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川崎市高津区の点検から屋根塗装と軒天合板の補修をご提案しました
川崎市高津区のお住まいの点検です。屋根と外壁の塗装を考えて点検してほしいとのご依頼でしたが、まずは状態を確認した上で必要な工事をご提案いたします。
屋根に上ってまず目についたのは屋根に生えた苔です。左写真を見ると屋根に緑っぽいものが付着しているのがお分かりいただけるでしょう。これが苔です。苔が生えた部分は水はけが悪くなり、スレートの劣化を早めることになります。軒先付近のスレートには特に沢山の苔が生えています（右写真）。軒先は水分の滞留時間が長いということもあって苔が生えやすいことからこのような状態になっているのです。どちらにしても、苔が生えているということは屋根の防藻効果が失われている証拠です。
左写真は棟板金です。ブラウンで塗装されているようですが、経年によって塗膜が劣化し白っぽくなっています。棟板金を固定している釘に浮きなどはなさそうなので、塗装によるメンテナンスで十分でしょう。
屋根材も変色していることから屋根の塗膜も傷んでいます。苔の発生などを踏まえても屋根塗装を行う時期に来ていることは間違いありません。屋根材自体はまだ持ちますので、このタイミングで塗装しておけば次の塗装時期まで問題なくお過ごしいただけます。
軒天の板が剥がれており、場所によっては大きく穴が空いてしまっています（右写真）。このような箇所は鳥などの小動物が巣を作ってしまうケースがあります。そうなると動物の糞尿などで木部を腐らせ、お住まいを大きく傷めることになりますので、早めに補修しておかなければなりません。大きな穴が空いていますので、新しい合板を張り、その上から塗装を行えば綺麗な状態に戻すことができます。
外壁もだいぶ汚れが付着しておりましたので、屋根塗装に合わせて外壁塗装もご提案いたしました。お住まいをリフォームする場合、できれば屋根・壁と合わせて塗装をすると足場代金も節約でき、後々のメンテナンスもしやすいです。もちろんタイミング的に屋根塗装だけという場合もありますが、外壁はあと数年持つとしてもその数年後に再度足場を仮設して外壁だけ塗装するのは費用的にも時間的にもロスになります。工事を合わせて行うことで、今後のメンテナンス時期もまとまりますので、計画的にお住まいのリフォームを行いやすくなるのです。街の屋根やさんでは工事後は定期点検を行っておりますので、工事の後も安心です。これからお住まいのリフォームをとお考えの方はお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2016年02月10日時点での費用となります。
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