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アスファルトシングルとは?特徴や剥がれてしまった場合の対処方法まで徹底解説!
「アスファルトシングル」は屋根材にの一種ですが、日本国内ではまだまだ普及していない屋根の素材です。
しかし、アメリカでは「屋根」といえばアスファルトシングルと認識されるほど一般的な屋根材となっており、戸建て住宅の約80%で使われていると言われています!!
今回は、アメリカで非常に高い人気を誇る屋根材「アスファルトシングル」の特徴をはじめ、その劣化症状や剥がれてしまった際の対処方法まで詳しい情報を解説いたします!
アスファルトシングルとは?
アスファルトシングルはガラス繊維を含んだアスファルトを基材とし、表面に細かい天然石を張り付けた構造が特徴的な屋根材です。
軽量で施工性に優れ、シート状で柔軟性があることから複雑な形状の屋根にも対応できるメリットがあります。
また、色のバリエーションが豊かで、デザイン性に優れている事も大きな魅力です!
さらに、大きな特徴と言えるのがその施工性で、屋根材自体が柔らかいことから比較的簡単に切断できます。
その為、シェア率が高いアメリカでは、トラブルが発生したアスファルトシングル屋根をDIYによって修繕・修理する文化が根付いています。
アスファルトシングルのデメリット
アスファルトシングルのデメリットとして挙げられるのが、強風・台風に弱いという点です。
屋根材の固定は接着剤でなされますが、経年によりその粘着力も弱まります(>_<)
固定力が低下したアスファルトシングル屋根材に強風が吹きこむ事で、剥がれ・飛散してしまうリスクがあります。
また、雪止めが後付けできない事も注意点の一つです!
施工後に雪止めが必要と考えても設置する事は出来ませんので、屋根の施工時に併せて設置されることをおすすめいたします!
アスファルトシングルの劣化症状
アスファルトシングルは経年劣化により様々な症状が現れ、主な劣化症状としては塗膜の剥がれ・色あせ・コケや藻の発生・屋根材自体の剥がれや浮きなどがあります。
塗膜の剥がれや色褪せは新築から10年程度経過すると見られる症状で、紫外線や雨の影響で進行します。
塗装メンテナンスは必ず必要という訳ではありませんが、これらの症状は屋根の美観を損いますので必要に応じて塗装メンテナンスを行う事が大切です。
また、特に湿気の多い環境や日当たりの悪い箇所では、コケ・藻が発生しやすいと言う特徴も持っています。
これらは見た目の悪さはもちろんですが、屋根材の劣化を加速させる原因となりますので注意しましょう(>_<)
また、アスファルトシングル自体の剥がれ・浮きは、屋根材を固定する接着剤の劣化や強風による影響で発生します。
その為、勢力が強い台風や強風が過ぎ去った後には、点検を行われる事もおすすめです!
アスファルトシングルが剥がれた際の対処方法
アスファルトシングルの剥がれに対する対処方法は、被害の程度によって異なります!
まず、剥がれの範囲が狭く症状も軽度な場合、部分補修が可能です。
剥がれた部分を清掃し、新しいシングルを接着剤で固定します!
雨漏り被害を気にされる方も多くいらっしゃると思いますが、下地材である防水紙がしっかりと機能していれば直ちに浸水を招くリスクも低いです。
早々に対応してしまいましょう!
ただし、内部の防水紙の劣化が進行している場合や、損傷が広い範囲で発生している場合には屋根カバー工法・屋根葺き替え工事など大規模な屋根改修工事が必要となります!
まずは、信頼できる施工業者・リフォーム会社へ点検を依頼してみましょう。
劣化が進行したアスファルトシングル屋根の現地調査事例
それでは、最後に実際にお客様よりご相談をいただいたアスファルトシングル屋根の現地調査の流れを詳しくご紹介いたします!
今回は「築年数が経ってきて屋根が心配だから調査の必要な見積もりが欲しい」とご連絡をいただき、横浜市西区西戸部町へ調査に伺いました!
それでは早速調査開始です( `ー´)ノ
割れたアスファルトシングル
早速屋根に上って調査をしていきます!
設置されていた屋根は「アスファルトシングル」でした。
アスファルトシングルは、ガラス繊維にコンクリートをしみ込ませたシートの表面に石粒が吹き付けられた屋根材です!
日本でのシェア率は5%ほどとまだまだ認知の引くと言える屋根材ですが、アメリカやカナダなどではシェア率80%越えという驚異的なシェア率を誇っています!
それこそ一昔前のアスファルトシングルは膨れてしまい、風などでちぎれてしまうという事もありましたが現在のアスファルトシングルはとても強固なものに仕上がっております(`・ω・´)
それを証拠にこちらの住宅では40年間も頑張ってくれたそうです!
傷んだ野地板
いくらアスファルトシングル自体が強くても、屋根材の下のルーフィング(防水紙)が切れてしまっていたりすると雨漏りに繋がってしまいます・・・。
一般的な防水紙の耐用年数が約30年と言われていて、経年ごとに徐々に耐久性が低下していくことで雨漏りのリスクは高まってきます(;´Д`)
こちらのお宅では室内に出てくるほどの雨漏りはないそうですが、野地板がフカフカとしてしまうくらいには傷んでいました!
中に水が入ってしまっている可能性が高いですね。
外れた軒天
こちらでは軒天が外れてしまっていました!
軒天の外れは時は内部に水などが入り、劣化などにより起こります・・・。
単純に風などの外的要因によって外れることもあります(`・ω・´)
中に雨水などが入り込んで劣化してしまった場合には内部の下地なども傷んでしまっている可能性が高いため早めのメンテナンスがおすすめです!
今回は調査の結果から、最適な施工方法として屋根葺き替え工事をご提案させて頂きました!
街の屋根やさんではスレート・瓦はもちろん、今回ご紹介をさせていただきたましたアスファルトシングルなど様々な種類の屋根材を取り扱った屋根工事の実績を豊富に持っております!
アスファルトシングルの点検・メンテナンスをご検討されている方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談下さい(^^)/
専門スタッフによる無料診断・お客様のご要望から、最適な施工方法をご提案させて頂きます。
また、今回ご紹介させて頂きました横浜市瀬谷区では、多くのお客様より屋根のお悩み・ご不安事についてご相談頂いております!
上記も、ぜひご覧くださいね😊
記事内に記載されている金額は2024年11月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
横浜市西区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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