横浜市西区浅間町で屋上の陸屋根をウレタン防水で防水工事しました

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横浜市西区浅間町で屋上の陸屋根をウレタン防水で防水工事しました

更新日:2022年02月18日

【施工前】
施工前の陸屋根

【施工後】
施工後の陸屋根

施工内容防水工事、雨漏り修理

築年数約40年

平米数30㎡

施工期間4日間

使用材料田島ルーフィング GO-JIN

費用詳しくはお問合せください

保証5年

ハウスメーカー地元工務店

足場アイコン3階建て雨漏り修理防水工事

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


 3階の部屋で雨漏りが発生しており、おそらく屋上の陸屋根の防水が傷んでいることが原因だと思うので状態を確認してほしいとお問合せをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。

 屋上を拝見したところ防水に目立った外傷などはありませんでしたが、築年数も40年近く経過していて過去に防水もメンテナンスしたことが無いとのことだったので、全面的に防水工事を行う内容で工事をすることになりました。

 工事着工と共に笠木の板金を撤去したところ、笠木内部に水が入り込んでしまっており、下地の木材もボロボロになっている状態でした。3階の雨漏りもこちらが原因だったと思われます。

 既存が通気緩衝工法のウレタン防水だったので、今回の防水工事は既存の防水層に新しくウレタン防水を密着工法で上乗せする方法で行いました。

 新しい笠木は屋根の軒先で使用する唐草板金というものを両サイドに施工して、上から平らな板金を被せて両端を折り曲げるようにして設置しました。これによって、以前の笠木よりも内部に水が入りにくい造りにしました。

 綺麗な屋上防水に仕上がり、K様にも喜んでいただくことができました。
 3階の部屋で雨漏りが発生しており、おそらく屋上の陸屋根の防水が傷んでいることが原因だと思うので状態を確認してほしいとお問合せをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。

 屋上を拝見したところ防水に目立った外傷などはありませんでしたが、築年数も40年近く経過していて過去に防水もメンテナンスしたことが無いとのことだったので、全面的に防水工事を行う内容で工事をすることになりました。

 工事着工と共に笠木の板金を撤去したところ、笠木内部に水が入り込んでしまっており、下地の木材もボロボロになっている状態でした。3階の雨漏りもこちらが原因だったと思われます。

 既存が通気緩衝工法のウレタン防水だったので、今回の防水工事は既存の防水層に新しくウレタン防水を密着工法で上乗せする方法で行いました。

 新しい笠木は屋根の軒先で使用する唐草板金というものを両サイドに施工して、上から平らな板金を被せて両端を折り曲げるようにして設置しました。これによって、以前の笠木よりも内部に水が入りにくい造りにしました。

 綺麗な屋上防水に仕上がり、K様にも喜んでいただくことができました。


担当:高田


雨漏りを起こした屋上の陸屋根

屋上の陸屋根

 

 横浜市西区浅間町にお住まいのK様より、3階の部屋で雨漏りを起こしているから調査をお願いしたいとご相談をいただいたことが今回の工事のきっかけでした。屋上は陸屋根になっており、既存の防水層はウレタン防水の通気緩衝工法が採用されていました。

 

 通気緩衝工法とは、防水層の下に通気層を設ける工法のことを指します。通気層を設けない密着工法に比べて、内側から上がってくる湿気などを外に逃がすように造られているため、防水層の膨れなどの不具合が起きにくいというメリットがあります。

 

笠木を撤去した見たところ、雨漏りの原因になっていました

笠木取り外し 腐っていた中身

 

 工事開始でまずは防水層の立ち上がり部分に設置された笠木を撤去していきます。既存の笠木は板金をコの字に曲げて上から被せただけの簡易的な造りをしていました。下地として設置した木材に対して、側面から釘打ちで固定されていました。

 

 剥がしてみると、ちょうど雨漏りを起こしていた部屋の真上の笠木の内部が酷く腐っていることがわかりました。あまりにも簡易的な造りをした笠木だったので、築年数の経過とともに内部に水が入るようになり、雨漏りの原因になっていたようです。笠木の下地の木材の下は何も防水施工がされていなかったことも今回の雨漏りの原因になっていることが分かったので、この後のウレタン防水工事では笠木の下地となる部分までウレタン防水を行うことにしました。

 

細かい凹凸などを除去して下地を整えます

清掃 ケレン

 

 笠木を撤去した後の細かい凹凸などを丁寧に撤去していきます。防水層の小さな出っ張りなどもカワスキで整えて、防水層を綺麗に整えていきます。また、今回の工事では先に外壁塗装を行っていたため、高圧洗浄も事前に実施済みです。既存の防水層を綺麗にしてから、新しい防水層を施工していきます。

