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横浜市港北区高田西で塗装が劣化したアーバニーをエコグラーニでカバー工事しました
【施工前】
【施工後】
築年数約30年
平米数151㎡
施工期間7日間
使用材料エコグラーニ オニキス色
費用詳しくはお問合せください
保証10年
ハウスメーカー地元工務店
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
横浜市港北区高田西にお住まいのT様より、屋根の表面の塗装が剥がれてきているから、状態を確認してどのような工事が最適か提案をしてほしいとお問合せをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
屋根を拝見すると、クボタ(現:ケイミュー)製の「アーバニー」が使われていました。アーバニーは当時のスレート屋根の中で最高級の製品で、独特のデザインが天然スレートを彷彿とさせるデザイン性の高い屋根材です。デザインと機能性はどちらかを取ればどちらかが落ちるとよく言われるのですが、アーバニーはデザインに特化した反面、その形状のせいで割れが生じやすいという弱点があります。
また、今回のアーバニーは以前塗装工事をされていたようですが、アーバニーは塗装をすると膨れや剥がれが生じやすいという特徴もあるため、バリバリと剥がれてしまっている状況でした。そもそも築年数を加味しても塗装ではなく屋根そのものの改修工事が必要な状態だったため、葺き替え工事とカバー工事の双方のご提案をさせていただきました。
結果的にカバー工事をお選びいただき、軽量でメンテナンスフリーが特徴の金属屋根である「エコグラーニ」での工事を行いました。高級感のある屋根というイメージを崩すことなく美しく仕上がった屋根を、T様にも喜んでいただくことができました。
屋根を拝見すると、クボタ(現:ケイミュー)製の「アーバニー」が使われていました。アーバニーは当時のスレート屋根の中で最高級の製品で、独特のデザインが天然スレートを彷彿とさせるデザイン性の高い屋根材です。デザインと機能性はどちらかを取ればどちらかが落ちるとよく言われるのですが、アーバニーはデザインに特化した反面、その形状のせいで割れが生じやすいという弱点があります。
また、今回のアーバニーは以前塗装工事をされていたようですが、アーバニーは塗装をすると膨れや剥がれが生じやすいという特徴もあるため、バリバリと剥がれてしまっている状況でした。そもそも築年数を加味しても塗装ではなく屋根そのものの改修工事が必要な状態だったため、葺き替え工事とカバー工事の双方のご提案をさせていただきました。
結果的にカバー工事をお選びいただき、軽量でメンテナンスフリーが特徴の金属屋根である「エコグラーニ」での工事を行いました。高級感のある屋根というイメージを崩すことなく美しく仕上がった屋根を、T様にも喜んでいただくことができました。
担当:高田
塗装したアーバニーの屋根
横浜市港北区高田西にお住まいのT様より、自宅の屋根が劣化してきているようなので状態を点検して、メンテナンス方法を提案して欲しいとお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。屋根に登って拝見すると、屋根材にはクボタ(現:ケイミュー)製の「アーバニー」という屋根材が使われていました。
アーバニーは当時のスレート屋根の中で最高級の製品で、独特のデザインが天然スレートを彷彿とさせるデザイン性の高い屋根材です。デザインと機能性はどちらかを取ればどちらかが落ちるとよく言われるのですが、アーバニーはデザインに特化した反面、その形状のせいで割れが生じやすいという弱点があります。
塗装が剥がれたアーバニー
アーバニーは塗装が剥がれやすいという特徴もあります。通常のスレートと比べるとスリットが入っている分塗膜が弱くなる箇所が多くできてしまいます。小口の方は縁切りといって塗膜で完全に小口の隙間を覆わないように切れ込みやタスペーサーという隙間を開けるためのプラスチックを差し込んだりしますが、アーバニーでは屋根材の形状のせいで上手く施工することが難しくなります。その結果、塗装による不具合が多くなるため、あまり塗装のメンテナンスに向かない屋根材と言えます。
屋根カバー工事でメンテナンスすることになりました
築年数的にも塗装はオススメできない状態だったので、屋根カバー工事と屋根葺き替え工事の両方でご提案させていただいたところ、屋根材の処分費などがリーズナブルに抑えられるということで、屋根カバー工事を行うこととなりました。屋根カバー工事は既存の屋根材を下地として、その上から新しい屋根を葺く工事です。上から新しい屋根を葺くといっても、雪止めや棟板金などの突起物や板金部分は邪魔になるため、その部分だけ先に処分します。
防水紙を施工します
板金部分の撤去が終わったら、先付けの役物板金を取り付けて防水紙を施工していきます。今回使った防水紙は田島ルーフィング社製のタディスセルフという防水紙です。防水紙には通常のシート上のものと、片面が粘着質なものとの二種類がありますが、タディスセルフは粘着タイプの防水紙です。通常は屋根の野地板という木の板の上に防水紙を敷いてタッカーというホチキスで貼り付けていく防水紙ですが、既存の屋根材が下地となるカバー工事においては、スレートが固いためタッカーが上手く刺さりません。そのため、粘着タイプの防水紙を貼り付けて固定していきます。
屋根材を葺いていきます
