相模原市緑区東橋本で屋根からの雨漏りを修理しました

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相模原市緑区東橋本で屋根からの雨漏りを修理しました

更新日:2022年04月01日

【施工前】
施工前の谷

【施工後】
施工後の谷

施工内容雨樋工事、雨漏り修理

築年数30年以上

平米数4m

施工期間3日間

使用材料ガルバリウム鋼板製棟板金0.35mm厚

費用詳しくはお問合せください

保証保証は付けておりません

ハウスメーカー地元工務店

足場アイコン雨漏り修理

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


 相模原市緑区東橋本にお住まいのW様より、二階の部屋で雨漏りが発生したので調査・修理をお願いしたいとご相談をいただいたことが今回の工事のきっかけでした。

 雨漏り箇所を拝見した後に屋根裏に入らせていただいたとこと、谷といわれる箇所からの雨漏りではないかと見受けられました。屋根に登ってさらに調査したところ、谷板金に穴が空いてしまっていおり、ほぼほぼ谷からの雨漏りで間違いないという状況でした。

 必要最低限の工事をご希望されていたため、谷板金の交換工事をご提案し、工事をさせていただきました。結果的に無事に雨漏りを止めることができ、W様にもとても喜んでいただけました。
 相模原市緑区東橋本にお住まいのW様より、二階の部屋で雨漏りが発生したので調査・修理をお願いしたいとご相談をいただいたことが今回の工事のきっかけでした。

 雨漏り箇所を拝見した後に屋根裏に入らせていただいたとこと、谷といわれる箇所からの雨漏りではないかと見受けられました。屋根に登ってさらに調査したところ、谷板金に穴が空いてしまっていおり、ほぼほぼ谷からの雨漏りで間違いないという状況でした。

 必要最低限の工事をご希望されていたため、谷板金の交換工事をご提案し、工事をさせていただきました。結果的に無事に雨漏りを止めることができ、W様にもとても喜んでいただけました。


担当:高田


2階の部屋で雨漏りが発生してしまった

 

 相模原市緑区東橋本にお住まいのお客様より、急に2階の部屋で雨漏りを起こしてしまったので点検をお願いしたいとお問合せをいただき、現地調査にお伺いいたしました。雨漏りを起こしたお部屋の天井は雨漏りのせいでぶよぶよに膨れてしまっており、化粧ベニヤも剥がれてきてしまっているのがわかります。雨漏りが起きたばかりの状態でこのようになってしまうので、雨漏りを放置することは建物にも良くないということがよくわかります。

 

屋根裏に入って原因箇所を突き止めます

 

 原因箇所の特定のため、押し入れの天井部分に設置された点検口から屋根裏に入らせていただきました。非常に狭い入口でしたが、何とか入ることができて内部の調査が出来ました。雨漏りを起こしていた場所の近くまで進んでいくと、水が染みている箇所がありました。屋根の形状から判断するに、谷と言われる屋根と屋根がVの字で重なる部分からの雨漏りであると判断できました。家の内部に浸水してきたのが最近というだけで、実はずっと屋根裏では雨漏りを起こしていたというケースもよくありますが、今回の場合はまだ雨漏り箇所の木部が綺麗な状態たったので、本当に今回初めて雨漏りを起こしたばかりということがわかります。隠れていた雨漏りの場合だと、腐食がひどくキノコなどが生えているケースもあります。

 

谷板金に穴が空いていました

 

 原因箇所の予測はできたので、次は屋根の上から確認して根本的な原因箇所を突き止めに行きます。屋根に登ってみたところ、谷板金がありました。赤く変色しているのは全て錆でした。谷は屋根に降り注いだ雨が集約されて流れていく場所なので、錆などが生じやすく、雨漏りを起こしやすい箇所でもあります。よく見ていると、谷板金に錆が原因で空いた穴がありました。十中八九この場所が今回の雨漏りの原因箇所だと思われます。

 

谷の近くの棟瓦も傷んでいる状態でした

 

 雨漏りとは関係ないですが谷板金の上に取り付けられた棟瓦の漆喰が傷んでほとんど剥がれ落ちてしまっていました。谷板金の工事をするにはどのみちこの棟も一度解体しなければならないので、併せて工事することになります。

 お客様にご要望をお伺いしたところ、全体的に屋根工事をするよりも、現状で必要な最低限の工事がしたいとのことでしたので、今回は谷板金の交換工事をご提案させていただきました。

 

谷周りを施工しやすいようにしていきます

 

