に桁(けた)という部材もあります。違いは梁が棟と並行なのに対して、桁は棟と垂直に設置されることです。

 

梁下寸法とは、梁の下の部分から床までの高さを指します。

 

躯体天井高(くたいてんじょうだか)
その階の床から上の階のコンクリート床の下までの高さを躯体天井高といいます。

 

階高からコンクリートの厚さを引いた高さになります。

 

天井高(てんじょうだか)
一般的にいうその階の床から天井までの高さのことです。私たちが目に見えている部分を指します。

軒がないとどうなるの?

軒高についてご紹介してきましたが、軒にはどんな役割があるかご存知ですか?

 

近年、軒が短いお住まいや軒そのものがないキューブ型のお住まいをよく見かけます。

 

シンプルな見た目でスタイリッシュな印象を受けますが、実は軒が短いと雨漏りリスクが高くなってしまうのです。

軒は、紫外線や雨から外壁を守る、夏場にお部屋に入る直射日光を妨げるといった役割があります。

 

軒が短かったり存在しない場合には、外壁に紫外線や雨が当たりやすくなってしまうため、外壁やサッシ周りのコーキングなどが劣化しやすくなります。

 

特にサッシ周りが原因の雨漏りはとても多く、コーキングが劣化すると雨漏りのリスクが一気に高まります。

 

また、夏場には直射日光が室内へ入り込んでしまいますので室温が上昇してしまうといったデメリットもあります。

まとめ

住宅リフォームで考えるべきこと

今回は建築の専門用語「軒高」についてご紹介しました。

 

一般的には軒高が屋根リフォームと関係があるわけではありませんが、屋根の形状を変更したい、大規模なリフォームを検討されている方はある程度関係があるともいえますのであらかじめチェックしておくと良いかもしれませんね(^_^)/

 

建築・リフォームにおいては普段の生活では使用することのない専門用語も多く、良くわからないという方も多い事でしょう。

 

お住まいで気になる事、不安や疑問点等あってもどう説明すれば良いかわからないという方も多いかと思います。

 

そんなときは私たち街の屋根やさんにご相談ください。

 

相談はもちろん、点検・お見積りは無料にて承っております。

 

他の業者に見積りをお願いしたけど相場がわからなくて、今後の適切なメンテナンス方法について知りたい、相見積もりで業者を決めたいといったことでも構いません。

 

私たち街の屋根やさんは新型コロナウイルス対策を徹底した上でお伺いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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