相模原市中央区小町通にて強風で飛散した棟板金の部分交換工事を実施しました

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相模原市中央区小町通にて強風で飛散した棟板金の部分交換工事を実施しました

更新日:2025年10月24日

【施工前】
棟板金の部分交換工事前

【施工後】
棟板金の部分交換工事後

築年数約30年

平米数隅棟3.5m

施工期間交換施工1日

使用材料ガルバリウム鋼板 樹脂製貫板

費用75,000円

保証お付けしておりません

ハウスメーカーハウスメーカー不明

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


相模原市中央区小町通にお住まいのお客様より、「先日の強風で屋根の一部が剥がれてしまったようだ」とのご相談を頂き、まずは状況確認のため現地調査にお伺いいたしました。
屋根は寄棟形状で構成されており、そのうち一方向の隅棟(すみむね)部分、特に軒先側で棟板金の剥がれが確認されました。
鋼板は台風の影響で大きく変形し、一部は千切れてしまっている状態でした。
このような状況から、強風による明らかな被害と判断され、火災保険を適用して修繕を進めることとなりました。
ただし、火災保険の申請から承認までは一定の日数が必要となるため、お客様から「できるだけ早く直したい」とのご要望を頂きました。
そのため、保険会社の了承を得たうえで、申請手続きと並行して復旧工事を実施。
無事に棟板金の交換・補修を完了し、強風にも安心できる状態へと復旧いたしました。
相模原市中央区小町通にお住まいのお客様より、「先日の強風で屋根の一部が剥がれてしまったようだ」とのご相談を頂き、まずは状況確認のため現地調査にお伺いいたしました。
屋根は寄棟形状で構成されており、そのうち一方向の隅棟(すみむね)部分、特に軒先側で棟板金の剥がれが確認されました。
鋼板は台風の影響で大きく変形し、一部は千切れてしまっている状態でした。
このような状況から、強風による明らかな被害と判断され、火災保険を適用して修繕を進めることとなりました。
ただし、火災保険の申請から承認までは一定の日数が必要となるため、お客様から「できるだけ早く直したい」とのご要望を頂きました。
そのため、保険会社の了承を得たうえで、申請手続きと並行して復旧工事を実施。
無事に棟板金の交換・補修を完了し、強風にも安心できる状態へと復旧いたしました。


担当:高田

棟板金の点検調査

軒先部分から棟板金が捲れるように離脱

こちらは棟板金の状態です。

軒先部分から棟板金が捲れるように、貫板からの離脱症状が見受けられました。

近年は台風の発生に加え、局地的な強風や突風など著しい気象変化が頻繁に発生しており、こうした影響による屋根の棟板金被害のご相談を、多くのお客様より頂戴する状況にございます。

