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リフォーム系の詐欺、訪問営業はどう対策する?巧妙な手口や具体的な断り文句を解説!
詐欺被害の現状
詐欺被害の急増と背景
近年、全国的に屋根修理やリフォーム工事に関連する詐欺被害が急増しています。特に地震や台風などの自然災害が発生した後には被害に遭う家屋が増えるため、それを狙った悪質な訪問販売業者の活動が活発化するのです!
2018年には923件だった屋根工事の詐欺被害に関する相談が、2022年には2,885件に達し、約3倍に増加していることが「国民生活センター」のデータからも明らかです。
このような背景には、悪質業者の詐欺の手口がますます巧妙になっていることや、高齢者を狙った詐欺が増えていることが挙げられます😱
高齢者を狙った詐欺の特徴
特に被害が深刻なのは高齢者を狙った詐欺です。
高齢者は若年層に比べて詐欺への警戒心が薄い場合が多く、詐欺業者の巧妙な手口に引っかかりやすい傾向があります。
詐欺業者は、心理的に不安を煽り、緊急性を訴えることで、冷静な判断を鈍らせます!
例えば、「今すぐに屋根を修理しないと大変なことになります」といった言葉で、早急な対応を迫り、契約を急がせることが典型的な手口です。
訪問販売詐欺の手口
詐欺業者の手口は実に巧妙です。代表的な手口をいくつか紹介します。
突然の訪問
詐欺業者は、突然家を訪問して「近くで工事をしていて、お宅の屋根が壊れているのを見かけました」などと言って、点検を提案してきます。これはよくあるパターンで、実際に街の屋根やさんにも「近所で工事している業者から指摘を受けてしまって…」というご相談をよくいただいております😱💦
この手口は、家主が屋根の状態を確認できないことを利用しています。実際に屋根に上らせると、業者は意図的に屋根を破壊し、その写真を見せて修理を迫ることがあります。無暗に屋根に上がらせないようにしましょう!
無料点検の罠
「無料点検」を謳う業者も注意が必要です。無料で点検を行うと言いながら、実際には不必要な修理を勧め、高額な費用を請求することがあります。また、「火災保険で修理費用がまかなえる」と言って、保険金の申請代行を持ちかけ、高額な手数料を請求する場合もあります。
キャンペーン値引きの罠
「キャンペーン中ですので、今なら半額で修理ができます」といった、大幅な値引きを提案する詐欺業者もいます。この手口は、家主の費用を抑えたいという心理を利用しています。
例えば、業者が「通常は160万円の工事費用がかかりますが、今ならモニターに協力していただければ80万円で修理ができます」と言ってくることがあります。これは一見お得な提案に思えますが、実際には元々の見積もりが不当な価格で設定されていることが多いです。つまり、80万円が本来の適正価格であり、160万円という見積もりは家主を騙すためのものなのです!💦
また、大幅な値引きを受けたとしても、手抜き工事をされるリスクがあります。 業者は赤字にならないようにするため、工事の質を落として費用を抑えることがあるのです。
不安を煽る営業トーク
詐欺業者は、不安を煽ることで早急な契約を迫ります。
「このまま放置すると雨漏りがひどくなります」や「早急に対応しないと家全体に被害が広がります」といった言葉で、家主の不安を煽り、冷静な判断を妨げます。
火災保険の悪用
火災保険を悪用する手口もよく見られます。詐欺業者は、「火災保険を使えばリフォーム工事が無料で行えます」と持ちかけ、家主に保険金の申請を促します。
さらに、保険金の申請代行手数料として高額な料金を請求することがあります。しかし、実際に保険金が支払われるかどうかを判断するのは保険会社や保険鑑定人であり、工事を行う業者ではありません。
火災保険は自然災害(強風や雪、雹など)で受けた被害に対する原状回復を目的としたものであり、経年劣化によるリフォームには適用されません。保険金が全額降りる保証もなく、結果として家主は多額の費用を支払うことになってしまいます😖
工事前に修理代金の支払いを迫られる
工事前に代金の支払いを要求してくる業者にも注意が必要です。詐欺業者は、「工事を開始する前に全額を支払ってください」と言って、家主から先に代金を受け取ります。しかし、支払い後に連絡がつかなくなり、持ち逃げされるケースが多発しています。契約前や工事前に代金の全額支払いを要求してくる業者には注意が必要です。
訪問販売業者への対応方法
訪問販売業者に対する基本的な姿勢として、冷静で断固たる態度を保つことが重要です。訪問販売業者が突然家を訪れ、屋根の修理や点検を提案してきた場合、まずは即座に対応せず、一度冷静になって対応策を考えましょう。
先述したように、訪問販売業者は緊急性や不安を煽る手口を使って、契約を急がせることが多です。ここで冷静さを失うことは避けるべきです!
