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相模原市緑区千木良にて洋風厚型スレート屋根を軽量でおしゃれなディプロマットスターへ葺き替え工事を実施
【施工前】
【施工後】
築年数22年
平米数約130㎡
施工期間4日間
使用材料ディプロマットスター オニキス色
費用詳しくはお問合せください
保証15年間
ハウスメーカーミサワホーム
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
相模原市緑区千木良のS様邸は、某大手住宅メーカーにて建築された築22年目の洋風厚型スレート屋根のお住まいです。
外壁の塗装工事を行っていた際に、屋根材の一部に割れがあることを指摘されたとのことでした。
本来、洋風厚型スレート材は簡単に割れるものではないため、仮設足場の設置時に破損した可能性もあるのではと、塗装業者様に確認されたそうですが、最終的に原因の特定には至らなかったとのことです。
この洋風厚型スレート屋根材はすでに廃盤となっており、割れは1枚のみだったものの、交換用の同製品が入手できないため、S様は屋根の葺き替え工事をご決断されました。
屋根材の選定にあたっては、S様ご自身でも事前にさまざまな情報をお調べになり、「軽量で耐久性の高い鋼板製の屋根材」をご希望されておりました。
また、お住まいの立地が風の影響を受けやすい場所にあることから、「風に強い屋根材」という点も重視されていました。
そこで当社では、ガルバリウム鋼板製の屋根材2種類と、ジンカリウム鋼板に天然石粒を焼き付けたディートレーディング社製「ディプロマットスター」をご提案いたしました。
各製品を比較検討された結果、S様は「長期保証とスタイリッシュなデザイン性」を高く評価され、最終的にディプロマットスターをお選びいただき、葺き替え工事をお任せいただく運びとなりました。
外壁の塗装工事を行っていた際に、屋根材の一部に割れがあることを指摘されたとのことでした。
本来、洋風厚型スレート材は簡単に割れるものではないため、仮設足場の設置時に破損した可能性もあるのではと、塗装業者様に確認されたそうですが、最終的に原因の特定には至らなかったとのことです。
この洋風厚型スレート屋根材はすでに廃盤となっており、割れは1枚のみだったものの、交換用の同製品が入手できないため、S様は屋根の葺き替え工事をご決断されました。
屋根材の選定にあたっては、S様ご自身でも事前にさまざまな情報をお調べになり、「軽量で耐久性の高い鋼板製の屋根材」をご希望されておりました。
また、お住まいの立地が風の影響を受けやすい場所にあることから、「風に強い屋根材」という点も重視されていました。
そこで当社では、ガルバリウム鋼板製の屋根材2種類と、ジンカリウム鋼板に天然石粒を焼き付けたディートレーディング社製「ディプロマットスター」をご提案いたしました。
各製品を比較検討された結果、S様は「長期保証とスタイリッシュなデザイン性」を高く評価され、最終的にディプロマットスターをお選びいただき、葺き替え工事をお任せいただく運びとなりました。
担当:高田
スレート屋根の点検調査
相模原市緑区千木良のS様より「街の屋根やさん」へお問い合わせをいただいたのは、外装工事の最中に屋根の破損が見つかったことがきっかけでした。
S様は外壁の塗装工事を他社様へご依頼されていたのですが、その施工中に「スレート屋根材が割れている」と指摘を受けたそうです。
屋根は洋風厚型スレート仕様で、破損箇所は隅棟付近の一枚とのことでした。
通常、このタイプの屋根材はそう簡単に割れるものではないため、S様は「仮設足場の設置など、工事の過程で破損したのではないか」との疑念をお持ちになったそうです。
最終的に、破損の原因や責任の所在は明確にならなかったものの、S様より「この機会に屋根を葺き替えたい」とのご希望をいただきました。