 工事開始です。確度の緩い屋根ではありましたが、屋根の際のところまで行き来しながらの工事となるため足場の設置がどうしても必要になります。谷付近のみに部分的に足場をかける形となりますが、どんなに小規模の足場であっても施工に最低2名、解体に2名が必要で費用は足場だけでも約100,000円近くかかります。作業性の向上ももちろんですが、職人の命を守る役割もあるため、何卒ご理解いただけますと幸いです。

 今回の屋根は瓦屋根でしたが、以前屋根工事をされた際にラバーロックという施工が施されていました。ラバーロックとは左の写真を見てわかる通り、瓦同士をコーキング材で固定してしまう工事なのですが、率直に申し上げて改悪工事です。地震などに強くなるという謳い文句の工事ですが、瓦がまとめて剥がれ落ちやすくなり、瓦のメリットである点検のしやすさも阻害し、水捌けなども悪くします。昔は流行っていたようですが、現在ではほぼほぼ行われない工事です。工事のためにカッターで切り離していきます。

 太陽光パネルも設置されていて、谷に少しだけ絡んでおり工事の邪魔になるため、必要最低限のパネルを一度外しました。簡単に外せる構造のパネルで助かりました。

 

谷周りの瓦を外していきます

 

 谷板金交換という工事ですが、棟板金だけ簡単に工事できるというものではありません。棟板金の上に乗っている瓦を全て剥がして、その先に棟があれば棟も解体しなければ谷板金を剥がすことが出来ません。瓦は葺いていくときにその場所にぴったりはまる様に割ったりして形を整えているので、剥がした瓦を適当に元に戻そうとするとサイズや角度などが合わなくなってしまいます。そのため、剥がした瓦一枚一枚に全て番号を振って、全く同じ場所に元に戻せるようにしていきます。

 

板金を外したところ、原因箇所が出てきました

 

 瓦の取り外しが終わって、ようやく棟板金を剥がすことが出来ました。棟板金の場所以外の防水紙が新しくなっており、お客様にお伺いしたところ2~3年前に瓦を葺き直して防水紙を新しくしたとのことでした。しかしながら、谷板金とその下の防水紙については工事しておらず、今回の雨漏りが起きてしまったとのことです。その時に谷も交換していれば費用ももっと安く仕上がったと思うと心が痛みます。谷が一番雨漏りを起こしやすいところなので、工事の前に谷もやった方がいいですよと提案しなかった業者さんも少しひどいなと思ってしまいます。

 板金を剥がして出てきた防水紙は大きく裂けて穴が空いてしまっており、ここから雨が入っていたんだなということがわかります。

 

新しい防水紙を施工して、板金も新設します

 

 新しい防水紙は田島ルーフィング社製のライナールーフを使いました。30年以上の耐久性を誇る高級防水紙です。谷は一番雨漏りを起こしやすい部分なので、念には念を入れて良いものを使いました。新しい谷板金はガルバリウム鋼板製の谷板金を使います。一昔前まで主流だったトタンに比べて3倍上の耐久性がある錆びにくい金属の板金です。

 

取り合い部分にはコーキングを打ちます

 

 谷板金重ねて施工する箇所にはコーキング材を先打ちして、重なりの隙間から水が入ってこないように処理をします。仕上がってしまえば見えない部分ではありますが、見えない箇所にこそシッカリと工夫を施さなくてはなりません。雨漏りを再発させないためにも、念入りに作業を進めていきます。

 

棟瓦もシルガードで補修しました

 

 傷んでいた棟は一度解体した後、再度取り直しいたしました。漆喰はシルガードという南蛮漆喰を使い、仕上げています。昔は棟と言えば土葺きが主流でした。内部に土を盛って、棟を取り付けたら側面から漆喰で固めるという工法ですが、この工法だど地震などで棟がズレてしまいやすかったりと、耐久性に不安が残ります。南蛮漆喰は盛り土も漆喰も全て一つで役割を担うように出来ており、耐久性も高い製品です。内側まで頑丈に固まるので、丈夫な棟を造ることができ、現在の棟工事の主流となっています。

 

谷板金工事完了です

 

 剥がしていた瓦や太陽光パネルを元通り復旧して、谷板金工事完了です。赤く錆びてしまっていた板金が黒くて綺麗な谷板金に変わりました。その後雨も降りましたが無事に雨漏りが止まりましたとお客様からも喜びのご連絡もいただきました。

 私たち街の屋根やさんでは、感染拡大の続く新型コロナウィルスへの感染対策として、マスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心していただけますと幸いです。

 記事内に記載されている金額は2022年04月01日時点での費用となります。
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