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美観と耐久性を両立!軒天(軒裏)の役割とリフォームのタイミングを解説
家の外観を整える「軒天(軒裏)」は、見た目の美しさだけでなく、建物を雨風から守り、寿命を延ばす役割を果たします。
木材や金属、ケイカル板など、使用される素材によって性能が異なり、それぞれに適したメンテナンスが必要です。
この記事では、軒天の重要性や素材の選び方、定期的な点検とリフォームのタイミングを紹介し、長く住まうための家づくりのヒントをお届けします!
軒天(軒裏)とは何か?
軒天(のきてん)または軒裏(のきうら)とは、建物の外壁から屋根が張り出した部分の裏側にあたる天井部分のことを指します。家の外から見上げると確認できる部分で、主に屋根の先端部分で軒を覆うように設置されています。外観の美しさを保つ役割だけでなく、機能的な面でも非常に重要です。
軒天は、まず建物の美観を整えるために設置されます。
軒裏を覆わないと、建物の骨組みがそのまま見えてしまうため、見た目が損なわれるだけでなく、家全体が未完成な印象になります。軒天材を使うことで、建物のデザインに一体感を持たせ、完成度の高い外観を実現しているんですね!✨
さらに、軒天には建物を保護する役割もあります。
屋根の内部や軒裏が雨や風にさらされないようにすることで、木材の腐食や湿気による劣化を防ぎます。
特に通気性を確保するための穴や換気口が設けられた軒天は、屋根裏や天井部分の湿気を逃がす重要な役割を果たし、建物全体の寿命を延ばす効果があります!
また、耐火性を持つ素材の軒天材を使用することで、火災時の火の広がりを抑える機能もあります。これにより、火災リスクを軽減することができますよ👍✨
軒裏・軒天の素材と種類
軒裏や軒天は、建物の外観や性能に関わる重要な部分であり、使用する素材によって見た目や機能が大きく変わります。
軒天に使用される素材には、主に木材、金属、ケイカル板などがあります。それぞれの素材には特徴とメリット・デメリットがあり、建物のスタイルや耐久性、コストに応じて選ばれますのでご紹介していきます!
木材
木材は、自然な風合いと温かみがあるため、伝統的な和風建築やナチュラルデザインの家に多く使われます。木材の軒天は美観が優れており、経年変化で味わい深くなるのが特徴です。
しかし、湿気やシロアリなどの害虫による影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスや防腐処理が必要です。
金属
アルミやガルバリウム鋼板などの金属製の軒天は、耐久性が高く、防火性にも優れています。錆びにくい素材が使われるため、長期的に維持がしやすいのが特徴です。モダンなデザインに適しており、軽量であることから施工も容易です。
しかし、コストが高めで、場合によっては冷たい印象を与えることがあります。
ケイカル板
ケイ酸カルシウム板(ケイカル板)は、不燃性が高く、耐久性に優れた素材です。火災に強いため、住宅の防火対策として広く使用されています。
軽量で施工しやすく、コストパフォーマンスにも優れているため、近年人気が高まっています。
軒裏・軒天のリフォーム・交換時期の目安とメンテナンス方法
軒裏・軒天は、建物の外観を整えるだけでなく、屋根内部や壁を風雨や紫外線から守る重要な役割を果たします。
しかし、常に外気や湿気にさらされる場所でもあるため、長期間放置すると劣化や損傷が進みます。軒裏・軒天のリフォームや交換が必要になる時期や、劣化を防ぐためのメンテナンス方法について詳しく見ていきましょう!✨
軒裏・軒天の劣化サイン
軒裏や軒天のリフォームや交換が必要かどうかは、以下のような劣化サインが出ていないかを確認することで判断できます。
変色やシミが現れている
軒天に茶色や黒っぽいシミが現れる場合、雨漏りや湿気の影響で軒天材が劣化している可能性があります。このような場合、塗装の再施工や材質自体の交換が必要になることが多いです。
塗装の剥がれやひび割れ
塗装が剥がれたり、ひび割れが発生した場合、下地材への影響が進んでいる可能性があります。特に木材を使用している場合は、早めの補修が必要です。
腐食やカビの発生
湿気がこもりやすい軒天では、カビや腐食が発生しやすくなります。放置しておくと建物全体に影響が広がるため、発見次第、早めに対応しましょう。
軒天材の剥がれや欠損
目に見えて軒天材が剥がれていたり、欠けている場合は、早急な修繕が必要です。特に金属や樹脂製の軒天材の場合でも、部分的な破損は全体の耐久性を損なう原因になります。
リフォーム・交換のタイミング
一般的には、軒裏・軒天の素材や施工環境によって耐用年数が異なりますが、以下のタイミングを目安にリフォームや交換を検討することが推奨されます。
木材(カラーベニヤ・化粧合板)の場合
手頃な価格で軒天(のきてん)の補修を行いたい!というニーズに応え、使われることがあります(新築時には使われません)。経年劣化により接着力が低下し、表面が剥がれることがあり、10年以上経過した場合は塗装ができず、新しい材料で張り替えたり補修したりする必要が出てきます。
リフォームは10年~15年が目安です。湿気やシロアリの影響を受けやすいため、特に定期的なチェックが必要です。
金属(ガルバリウム鋼板、アルミスパン)の場合
屋根や外壁の材料として人気のある軽量な金属系は、木目調の鋼板もあります。既存の軒天を覆う方法で腐食を防ぐことが可能です!
ガルバリウム鋼板やアルミは錆びにくい素材で、塗装回数は少なくて済みますが、錆が発生すると耐久性や美観性が低下します。15~20年ごとに錆止め塗装と仕上げ塗装を行うことで、腐食や穴の発生を防ぐことができます。
ただし、紫外線や潮風の影響を受ける沿岸地域では劣化が早まることがあるため、状況に応じて早めのメンテナンスや交換が必要です。
不燃材(ケイカル板・エクセルボード・フレキシブルボード)の場合
新築やリフォームでよく使われる軒天材は性能とコストのバランスが優れています。ケイカル板は耐火性や防湿性に強みがありますが、水を吸収しやすいため、必ず塗装で保護する必要があります。
一方、フレキシブルボードは強度が高いですが、ケイカル板の2倍近い重さがあるため、下地の強度を事前に確認することが重要です。
20年~30年の耐久性がありますが、不燃素材であるため防火性の観点からも劣化の確認をしっかりと行いましょう!
軒裏(軒天)のメンテナンスも街の屋根やさんにお任せください
軒裏(軒天)は、建物を雨風や紫外線から守る重要な部分です。しかし、経年劣化により塗装の剥がれや腐食、カビの発生などの問題が起こることがあります。こうした劣化を放置すると、家全体の耐久性や美観が損なわれるため、定期的なメンテナンスが必要です。
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記事内に記載されている金額は2024年09月18日時点での費用となります。
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