屋根に雪止め金具はいらない！？法律上の必要性やメリットを後付け出来る雪止めの種類をご紹介！

　雪止めは読んで字のごとく、屋根に設置する事で「降り積もった雪の落下を止める」役割を担います(#^^#)
　降雪の際に非常に重要な役割を担う一方で、雪がほとんど降らない地域なので設置しなくても良いのでは？という声もお聞きする事があります。

　今回は、雪止め金具のメリット・法律から見る必要性と併せて、後付けできる雪止めの種類をご紹介致します！

雪止めは必要？

　結論として、雪がほとんど降らない地域であっても雪止を設置される事をおすすめいたします！
　以下にその理由をご紹介致しますので、是非ご覧ください(^^)/

雪止めのメリット｜温暖な地域でも設置をおすすめする理由

　冒頭でもお伝えした通り、雪止めは屋根に降り積もった雪が一気に落下してしまう事を防止する役割を担います。
　その為、1年を通して雪がほとんど降らない地域ではあまり必要性を感じないかもしれません。

　しかし、必要性を感じずに雪止めを設置していないという事は、いざ大雪が降った際の備えが出来ていないとも言えます(>_<)

　雨樋へ落雪してしまえばその重みで破損・歪みが生じてしまいますし、カーポートへの落雪はカーポート自体の破損やその下の車へ被害が及ぶ可能性もあります。
　また、ご自宅への被害に限らず、通行人の方にケガをさせてしまう事やご近所様の所有物を壊してしまう事故にも繋がりかねません😰

　１年を通して数回しか雪が降らないかもしれませんが、その少ない降雪により損害が生じてしまう事態を防止できることが雪止めのメリットです！

　特に、最近では温暖な地域である南関東でも大雪が観測されています。
　異常気象とも呼べる天気も増えていますので、雪止めの重要性が増してきていると言えます。

法律から見る雪止めの必要性

　雪止めの設置は法律で義務付けられているわけではありません！
　しかし、民法218条では『土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない』と定められています。

　「雪」は溶ければ「雨水」になりますので、「隣地に雪が注がれる屋根はNG」とも読み取れます。

　ただし、法律を抜きにしてもご自宅の屋根からの落雪によってご近所様にご迷惑をかけてしまう事態やそれによるご近所トラブルは避けたいですよね😥

　上記の様な法律もあると認識された上で、ご近所様にご迷惑をお掛けしない為にも雪止めの設置をご検討されてみてはいかがでしょうか。

後付け出来る雪止めの種類

　一口に雪止めと言っても様々なタイプがあり、それぞれ形状・特徴も変わってきます。
　以下に、詳しくご紹介致します！

◆雪止め金具
　屋根材同士の重なり部分に差し込み、固定するタイプです。
　雪止め金具の中にも、L字型、扇形、羽根型など様々な形状があります。

　　〇対応屋根材
　　　⇒スレート・瓦・金属屋根

◆アングル型雪止め
　長尺で断面がL字形状となっている棒状の金具を斜面方向に垂直に設置するタイプです。

　　〇対応屋根材
　　　⇒金属屋根・スレート

◆金網型（フェンス型）
　屋根面の大部分を覆うように設置する事で、雪との摩擦を大きくして落雪を防止するタイプです。
　軒先にフェンス状・籠状・コイル状のものを追加で設置する事で、さらに雪止め効果を高める場合もあります。

　特に、表面が滑りやすい太陽光パネル設置屋根に導入されるケースが多いです。

　　〇対応屋根材
　　　⇒スレート・瓦・金属屋根

　一般的に使用されることが多く、なじみ深いのは「雪止め金具」だと思います(#^^#)
　ですが、雪止めの種類は屋根の形状や、環境に合わせて選定する事が大切です！

　街の屋根やさんでは、お住まいにマッチした雪止めの種類をご提案させて頂きますのでご安心ください！

雪がほとんど降らない地域でも雪止めの設置がおすすめです！

　お伝えしました通り、雪止めは非常に重要な役割を担っています！
　たとえ年に数回しか雪が降らない地域であっても、その数回の降雪で大きな事故・損害を引き起こさない為に雪止めの設置をおすすめいたします(^^)/

　私達、街の屋根やさんは雪止めの設置工事の施工実績も豊富にございます！
　点検～お見積りの作成まで無料にて実施させて頂きますので、雪止めの設置をご検討されている方がおられましたらお気軽にご相談下さい！