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相模原市緑区小渕にて劣化し汚れた洗濯物干しスペースのポリカ波板に張り替え工事を実施
【施工前】
【施工後】
施工内容 ポリカ波板張替え工事
築年数10年
平米数9.6平米
施工期間1日
使用材料ポリカ波 色:スモークブラウン
費用詳しくはお問合せください
保証3年
ハウスメーカー地元工務店
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
「築10年ほど経過した洗濯物干しスペースの屋根が汚れているので見てほしい」とのご相談を、相模原市緑区小渕のM様よりいただきました。
現地に伺い確認したところ、屋根は新築時に建てたハウスメーカーによるものではなく、後から近所の大工さんに造ってもらったものでした。
しっかりとした洗濯物干しスペースが確保され、勝手口からも出入りできるため、大変重宝されているとのことでした。
しかし、経年により屋根材のポリカ波板に汚れが目立つようになっていました。
ポリカ波板は塗装での美観回復ができないため、汚れの改善には交換が必要です。
幸い、下地や土台はまだしっかりしていたため、今回はポリカ波板の張替え工事をご提案し、ご依頼いただきました。
特徴的なのは、ポリカ波板の内部に雨樋が組み込まれており、屋根材に雨水が落ちるよう穴が設けられていた点です。
一般的には軒先に樋を設置しますが、敷地外への越境を避け、洗濯物干しスペースを敷地内に収めるため、大工さんが工夫して造ったものと考えられます。
今回は下地木材や樋は既存のものを活かし、ポリカ波板のみを交換しました。
樋に雨水がしっかり流れるよう、必要な穴もあらかじめ設けて対応しています。
現地に伺い確認したところ、屋根は新築時に建てたハウスメーカーによるものではなく、後から近所の大工さんに造ってもらったものでした。
しっかりとした洗濯物干しスペースが確保され、勝手口からも出入りできるため、大変重宝されているとのことでした。
しかし、経年により屋根材のポリカ波板に汚れが目立つようになっていました。
ポリカ波板は塗装での美観回復ができないため、汚れの改善には交換が必要です。
幸い、下地や土台はまだしっかりしていたため、今回はポリカ波板の張替え工事をご提案し、ご依頼いただきました。
特徴的なのは、ポリカ波板の内部に雨樋が組み込まれており、屋根材に雨水が落ちるよう穴が設けられていた点です。
一般的には軒先に樋を設置しますが、敷地外への越境を避け、洗濯物干しスペースを敷地内に収めるため、大工さんが工夫して造ったものと考えられます。
今回は下地木材や樋は既存のものを活かし、ポリカ波板のみを交換しました。
樋に雨水がしっかり流れるよう、必要な穴もあらかじめ設けて対応しています。
担当:高田
ポリカ波板の点検調査
こちらは現地調査にお伺いした際の様子です。
外観はまだまだ綺麗なモルタル仕上げで、西側には近所の大工さんが造作したという洗濯物干しスペースがありました。
築約10年とのことで、木材にはわずかな傷みや汚れが見られましたが、しっかりしており、十分に使用できる状態でした。
今回、M様が特に気にされていたのは、このスペースの屋根に使用されているポリカ波板の汚れでした。
勝手口からすぐに利用でき、雨の日でも洗濯物を干せるため大変便利に使われているとのことです。
そのため、毎日目にする屋根の汚れが気になってしまったようです。
また、最近の強風で屋根材や庇に使用されるポリカ板・ポリカ波板が飛散する事例を知っており、その点も懸念されていました。
まず脚立を使って屋根を詳しく確認したところ、珍しい造りになっていることが分かりました。
写真の矢印部分には軒樋が設置されていました。
通常、軒樋は屋根の先端である軒先に取り付けるものですが、M様邸の洗濯物干し小屋では、軒先に取り付けると敷地外に越境してしまいます。
ただし、軒樋を設置した場合でも、雨水が樋に流れ落ちるようにポリカ波板に工夫が必要です。
小屋内部からポリカ波板を確認したところ、軒樋の上に横一列の穴が開けられていました。
この穴から雨水が流れ込み、軒樋が受け止めて竪樋へ落とす構造になっており、非常に考えられた造りになっています。