そこで私たちは、問題箇所以外の屋根材の状態も含め、全体的な調査を実施いたしました。
点検の結果、完全に割れていたのはご指摘の一枚のみで、その他の部分については軽微なヒビが見られる程度でした。
今回はS様より屋根葺き替え工事のご要望をいただいておりましたので、まず天窓の状態を確認いたしました。
今後の経年劣化や漏水リスクを考慮し、交換のご提案も差し上げましたが、同一サイズの天窓が現行品では製造されていないため、既存のものをそのまま活かして葺き替え工事を進めることとなりました。
既存の洋風厚型スレート屋根材は厚みが約30mmありましたので、軒先部分の収まりや仕上がりバランスについても事前にしっかりと確認を行っております。
今回の破損は1枚のみでしたが、すでに屋根材自体が廃盤となっており、住宅メーカーにも在庫がない状況でした。
そのため、部分補修ではなく、屋根全体の葺き替え工事を行うというS様のご判断となりました。
屋根材の候補としてご提案したのはこちらです。
・ガルバリウム鋼板製の横葺き屋根材「ヒランビー」
・同じくガルバリウム鋼板製で断熱性能に優れた「スーパーガルテクト」
・ジンカリウム鋼板に天然石粒を焼き付けた「ディプロマットスター」
上記の3種類です。
それぞれの特徴や性能を比較検討いただいた結果、S様がお選びになったのは、スタイリッシュな質感と製品保証の長さが魅力の「ディプロマットスター」でした。
製品単価としては3種の中で最も高価な部類に入りますが、屋根の勾配条件によっては雪止め金具が不要となるケースもあり、最終的な工事費用を比較すると「スーパーガルテクト」とほぼ同等になることが多い屋根材です。
最終判断の決め手となったのは、やはりその「意匠性」と「高い製品性能」でした。
ディプロマットスターへ葺き替え工事
近隣の方達への挨拶まわり
ご契約を締結させていただき、いよいよ工事の着工となりました。
着工前には、毎回必ずご近隣の皆様へご挨拶を行っております。
突然工事が始まると驚かれる方もいらっしゃいますし、工事中はどうしても作業音や粉塵が発生してしまいます。
そのため、少しでもご理解・ご協力をいただけるよう、事前のご説明とご挨拶を丁寧に行っております。
今回の工事は屋根の葺き替え作業となりますので、特に近隣にお停めのお車には、万が一の汚れや飛散防止のため、養生シートを掛けさせていただき、十分に配慮したうえで作業を進めてまいりました。
メッシュシート設置
工事準備として、まずは一度取り外していたメッシュシートを再び建物全体に張り巡らせていきます。
これは職人の安全を確保するためであると同時に、作業中の埃や屋根材の破片などが周囲に飛散するのを防ぐ重要な工程でもあります。
安全と近隣への配慮を両立させながら、丁寧に準備を進めてまいりました。
既存の屋根材を撤去
屋根葺き替え工事は、まず既存の屋根材を撤去する作業からスタートします。
最初に建物の頂上部である「親棟」から順に解体を進めていきます。
今回の屋根は和瓦のように土や漆喰を使用していない構造のため、撤去時に残土や廃材が大量に発生することはなく、比較的スムーズに解体作業を進めることができました。
S様邸の洋風厚型スレート屋根は、屋根材同士が互いに重なり合う形で施工されています。
さらに、1段ごとに釘でしっかり固定されているため、1段を外す作業は比較的スムーズでも、次の段を取り外す際には釘を抜きながらの作業が必要で、手間がかかります。
この過ごしやすい季節であっても、職人たちは汗をかきながら慎重に作業を進めています。
S様邸の洋風厚型スレート屋根材をすべて取り外し、数枚ずつまとめた状態です。
作業は朝から開始し、約2時間ほどでここまで進めることができました。
ドローンで上空から確認すると、屋根の面積が広いことが一目でわかります。
屋根材を地上へ降ろし積み込み作業
取り外した屋根材を数枚ずつまとめ、地上へ降ろして積み込む作業を進めていきます。
屋根側には昇降機を設置し、職人たちはバケツリレーの要領で屋根材を順に運搬します。