今回のような症状は放置すると風災リスクが高まるため、早めの点検・補修が大切です。

貫板が一部腐蝕

棟包み板金の内側にある貫板は木材製で、今回の調査にて貫板の一部に腐蝕が確認されました。

この腐蝕により、強風時には貫板の強度が十分でなくなる可能性があり、板金の固定力低下が懸念される状況です。

木製貫板は経年劣化や雨水の浸入によって腐蝕が進行しやすく、放置すると風災被害のリスクが高まるため、早期の補修・交換が望ましい状態と言えます。

反対側の棟板金は辛うじて釘が効いている状態

反対側の棟板金については、辛うじて釘が効いている箇所が確認され、現時点では飛散に至る被害は発生していない状況でした。

しかしながら、先端部の釘は既に抜けてしまっており、このまま放置すると、次回の強風時には棟板金が完全に剥がれてしまう可能性が懸念されます。

特に屋根の端部は風の影響を受けやすく、経年劣化や貫板の腐蝕が進行している場合、被害の拡大リスクが高まります。

そのため、早期の補修・交換対応が安全面でも重要と言えます。

棟板金の仮留めを行い一時的に応急処置

棟板金の仮留めを行い応急処置

お客様のご希望も踏まえ、できるだけ速やかに施工の段取りを進めることとなりました。

しかし、施工までの間に屋根の状態を放置することはできませんので、一旦棟板金を仮留めし、応急処置を実施いたしました。

併せて、今回の被害は自然災害によるものですので、火災保険の申請も速やかに行い、保険会社の承諾を得た上で、申請手続きと並行して復旧工事に着手させていただきます。

これにより、お客様に安心してお待ちいただける状態を確保しつつ、迅速な復旧を進めてまいります。

棟板金の部分交換工事

既存の棟板金を撤去

既存棟板金の撤去

既存の棟板金を撤去すると、内側の貫板の様子が確認できましたが、ほぼ全体に黒ずみが見受けられました。

これは、貫板が腐蝕し始めていることを示しており、やはり板金の取り付け強度が弱まっていたことがうかがえます。

腐蝕が進行すると、風圧や経年劣化によって板金の固定力がさらに低下する可能性があるため、早期の貫板交換・棟板金取り付けの補修が必要な状態です。

樹脂製の貫板を取り付け

樹脂製の貫板に交換

次に貫板を取り付けていきます。

今回の棟板金部分交換工事に関しては、今後の被害防止対策も重要であることから、下地材には腐蝕に強い樹脂製の貫板を使用いたします。

樹脂製貫板は木材と異なり、雨水や湿気による腐蝕に強い性質を持つため、耐久性の高い施工が可能です。

そのため、棟板金交換工事において広く使用されている建材であり、今後の強風被害リスクを軽減するためにも適した材料となります。

新しい棟板金を取り付け

新規の棟板金に交換

先端の下側から新たな棟板金を順次取り付け、復旧工事を進めてまいります。

特に隅棟の先端部分にあたる「剣先」と呼ばれる箇所には、予め形状加工された専用の剣先用板金を使用いたします。

この専用板金を用いることで、隅棟の形状に沿った美しい仕上がりと、強風にも耐えられるしっかりとした固定力を確保することが可能です。

継ぎ目の内側のシーリング処理

継ぎ目の内側にシーリング充填

棟板金は、下側から順に重ねて設置していくため、次に取り付ける板金は自然と上側の位置になります。

また、板金同士の重なり部分の内側には、雨水の浸入を防ぐためにシーリングをしっかりと充填し、確実に固定して取り付けを行います。

これにより、強風や雨による影響を最小限に抑え、耐久性の高い仕上がりを実現いたします。

ビス留めして固定

ステンレスビスを使用して固定

棟板金の取り付けには、耐食性に優れたステンレスビスを使用し、しっかりと固定を行いました。

これにより、今回の棟板金部分交換は無事完了いたしました。

しかし、施工を担当した職人より、対面側の棟板金についても取り付け強度が低下している可能性があるとの報告がありました。

そのため、追加で現地確認を行い、必要に応じて補修の判断をさせていただくことといたしました。

反対側(軒先側)の貫板も撤去

軒先側の貫板が腐蝕している状況

棟包みの板金を取り外して確認したところ、案の定、反対側(軒先側)の貫板がかなり腐蝕している状況でした。

幸い、予備の貫板をご用意しておりましたので、こちらの箇所についても新しい貫板に交換して対応いたします。

これにより、取り付け強度の回復とともに、今後の強風や雨水による被害のリスクを軽減することが可能です。

新しい貫板を取り付け棟板金を戻す

樹脂製貫板に交換

貫板については、先ほどと同様に腐蝕に強いプラスチック樹脂製の「タフモック」を使用いたします。

一方、棟板金自体はまだ十分使用できる状態であったため、撤去せずにそのまま元の位置へ戻し、引き続き活用してまいります。

これにより、耐久性を確保しつつ、必要以上の材料交換を避けた効率的な復旧施工となります。

ビスで固定

棟板金を戻して完了

新しいステンレスビスを使用して棟板金を固定し、取り付け強度の強化を行いました。

今回の施工では、剥がれた板金の部分交換に加え、今後の被害防止を目的とした補修対応も実施しております。

これにより、お客様には安心していただける状態で施工を無事完了することができました。

頂上部にシーリング処理を施して完工

頂上部のシーリングで仕上げ作業

頂上部の三つ又部分にはシーリングを充填し、丁寧に仕上げを行いました。

新設した隅棟の板金は若干色味が異なりますが、同系色の材料をご用意しておりますので、大きな違和感なく仕上がっております。

これをもちまして、一連の棟板金復旧工事は完了となります。

なお、今回のお客様の棟板金交換工事の費用の目安は、税込6,600円/m~となっております。

私たち「街の屋根やさん」では、今回のような自然災害による屋根の損壊に対しても、可能な限り迅速かつ丁寧に復旧対応を行っております。

屋根や棟板金のトラブルでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2025年10月24日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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 2023年に、屋根の一部がずれてしまっているとのご相談をいただき、天窓の撤去や太陽光パネルの撤去を含め、エコグラーニを使った屋根カバー工事を行わせていただきました!
 同時に付帯電気工事と、屋根の東側部分のみ雪止めの設置を行いました。

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      棟瓦取り直し,雨樋交換
      築年数
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      使用材料
      シルガード 馬場商店 シビルスケアPC50 パナソニック


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