おそらく、大工さんはこの方法で雨樋を小屋の内側に設置したのだと推測されます。
ポリカ波板を張り替える際、固定方法の確認も必要なため脚立から確認したところ、板は打ち込み式で傘釘により下地木に固定されていることが分かりました。
また、下から見上げると、雨水を流すための穴も確認できました。
穴は谷部分の凹みにあり、直径は約1.5cmほどです。
ポリカ波板を張り替えた後も、同様に穴を設ける必要があることを、事前にお客様へご説明しました。
それでは、施工の様子をご紹介いたします。
ポリカ波板張替え工事の様子
既存のポリカ波板を撤去
今回は一階部分の小屋におけるポリカ波板の張替え工事となるため、梯子を使い、足場を設置せずに施工を行いました。
立地や環境によっては簡易足場が必要となる場合もございますので、その際はご相談ください。
まずはバールを使用して既存のポリカ波板を撤去していきます。
バールで傘釘に打ち込みながら剥がしていくため、板が割れてしまうのではと心配されるかもしれませんが、ポリカ波板は柔軟性があるため、割れることなく傘釘だけが抜け、スムーズに撤去が可能です。
金物に引っ掛けて固定するフックボルトと異なり、傘釘は取り外しや取り付けに手間がかかります。
無理に施工を行うと下地木を傷める可能性もあるため、慎重に、確実に撤去作業を行いました。
こちらは、既存のポリカ波板をすべて撤去した後の様子です。
ポリカ波板で覆われていたとはいえ、垂木や横桟は外部にあるため、湿気や水分を含んで一部に傷みが見受けられました。
汚れは可能な限り落とし、清掃を行いました。また、樋内部もこのタイミングで水を流し、しっかりと清掃しています。
この後は、新しいポリカ波板の取り付け工程に入ります。
ポリカ波板の取り付け作業
新しいパッキン付きの傘釘を多めに用意し、ポリカ波板の取り付け作業を開始しました。
ポリカ波板や鉄板波板にはそれぞれ規格があるため、施工時は一枚一枚、重ね代をしっかりと確保しながら葺いていきます。
また、傘釘をまっすぐに打ち込むために、事前に水糸を張り(写真右)、打ち込み線を確認しておきます。
これにより、傘釘が一直線に並び、美しく仕上がります。
縦葺きの場合は、水下側から取り付けないと雨漏りの原因となるため注意が必要です。
今回は横葺きでの施工のため、重ね代を十分に確保し、端部は山側が来るように処理すれば問題ありません。
雨水を流すための穴あけ作業
ポリカ波板本体の取り付けがすべて完了した後、インパクトドライバーに従来と同じ径のドリルビットを取り付け、雨水を流すための穴あけ作業を行いました。
ポリカ波板の直下にある樋へ雨水がしっかり流れ落ちることが重要であり、この穴が正しく機能しなければ意味がありません。
事前に張っておいた水糸に沿って、時間をかけ丁寧に穴あけを行いました。
ドリルビットは新品を使用しているため、スムーズに穴を開けることができました。
穴あけ作業がすべて完了した後、雨天時を想定してホースで水をかけ、雨水が正しく樋へ流れ落ちるかの試験も行いました。
水上側からかけた水が穴を通り、しっかりと樋へ流れ落ちることを確認でき、一安心です。
ただし、大雨時には穴に入りきらずあふれることもある点はご理解ください。
完工
相模原市緑区小渕のM様邸にて、ポリカ波板の張替え工事が無事竣工いたしました。
今回は、M様の生活に欠かせない洗濯物干しスペースの屋根材が経年劣化していたため、全て張替えさせていただきました。
色も気に入っていただき、下地木や樋も活かしつつ、これまで通り快適にご使用いただける仕上がりとなり、大変ご満足いただけました。
しっかりと固定施工を行いましたので、強風や台風による巻き上げの影響で飛散し、ご近隣に迷惑をかける二次被害も防止できる形になったと考えております。
今回の施工は築10年程ということもあり、ポリカ波板の張替えのみで対応可能でしたが、次回この部分のリフォームをご検討される際には、下地木からの造作が必要になる可能性があります。
この度は弊社をご利用いただき、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2025年10月17日時点での費用となります。
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