 

プライマーを塗布します

プライマー プライマー塗布

 

 まず初めにウレタン防水に使う専用のプライマーを塗布していきます。プライマーとは既存の防水と新しく施工する防水との密着性を良くするために塗布する液体です。全体的に塗り進めていき、乾燥したら次の工程に移っていきます。

 

脱気筒、改修ドレンを設置します

脱気筒取付 改修ドレン設置

 

 プライマー乾燥後、既存の脱気筒の付け替えを行いました。脱気筒とは、通気緩衝工法における通気用の煙突です。既存の脱気筒が完全にダメになっているわけではありませんでしたが、古いものをそのまま使っていて中でゴミなどが詰まってしまっていると通気が出来ずに通気緩衝工法の意味がなくなってしまうので、これを機に新しいものに付け替えいたしました。

 

 また、既存の排水口も改修ドレンというものを取付て改修します。排水口周りは特に雨漏りを起こしやすい部分であるため、既存の排水口よりも一回り小さい排水口を被せて設置することにより、雨漏りのリスクを下げることができます。防水の改修工事ではよくセットで行われる内容となっています。

 

入隅のシールをしてから、1層目のウレタン防水をかけていきます

入隅シール ウレタン防水1層目

 

 入隅は特に傷みやすい部分なので、全体的に防水用のコーキングを打ってから、ウレタンを流していきます。今回は田島ルーフィングのGO-JINというウレタン防水材を使いました。GO-JINは正しく材料を混ぜることで鮮やかな青色になるため、正しい調合が行われたかどうかは色を見れば直ぐに判断ができます。

 

 既存の防水層の状態や工法などによって工法を決めていきますが、今回の防水工事は、既存の防水が通気緩衝工法のウレタン防水であったことから、既存の通気層は活かして、上から新しくウレタン防水を行う密着工法で行いました。

 

2層目のウレタン防水をかけます

ウレタン2層目 ウレタン2層目

 

 GO-JINでのウレタン防水は2層目までウレタン防水を行います。1層目のウレタン防水が乾いてからでないと2層目を流すことができないため、翌日まで乾燥を待ってからの施工となります。防水工事の施工中は独特の臭いがするため夏場などは窓を開けないようにご注意願います。

 

トップコートを塗って防水完成です

トップコート トップコート

 

 2層目のウレタン防水が乾燥したら、最後にトップコートを塗っていきます。基本的にウレタン防水やFRP防水、シート防水等ほとんどの防水の弱点は紫外線です。外に施工するものなのに紫外線が弱点とは皮肉なものです。紫外線から防水層を保護するためにトップコートを上から塗っていきます。ここまでくるとよく見る防水層の色になったなと感じます。

 

 よくトップコートを防水工事と勘違いされている方がいらっしゃいますが、先述した通りトップコートはあくまでも保護材ですので、防水効果があるわけではない点をお含みおきいただけますと幸いです。

 

笠木を作っていきます

下地

 

 防水工事が一通り終了したので、続いて笠木を作っていきます。元々の笠木は施工箇所が全く防水されていませんでしたが、今回のウレタン防水で笠木設置部分についても施工を施したので、既に今までよりも防水効果の高い笠木になっています。こちらに元と同じように下地となる木材を打ち付けていき、新しい笠木を付けていきます。

 

 今までと同じようにコの字型の笠木にしてもよかったのですが、今回はより雨水が入りにくい造りにするために屋根の軒先で使う唐草という部材を使うことにしました。右の写真の板金材が唐草です。簡単に言えば軒先に付ける水切り金物です。

 

唐草板金を使った板金笠木

笠木施工 

 

 唐草板金を両端から挟み込むように取り付けて、上から平たい板金を重ねて両端を唐草の先端を掴むように曲げて、唐草同士の重なり部分を覆い隠します。このように施工することで、平板と平板が重なる部分には右の写真のように先にコーキングを打っておき、重なりの隙間から水が内部に入り込まないように工夫しています。単純にコの字の板金を重ねていくよりも、水が入りにくい造りになりました。

 

陸屋根の防水工事完成です

 

 笠木の設置も完了し、奥上陸屋根の防水工事が完成しました。既存の通気緩衝工法は活かして上からウレタン防水をかけることで費用はなるべく抑えたうえで新しい防水層を形成しました。また、笠木の造りをより水が入りにくい造りにすることで、今までよりも雨漏りを起こしにくい造りに仕上がりました。雨漏りも無事に止まって、K様にも喜んでいただくことができました。

 

 私たち街の屋根やさんでは、感染拡大の続く新型コロナウィルスへの感染対策として、マスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただけますと幸いです。

 記事内に記載されている金額は2022年02月18日時点での費用となります。
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