スムーズかつ安全に作業を進めるため、リズムよく手順を行うことが重要な工程です。
瓦桟の撤去作業
屋根材をすべて降ろした後は、屋根面に残った破片や瓦桟に溜まったゴミを丁寧に清掃し、続いて瓦桟を撤去していきます。
S様は野地板の状態を心配されていましたが、確認したところルーフィングに破れや損傷はなく、野地板も十分にしっかりとした状態でした。
その状況を写真とともにS様へご報告し、問題ないことを確認したうえで工事を順調に進めてまいります。
野地板の重ね張り
S様のご希望に沿って、屋根の下地補強として野地板の重ね張りを行います。
使用するのは厚さ12mmの構造用合板で、屋根の耐久性と強度を高める施工です。
野地板の重ね張りによる下地補強が無事に完了しました。
防水紙の敷設
野地板の敷設が完了した後は、新しい防水紙を屋根全体に敷設していきます。
今回使用する防水紙は、改質アスファルトルーフィングの「田島PカラーEX+」という高耐久の製品です。
屋根の面積が広いため、野地板の敷設や防水紙の施工は、実際には屋根を半面ずつに分け、2日間に分けて行っています。
これは、全体を一度に施工してしまった場合に、万が一雨が降ると雨水の影響を受けてしまう可能性があるためです。
屋根材(ディプロマットスター)の敷設
今回の葺き替え工事で使用する屋根材は、ディートレーディング社製の「ディプロマットスター」です。
素材はジンカリウム鋼板で、ガルバリウム鋼板と基本的な特性はほぼ同じですが、その上に天然石粒層が施されています。
この石粒層にはさまざまな役割があり、直射日光を和らげるほか、雨音を拡散して屋内への音の影響を軽減します。
また、石粒の高い摩擦係数と蓄熱性により、雪が大きく滑り落ちる心配もありません。
一般的なガルバリウム鋼板製屋根材では雪止め金具が必須ですが、ディプロマットスターはメーカーの試験でも高い耐滑性能を示しており、S様が重視された耐風性能も十分にクリアしています。
デザイン性だけでなく、機能面でも安心して選べる屋根材です。
一般的なガルバリウム鋼板製屋根の施工と比べて、ディプロマットスターで特徴的なのは「棟の納め方」です。
通常の屋根では貫板を用いますが、この屋根材では捨て板という板金を設置する方法を採用しており、施工手順の一部が異なります。
棟際に取り付けるディプロマットスターを、施工に合わせて切断しています。
一枚の寸法は1350mm×405mmで、働き寸法は1300mm×362mm、重量はわずか2.8kgと非常に軽量です。
㎡換算でも約6kgと軽く、屋根への負担を大幅に軽減できます。
基材にはジンカリウム鋼板を使用しており、厚みは0.39mmで、一般的によく使われるガルバリウム鋼板製屋根材の0.35mmより厚くなっています。
この厚みが耐久性の向上につながり、製品保証の長さにも影響していると考えられます。
私たち「街の屋根やさん」では、屋根材の固定にビスを使用しております。
釘を釘打ち機で打つ施工の方がコストも抑えられ、作業も早く進められることは承知していますが、保持力という点ではビスに勝るものはありません。
この部分は、私たちが特にこだわっている施工ポイントです。
ディプロマットスターを屋根に敷設している作業の様子です。
屋根材の敷設が完了し、最後に棟を納めて葺き替え工事は無事に完了となります。
完工
立体感のあるディプロマットスターは、高級感のある仕上がりが魅力です。
カラーバリエーションは4色展開で、多くの住宅にマッチする色が見つかる屋根材となっています。
製品保証も長く、S様にも安心していただける葺き替え工事となりました。
記事内に記載されている金額は2025年10月23日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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