防水紙の施工が終わったら、軒先側から屋根材を葺いていきます。今回使った屋根材はディートレーディング社の「エコグラーニ」という屋根材です。色は黒色のオニキスを選びました。エコグラーニは金属屋根の一種で、最近流行のガルバリウム鋼板と亜鉛・シリコンの含有量が0.1%違うジンカリウム鋼板という素材を使った製品です。ガルバリウム鋼板を改良して造られた製品であるため、メーカーさんの実験結果をみるとジンカリウム鋼板の方が耐久性が高いと言われています。
エコグラーニについて
エコグラーニの表面には天然の石粒が吹き付けられており、ザラザラとした仕上がりになっています。このザラザラのおかげで降雪時に雪が滑り落ちないという特徴があり、エコグラーニは雪止めを取り付ける必要がありません。雪止めの施工もそれなりに金額がかかるので、施工費を抑えることができます。表面の石粒は天然石を使っているので、瓦などと同じように色あせることがなく、長期間美観を保つことができ、塗装によるメンテナンスも必要ありません。初期費用こそ高い屋根材ですが、30年ほどの長い期間で考えた場合、メンテナンスが不要で結果的に安くなると言えるでしょう。
エコグラーニは通常の釘留めに加えて小口側を専用のビスで固定していきます(インターロッキング工法)。これにより頑丈に仕上がり台風などの強風にも負けない屋根になります。
棟板金の下地材には樹脂を使います
屋根を葺いていくと棟という部分で屋根材同士がぶつかり、必ず隙間が生じます。そのため、棟板金という板金のカバーを取り付けるのですが、直接屋根に打ち込んでしまうと雨漏りの原因になりかねません。それを回避するために設置の際には貫板という下地の板を取り付けて、その板を覆うように棟板金を取り付け、側面から固定することで雨が入りにくいように工夫します。貫板は基本的に木が使われることが多いですが、木は当然経年と共に腐っていくので、改修工事の際には樹脂製の貫板を使うケースもあります。今回はその樹脂製の貫板を使用して、長持ちする棟に仕上げました。
エコグラーニを使った屋根カバー工事完成
エコグラーニを使った屋根カバー工事が完成しました。元々もアーバニーを使った高級感のある屋根でしたが、エコグラーニは厚みがあり重厚感を感じる作りになるため、高級感も失わずに改修することができました。きれいになった屋根をT様にもとても喜んでいただくことができました。
屋根カバー工事は屋根の形状や大きさによって価格も変わってきますが、60㎡の切妻屋根であれば¥767,800(税込)〜承っております。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策として、マスクの着用や手指の消毒を実施しております。お問い合わせの際にはご安心いただけますと幸いです。
2023年7月6日追記
一年点検にお伺いしてきました
施工から一年が経過したので、一年点検にお伺いしてきました。場合によりますが、今回の点検はドローンを使った空撮点検で実施いたしました。ドローンを使った点検は屋根に登らずに屋根の点検ができるため、できる限り屋根に登らないでほしいというお客様には最適な点検方法かと思います。昔はドローンに対する法整備が進んでおらず比較的簡単に飛ばすことができましたが、現在では操縦士の登録や飛ばす前にドローン情報基盤システム(FISS)への登録が必要になっていたりと縛りが強くなっています。しっかりとルールを守って安全に飛ばすように心がけております。
天窓は残しています
屋根工事の際に気にかけておいた方がよい場所の一つとして天窓が挙げられます。天窓はひと昔前に流行ったイメージがありますが、現在ではあまり新築で取り付けているケースを見かけることは少なくなったように思います。建築基準法では健康的に住む家にするために、床面積の1/3以上の大きさの窓を取り付ける必要がありますが、天窓はひとつ取り付ければその大きさの3倍の面積で窓を取り付けたことにしてよいという特別措置が設けられています。そのため、狭小住宅では明り取りとして重宝して取り付けられていますが、屋根に穴をあけて設置するため当然のように雨漏りを起こしやすいという特徴があり、寿命を迎える20年程の天窓は雨漏りリスクが非常に高い箇所になります。
今後も長くお住まいになるのであれば屋根工事と併せて天窓を交換するか撤去するかを選択したいところですが、意外と天窓絡みの工事は雨仕舞が広範囲に影響するので高額になりがちです。今回は天窓は特に問題を起こしていないので、板金で囲んで雨漏りし難い造りにしたうえで残す方向性としましたが、今後も経過の観察は必要な部分です。
次回は三年目点検となります
一年目点検が無事に完了しました。一年目ということもあって特に問題は見受けられませんでした。今後は隔年点検に移り、3年目、5年目、7年目~という風に定期的に点検を実施いたします。工事をしたら終わりではなく、その先も保証期間満了まで状態を確認させていただきます。もちろん定期点検の期間以外であっても、気になることがあれば遠慮なくお問い合わせをいただければ担当スタッフが状態の確認にお伺いいたします。今後とも末永くよろしくお願いいたします。
屋根のことでお困りごとがあれば、調査・見積を無料で対応しておりますので、なんでもお気軽にお問合せください。
記事内に記載されている金額は2023年07月06日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行ったT様のご感想をご紹介いたします
T様のアンケート
【工事後】

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2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。横浜市港北区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
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