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横浜市旭区三反田町にてニューコロニアルのスレート屋根を点検しました
アスベスト入りのスレート屋根
横浜市旭区三反田町にお住まいのお客様より、屋根の工事を考えているのでどんな工事が適切か現状をみてアドバイスが欲しいとご相談をいただきました。現場にお伺いすると、屋根材にはクボタ(現:ケイミュー)製のニューコロニアルが使われていました。スレート屋根には昔はアスベストが含まれていることが一般的でしたが、今回のニューコロニアルもアスベスト含有タイプのスレート屋根です。アスベストと聞くと健康被害のイメージが強いですが、スレート屋根に含まれているアスベストはご自身で割ったりしない限りは飛散することはありません。今まで通りお住まいになることに問題はないので、ご安心いただければと思います。
丈夫で長持ちするというメリットもあります
アスベストにはメリットもあります。アスベストは建材を頑丈にするために使われていた材料なので、アスベスト入りのスレート屋根は非常に丈夫で長持ちします。ノンアスベストになった屋根材よりも間違いなく長持ちしますが、屋根の寿命は屋根材というよりもその下に葺かれている防水紙の寿命とイコールになります。20年~30年の節目でカバー工事や葺き替え工事といった全体的な工事を考える時期がきます。葺き替え工事の場合、アスベスト含有タイプはアスベスト処分費が別途発生して高額な工事になりがちなので、屋根材を処分せずに上から新しい屋根を被せるカバー工事をオススメさせていただくことが多くなっています。カバー工事の費用は屋根の大きさや形状で変わってきますが、¥767,800(税込)~ご案内しております。
誤ったメンテナンスにご注意ください
スレート屋根は塗装メンテナンスで美観を保つことが可能ですが、スレート屋根の重なり部分を塗料で埋めてしまう塗装業者さんが多くなっています。この隙間を確保する作業を縁切りと言いますが、縁切り不足は屋根の内部に雨水や湿気が溜まり雨漏りを助長する可能性があります。せっかくメンテナンスしたのにそれが原因で雨漏りということが起きないように、正しい施工方法でメンテナンスをしましょう。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用・手指の消毒を徹底して実施しております。お問合せの際はご安心いただけますと幸いです。
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