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倉庫屋根が破損してしまった際の大きなリスクとそれを回避するためのメンテナンスをご紹介
倉庫といえば物品を保管・貯蔵している建物、主に会社様が所有されているイメージが強いですよね。また最近ではレンタル倉庫・トランクルーム等、個人の荷物を保管するためのサービスがあるなど幅広い需要が役立ちつつありますよね。倉庫と一言で言ってもその規模は様々ですが、今回は商業用倉庫、企業様が管理されているような大規模な倉庫をメインに屋根修理の方法をご紹介していきたいと思います。
倉庫の屋根が破損してしまった場合のリスク
大規模な倉庫の屋根は通常耐久性に優れた素材で施工されていることが多い為、10年程度での破損は珍しいです。しかし当然数十年と長く使用することがほとんどの為、経年劣化によってどんどん破損するリスクは高くなります。
破損する主な原因はやはり経年劣化、そして強風等の自然災害です。劣化が進めば強風等で破損してしまう事もあるため定期的なメンテナンスは欠かせません。そして破損に伴って起こり得るのが雨漏りですが、雨漏りによって屋内にある保管物・貯蔵物が被害に見舞われる恐れもあります。これは企業様にとっては大損失になりかねませんので、絶対防ぎたい被害ですよね。また仮に屋内の保管物が無事でも雨漏りは建物全体の劣化を促進させます。気づかないうちに雨漏りが進行しており、補修範囲が広がってしまうような事態は避けなければなりません。
倉庫屋根に使用される代表的な屋根材は2種類
倉庫に使用されることが多い屋根材としては波スレートと折板屋根です。
波スレートは大波と小波と形状も分かれますが、素材もセメントと金属素材に分かれます。セメント素材には平板・厚型がありますが、倉庫等には主に厚型、平板は戸建て住宅に使用されています。このどちらにも2004年以前はアスベスト(石綿)が含まれており社会問題にもなりました。
現在施工する際にはアスベスト(石綿)が含まれていないノンアスベスト屋根材が使用されていますが、リフォーム等を行っていない20年以上の倉庫や住宅にはいまだにアスベスト屋根材が使用されているという事です。アスベスト=危険というイメージが強いのですが、屋根材として機能しているうちは全く問題なく、
・撤去・処分時に飛散リスクがある
・施工できる工事業者が限られる
・処分費用が高くなる可能性がある
という事を覚えておきましょう。セメント素材は飛来物による破損等も起こりえることから、リフォーム時に金属スレートに葺き替えるという企業様も非常に多く見受けられます。
もう一つの金属屋根材が折板屋根です。非常に大きな凹凸のある折板屋根は折り曲げることで薄い鋼板に強度を持たせ、耐風性にも優れている大規模建築物にもうってつけの屋根材です。錆びにくく高耐久なガルバリウム鋼板を使用することで、メンテナンスサイクルも長くメンテナンス意識が向きにくい倉庫にも使いやすい金属屋根材です。
倉庫屋根の改修方法
屋根塗装
それほど劣化が見られない、雨漏りを起こしていない場合は屋根塗装が可能ですが、アスベスト含有スレートの場合、築年数も経過しており高圧洗浄に耐えきれず割れてしまう可能性が高い為オススメしておりません。
塗り替える際には耐久性や見た目を重視するのはもちろんですが、この機会に機能性を持たせるのも一つの手です。遮熱や断熱塗料を使用することで、屋内の暑さを軽減させ保管にも作業を行うにも使いやすい倉庫になるかもしれません。
カバー工法
波スレートや折板屋根もカバー工法での改修が可能です。屋根カバー工法は既存屋根材を撤去・処分する必要もない為葺き替えよりも安いだけでなく、アスベスト含有屋根材の場合飛散による健康リスクを懸念する心配もありません。
部分葺き替え・全面葺き替え
部分的に破損してしまった、経年劣化が進んでしまった、屋根材自体を変更したい等の場合は部分葺き替え・全面葺き替えになります。この際、やはりアスベスト含有スレートは施工業者が限られる、費用が割高などの注意点があります。また波スレート・折板屋根には下地がなく施工中の降雨・作業の中断等も考えなければなりませんので、日程調整が非常に重要です。但し一度葺き替えればアスベストの心配もなくなり今後のメンテナンスも楽になりますので、まとめてのリフォームがオススメです。
まとめ
倉庫は大規模なものが多い為、メンテナンス・リフォーム時の費用が高くなりがちでなかなか手が出せない、また工事のタイミングを見計らうのも難しい傾向があります。しかし実際に雨漏りを起こしてしまえば保管物だけでなく機材などが被害に見舞われることもあるため、定期的なメンテナンスは欠かせません。倉庫のリフォーム時にチェックすべきは屋根材です。アスベストが含まれているのか、どのような施工方法が最適なのか、またどの程度の費用がかかるのかを確認し、施工方法を検討していく必要があります。最悪の事態を引き起こさない為にも築年数や状態をチェックしながら屋根工事を検討していきましょう。
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記事内に記載されている金額は2021年05月20日時点での費用となります。
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