HOME > ブログ > アスファルトシングルとコロニアルの違い
アスファルトシングルとコロニアルの違い
屋根材にも色々な種類がありますが、アスファルトシングルとコロニアルはどちらも薄型なため比較されることがあります。
お住まいは屋根で決まると言われるほど、建物の寿命に大きく影響を与えるのが屋根です。
特に屋根材による違いは大きく、耐久性やメンテナンス性によって今後のメンテナンスが変わってくるんです(^▽^)/
このページではそれぞれの特徴や違い、メリット・デメリットなどをご紹介させていただきます(^^♪
アスファルトシングルとコロニアルの特徴
アスファルトシングル
名前の通りアスファルトをガラス繊維でコーティングし、砂粒などの材を付着させた屋根材です(^▽^)/
屋根材の歴史はコロニアルよりも古く100年以上前に北米で生まれて普及し、現在では日本においても多くのお住いに使われています。
アスファルトは、防水材に使われていることから防水性が高く、それを基材としたアスファルトシングルも当然高い防水性能を有しています(*^^)v
また、コロニアルと違い材自体が柔らかいため、飛来物などの衝撃によるクラックの発生はほとんどありません。
コロニアル
一般的にコロニアルといっても、実はこの名はケイミュー株式会社が販売しているスレート屋根材の商品名をいいます(*_*)
シェア率が高かったことからスレートというよりもコロニアルの名前の方が広く認知されたようですね(*^^*)
そもそもスレートとはセメントと繊維質を混ぜて板状に加工した屋根材です。
アスファルトシングルとコロニアルのメリット・デメリット
アスファルトシングルのメリット
非常に高い防水性能があることと、多くの製品に長期の防水保証がついていることが大きなメリットと言えますね(^▽^)/
また、防音性にも優れており雨音などが天然石がクッションになり騒音に悩まされることはないでしょう。
他にも施工のしやすさがあります!
前項でもお話した通り、材自体が柔らかいことから加工をカッターやハサミでできる利点があります(*_*)
それにより、作業がしやすく複雑な形状の屋根においても対応できる扱いやすい特徴があります。
そしてアスファルトシングルは軽量な屋根材です(^_-)-☆
近年では地震に対する意識が高まっており、耐震や免震などのお住いが注目されています。
実は屋根を軽くすることで地震の揺れを軽減できるため、軽量な屋根材への交換工事も多くなっています。
そして最後に瓦や金属の屋根材と比較して価格が安いメリットがあります(^▽^)/
アスファルトシングルのデメリット
表面に石粒が施されていますが、経年によってこれが剥がれ落ちてくることがあります。
それによって雨樋に砂粒が溜まってしまったり、意匠性を損なってしまうデメリットがあります(>_<)
他にも傾斜がゆるい屋根材には設置が不向きで、3.5寸以上の勾配がないと雨漏りの危険が高まります。
コロニアルのメリット
価格のやすさから多くの住宅に使用されています。
また、瓦などに比較して軽量であることや、多くの屋根に使用されていることから、施工できる業者が多いのも大きなメリットと言えます。
耐用年数は20年程度ですが、定期的に塗装をすることで長持ちさせることも可能です(^▽^)/
コロニアルのデメリット
年数が経つことで劣化が進みひび割れや欠けなどが発生します。
また、古いコロニアルで2004年以前の製品にはアスベストが使われている可能性があります(-_-;)。
アスベストは飛散によって人体に吸い込まれると肺がんなどの病気を引き起こすことがあります。
現在はアスベストが使われていませんが、含まれている屋根材を工事する場合は作業に加え処分にも別途費用がかかります!
アスファルトシングルとコロニアルの共通点
比較されるケースがあるのは、やはり多くの共通点があるからです(^^♪
形状の薄さ
屋根材が薄いことで、将来的に屋根材が傷んだ場合に屋根葺き替えだけでなく、屋根カバー工法といった手段も選ぶことが可能です。
屋根カバー工法は既存の屋根に屋根を重ねる工法で、瓦など厚みがあったり凹凸がある屋根材には不向きです。
既存の屋根を撤去しないため、廃材が少なく工期も短いため工事費用を抑えるといった利点もあります(^^)v。
勾配がゆるい屋根には不向き
どちらも傾斜がゆるいと、屋根材同士の隙間から浸水する可能性があります(-_-;)
とはいっても瓦や金属の横葺き屋根なども同様に傾斜のゆるい屋根には不向きです。
では、実際にどのような屋根が向いているかというと、棟から軒先まで一枚の屋根材で構成された屋根です!
瓦棒葺きのような縦葺き屋根材は、傾斜がゆるくても継ぎ目が無いため雨水の侵入の危険が少ないんです(*^^)v
屋根材の重量
コロニアルもアスファルトシングルも重さはそこまで違いがありません(*_*)
重量的には粘土瓦は一番重く、その次がコロニアルやアスファルトシングル、一番軽量なのは金属屋根材です。
アスファルトシングルとコロニアルの相違点
コロニアルは経年によって表面が傷む前に塗装をすることで、寿命を延ばすことが可能ですが、コロニアルは一概に塗装をして長持ちするとは言いにくいです。
理由はアスファルトシングルは表面に石粒が施されているためで、塗装をしても耐用年数が伸びるとは考えにくいのです。
しかし、メンテナンスとしてではなく、景観を変えるという意味での塗装ができるという意味ではアスファルトシングルもコロニアルも同じです!
他にも施工のしやすさでいったら柔らかいアスファルトシングルに分がありハサミなどでも容易に加工できます。
それに対してコロニアルは硬いため専用のカッターをが必要になります。
街の屋根やさんではお住いの状況やお施主様のご要望から、最適なご提案をさせていただきますので、「我が家に適した屋根材はなんだろう?」といったご質問についてもお気軽にご相談ください。
※詳しくは施工の流れを御覧ください(^^♪
記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
関連動画をチェック!
葺き替えよりリーズナブル!屋根カバー工法で雨漏り解決!【アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
屋根塗装を行った現場ブログ
屋根塗装を行った施工事例
- 施工内容
- 屋根塗装
- 築年数
- 20年以上
- 使用材料
- 日本ペイント ファインパーフェクトベスト ライトグレー
お問い合わせフォーム
点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!
お電話でのお問い合わせは
通話料無料
0120-989-936
8時30分~20時まで受け付け中!