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横浜市西区で屋根葺き替え、瓦棒葺きからガルバリウム鋼板製の立平葺きへ
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
築年数35年
平米数189.6㎡
施工期間5日間
使用材料ガルバリウム鋼板
保証10年


【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
「屋根の錆が酷くなってきたので葺き替えたい」とのご要望により、屋根葺き替え工事を行いました。屋根の勾配が3寸という低勾配な屋根なので、葺き替える屋根材に限りがあります。近年需要の高くなっている屋根材は、3.5寸という勾配以上の傾斜がないと使用できないものが多く、3.5寸より緩い勾配となると途端に使用できる屋根材が限られてしまいます。現実に3.5寸より緩い勾配の屋根は実在する訳で、そんな低勾配な屋根に最適な屋根材・葺き方があります。それがガルバリウム鋼板を使用した立平葺きです。横浜市西区A様のお宅では、傷んだ瓦棒葺きから、低勾配な屋根でも施工可能なガルバリウム鋼板製の立平葺きに葺き替えました。
担当:佐々木
【調査の様子】
横浜市西区A様のお宅に到着し、さっそく屋根に上がってみます。横浜市西区A様のお宅は、屋根が1階と2階にそれぞれある形の建物です。まずは下屋(1階の屋根)から調査を進めます。瓦棒葺きに使用されている板金は塗膜が剥がれており、元は青色だったようですがオレンジ色の部分も多くあります。オレンジ色の部分は錆が発生している部分です。
瓦棒の先端が欠けているところが散見されました。これは出っ張っているところの内部を、雨水が通るようになってしまっている箇所によく見かける現象です。瓦棒葺きにも立平葺きにもあるこの出っ張り部分は、出っ張りを中心に左右両隣にある板金を固定している役割があります。瓦棒屋根の出っ張っているところの内部には、心木という木材が使用されており、雨水が通ってしまうと木材が腐食して板金の固定が緩む原因になります。
2階の屋根は下屋以上に錆が出ている状態でした。眺めているとオレンジ色の印象のほうが強い状態です。棟板金の両端は虫に食われたようにバリバリで、特に出っ張りと出っ張りの間にある平らな部分に錆びが多く出ております。軒先を見てみると、軒先だけ直したようなところがたくさんあります。過去にも屋根が傷んでしまい、補修したことがあるのでしょう。このようなときは、屋根の内部にある木材も傷んでいる可能性がありますので、想定した中でプランを立てる必要があります。
【施工の様子】
葺き替え工事ということで、既存の瓦棒屋根を分解・撤去して平らな状態にしていきます。瓦棒のカッパ部分(木材に被せている部分)や棟板金を外して、木材も取り外していきます。取り外すとカッパとドブ(平らな部分)、棟板金、木材に分けられますので、それぞれに分けて集めてトラックで運んで処分します。
既存の屋根材を分解しながら撤去していくと、黒いシート状のものが見えてきます。これは既存の防水紙です。普段屋根から雨漏りしないのはこの防水紙のおかげと言っても過言ではありません。画像を見ると防水紙が剥がれているところがありますが、葺き替え工事の場合はこの上から新しい野地板を重ね張りして、その上から新しい防水紙も張りますので、施工後の雨漏りの心配はございません。
前述の通り新しい野地板を重ね張りしていきます。野地板に使用する構造用合板は、決まったサイズ(定尺)で納品されます。屋根の形状は建物によってそれぞれ違いますので、屋根面の端にあたる部分や重ね張りしていく途中で、屋根の形状に合うように切断して張っていきます。
新しい野地板が張り終わると、今度は新しい防水紙を張っていきます。防水紙はロール状で納品されますので、横方向にロールを流すように敷いていきます。防水紙は軒先側から棟に向かって順に重ねながら張っていきます。棟の部分も両側から交差させるように張って、棟に切れ目や継ぎ目が来ないように張っていきます。
防水紙を張り終えると、今度は新しい屋根材を取付けていきます。横浜市西区A様のお宅は、ガルバリウム鋼板を使用した嵌合式の立平葺きにします。嵌合式の場合は、出っ張り部分が2重になっており、下ハゼと上ハゼを合わせるようなかたちで固定します。材料は予め屋根の形状や寸法に合わせて加工してから現場に持ってきますので、工場での作業と現場での作業を分けて行うかたちになります。
工場での作業をしっかり行うことで、屋根の上で行う作業がスムーズに進行します。屋根の上で板金を加工することが減ることになりますので、屋根の上では取付けや固定という作業がメインとなり、現場での作業時間や雨に降られるリスクも減ることになります。瓦棒葺きからガルバリウム鋼板製の立平葺きへ葺き替える工事が終わりました。既存の色は青でしたが、今回は黒の屋根です。屋根が変わるだけでも建物の印象はかなり変わります。この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました!!
記事内に記載されている金額は2020年02月18日時点での費用となります。
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