覚えておきたい!具体的な断り文句
問販売業者に対しては、具体的な断り文句を用意しておくことが有効です。以下に、いくつかの例を紹介します。
「うちは結構です」
このシンプルな言葉は、訪問販売業者を断るのに非常に効果的です。短く明確に伝えることで、業者に対して自分の意思をはっきり示すことができます。
「いつも見てもらっている業者がいるので大丈夫です」
身内や友人など、身の回りに信頼できる業者が既にいることを伝えることで、業者の提案を受け入れる余地がないことを明示します。不必要な介入を防ぐことができます。
「家族と相談しますので」
家族と相談することを理由にすることで、即決を避けることができます。家族と話し合う時間を持つことで、冷静に検討する余裕が生まれます。この際、業者が強引に契約を迫ってくる場合は、さらに警戒心強くしたほうがいいでしょう。
「ここは貸家で、私は建物の所有者ではありません」
建物の所有者ではないことを理由にするもので、契約の決定権が自分にないことを伝えます。訪問販売業者は、契約を進めることができないと判断し、引き下がる可能性が高くなります。
強引な業者への対処法
訪問販売業者の中には、強引な手口を使って契約を迫る者もいます。そのような場合には、以下の対処法を活用してください!
名刺をもらい身分を確認する
訪問してきた業者から名刺をもらい、身分を確認しましょう。
名刺に記載された情報が正確であるか、インターネットで会社名を検索して確認することが重要です。不明瞭な情報や怪しい点があれば、その業者との契約は避けるべきでしょう。
絶対に屋根の上には上らせない
訪問販売業者が屋根に上ることを提案してきた場合、絶対に許可しないでください。
屋根に上らせることで、意図的に損傷を作り出し、修理を強要される可能性があります。屋根の状態を確認する場合は、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。
工事が必要なら信頼できる業者で見積もりを取る
もし本当に屋根に問題があると感じた場合は、訪問販売業者に依頼せず、信頼できる業者から見積もりを取ることが大切です。複数の業者に依頼して、相見積もりを取ることで、適正な価格と工事内容を確認できます。
一人で決めず家族や知人に相談する
契約を決定する前に、家族や信頼できる友人、知人に相談しましょう。
一人で決断すると冷静な判断ができないことが多いため、第三者の意見を聞くことで、客観的な視点から検討することができます。
その場で契約をせず時間を置く
訪問販売業者が契約を迫ってきた場合、その場で契約をせず、必ず時間を置いて冷静に考えるようにしましょう。
契約を急がせる業者は信頼性が低いことが多いため、慎重な対応が必要です。
リフォームに関する詐欺に遭わないために
屋根修理詐欺の手口は実に巧妙で、多岐にわたります。
詐欺業者は、家主の不安を煽ることで早急な契約を迫り、不必要な修理や高額な費用を請求します。被害に遭わないためには、業者の手口を理解し、慎重に対応することが重要です。
信頼できる業者を選ぶために、複数の見積もりを取り、契約内容を十分に確認することが必要です。
また、訪問販売業者には即決せず、一人で決断しないことが大切です。万が一詐欺被害に遭ってしまった場合には、クーリング・オフ制度を利用し、警察や消費者センターに相談することで適切な対処を行いましょう!
記事内に記載されている金額は2024年05月16日時点での費用となります。
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