HOME > ブログ > アスベスト含有スレート屋根はどうメンテナンスする?コロニアル.....
アスベスト含有スレート屋根はどうメンテナンスする?コロニアル屋根の安全な維持管理方法
横浜市鶴見区では、築20年以上の住宅でアスベストが含まれたスレート屋根の点検依頼が増えています。
アスベスト含有スレートは2004年以前に製造された屋根材に多く使われていますが、正しく扱えば過度に恐れる必要はありません。
しかし、経年劣化が進むと飛散リスクが高まるため、適切なメンテナンスが欠かせません。
今回は、横浜市鶴見区で実際に撮影された点検写真をもとに、アスベスト含有スレート屋根の特徴、劣化症状、そして最適なメンテナンス方法を分かりやすく紹介します。
アスベスト含有スレートとは
アスベスト含有スレートは、セメントとアスベストを混ぜて成型した屋根材です。
高い強度と耐火性を持ち、軽量で施工しやすいことから多くの住宅に使用されてきました。
アスベストは通常、スレート内部に封じ込められているため、健康被害の心配はほぼありません。
しかし、割れ・欠け・大きな劣化が発生した場合はアスベスト繊維が露出する可能性があるため注意が必要です。
アスベスト含有スレートの代表的な劣化症状
アスベストスレートは経年により徐々に吸水し、次のような劣化が見られるようになります。
1 小口(屋根材の端)からの劣化
スレート屋根は小口から劣化が進みやすく、雨水を吸って変形や割れが発生します。
写真のように指で触れるとスレートが柔らかくなっている場合は要注意です。

2 表面塗膜の劣化(チョーキング)
スレート屋根の表面に白い粉が付く現象をチョーキングと呼びます。
これは塗膜が紫外線で劣化し、防水性能が失われているサインです。
小口からの吸水も進むため、早期の塗装が必要です。

3 屋根材の反り・変形
吸水と乾燥を繰り返すことでスレートが波打つように変形します。
反りが大きくなると塗装では改善できません。

4 棟板金の釘浮き
スレート自体の劣化とは別に、棟板金の釘が浮いているケースも多く、強風による飛散の恐れがあります。

これらの劣化症状が見られる場合、アスベスト含有スレート屋根のメンテナンスを検討する必要があります。
アスベスト含有スレート屋根のメンテナンス方法
アスベスト含有スレートは、状態によって適切なメンテナンス方法が変わります。
ここでは主な2つの方法を紹介します。
・カバー工法(重ね葺き)
屋根材の劣化が進んでいる場合に推奨されるのが、既存屋根を撤去せず新しい金属屋根を重ねて施工するカバー工法です。
アスベストを含んだスレートを剥がさないため、飛散リスクが少なく、費用も葺き替えより抑えられます。
横浜市鶴見区の住宅では、ガルバリウム鋼板へのカバー工法が多く選ばれています。
断熱性や耐久性の向上も期待できます。
・葺き替え工事
スレートが割れてボロボロになっている、棟板金が何度も外れているなど、構造的な問題がある場合は葺き替えが必要です。
葺き替えでは既存のアスベストスレートを撤去しますが、この作業は特殊産業廃棄物として適切な処理が義務付けられています。
費用は上がりますが、屋根の寿命を根本から改善できる最も確実な方法です。
点検とメンテナンスは専門業者へ
アスベスト含有スレート屋根は、見た目だけでは劣化の進行度を判断できない場合が多い屋根材です。
街の外壁塗装やさんでは、屋根の状態を細かく点検し、劣化状況に応じた最適なメンテナンスをご提案しています。
アスベストの安全な扱い方や、カバー工法の施工実績も多くありますので安心してお任せいただけます。
まとめ
コロニアル屋根 アスベストを含むスレート屋根は、劣化が進むと割れや小口の劣化が増え、雨漏りの原因になります。
しかし、状態に応じて塗装・カバー工法・葺き替えを適切に選べば、安全に長持ちさせることができます。
横浜市鶴見区でスレート屋根の劣化が気になる方は、街の外壁塗装やさんへお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年12月10日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
横浜市鶴見区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
屋根葺き替えvs屋根カバー!違いを分かりやすく【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
横浜市鶴見区で令和元年房総半島台風・令和元年東日本台風によって被災してしまった方へ
2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。横浜市鶴見区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
このページに関連するコンテンツをご紹介
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
横浜市鶴見区のその他のブログ
横浜市鶴見区のその他の施工事例
屋根葺き替えを行った現場ブログ
屋根葺き替えを行った施工事例
お問い合わせフォーム
点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!
お電話でのお問い合わせは
通話料無料
0120-989-936
8時30分~20時まで受け付け中!



















