相模原市中央区相生にて築20年の防水紙が劣化した住宅へ屋根カバー工事を実施しました

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相模原市中央区相生にて築20年の防水紙が劣化した住宅へ屋根カバー工事を実施しました

更新日:2025年11月12日

【施工前】
防水紙が劣化した住宅の屋根

【施工後】
屋根カバー工事後

施工内容屋根カバー工法

築年数25年

平米数104㎡

施工期間6日間

使用材料オークリッジスーパー

費用詳しくはお問合せください

保証10年

足場アイコン屋根カバー工法

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


今回、築25年を迎えたスレート屋根について、お客様から「これまで一度もメンテナンスを行っておらず、かなり劣化が進んでいる」とのご相談を受けたことが施工のきっかけとなりました。
新築時に施工されたスレート屋根は、一般的に約10年ごとに塗装による保護が必要とされる屋根材です。
現地調査の結果、スレート表面には汚れや劣化した塗膜の浮きが見られ、全体的に滑りやすい状態となっていました。
また、日当たりの悪い北面では乾きが遅く、表面にコケが密集して付着している箇所も確認されました。
さらに、防水紙(ルーフィング)の劣化も見受けられたため、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる「屋根カバー工法」を提案し、施工を進める運びとなりました。
今回、築25年を迎えたスレート屋根について、お客様から「これまで一度もメンテナンスを行っておらず、かなり劣化が進んでいる」とのご相談を受けたことが施工のきっかけとなりました。
新築時に施工されたスレート屋根は、一般的に約10年ごとに塗装による保護が必要とされる屋根材です。
現地調査の結果、スレート表面には汚れや劣化した塗膜の浮きが見られ、全体的に滑りやすい状態となっていました。
また、日当たりの悪い北面では乾きが遅く、表面にコケが密集して付着している箇所も確認されました。
さらに、防水紙(ルーフィング)の劣化も見受けられたため、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる「屋根カバー工法」を提案し、施工を進める運びとなりました。


担当:高田

屋根の点検調査

防水紙が劣化した屋根 防水紙が劣化した屋根の状態

築25年が経過したスレート屋根は、これまで一度もメンテナンスを行っていないため、全体的に劣化が進んでいる状態です

新築当初に施工されたスレート屋根は、一般的に約10年ごとに塗装による保護が必要とされる屋根材です。

定期的に塗装を行うことで、紫外線や雨風による表面の劣化を防ぎ、屋根材を長持ちさせることができます。

スレート屋根の表面に汚れや劣化が発生 スレートの表面に塗膜が浮き上がり全体的にツルツルとした状態

スレートの表面には汚れや劣化した塗膜が浮き上がっており、全体的にツルツルとした状態になっています。

長年の経過により撥水性が低下しているため、雨が降るたびに屋根材が水分を吸収し、さらに劣化が進行している状況です。

表面全体にコケが密集して付着した状態 コケが密集した状態の屋根

日当たりの少ない北面では、スレートの乾きが遅くなるため、表面全体にコケが密集して付着しています。

スレートは薄い屋根材のため、撥水性が低下した状態で雨に濡れると、表面だけが先に乾き、反りが生じやすくなります。

塗装工事を行うこと自体は可能ですが、築年数や防水紙の劣化状況を踏まえると、塗装による保護よりも、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねる「屋根カバー工法」のほうが、より適したメンテナンス方法といえます。

屋根カバー工事(工法)

防水紙(ルーフィング)の敷設

防水紙(ルーフィング)の敷設 防水紙(ルーフィング)の敷設する作業工程

屋根カバー工事(工法)の可否は、下地部分に傷みがあるかどうかで判断されます。

今回の調査では、下地の野地板に劣化や損傷は見られなかったため、カバー工法による施工を進めることとなりました。

作業の最初に行うのは、既存のスレート屋根の上に新しい防水紙(ルーフィング)を敷く工程です。

この防水紙の耐用年数はおおよそ20~25年とされており、新しく施工することで、今後もしばらくの間は安心してお使いいただける状態となります。

屋根材「オークリッジスーパー」の敷設

屋根材「オークリッジスーパー」 屋根カバー工法の施工風景

今回の屋根カバー工法で使用する屋根材は、アスファルトシングルの「オークリッジスーパー」です。

ガラス繊維(グラスファイバー)をアスファルトでコーティングし、その表面に石粒を吹き付けた構造になっており、柔軟性に優れているのが特徴です。

複雑な形状の屋根にも対応しやすく、美しい仕上がりが期待できます。

施工の際は、専用の釘と接着剤を用いて固定します。

そのため、「葺く」というよりも「貼る」と表現した方がイメージに近い屋根材です。

足場設置 屋根材を効率良く運搬

足場に設置したウィンチ付きの梯子を使用し、屋根材などの資材を効率良く運搬ししていきます。

防水紙の施工が完了した後は、軒先や屋根の側面にあたるケラバ部分へ板金を取り付けます。

屋根の周囲全体に板金を施したのち、アスファルトシングル材「オークリッジスーパー」を順に葺き上げていく工程へと進みます。

オークリッジスーパーを施工する作業工程 屋根材の葺き作業

オークリッジスーパーの施工方法は、スレートなどの一般的な屋根材と同様に、軒先から順に上方向へ重ねて葺いていく手順で進めます。

専用の釘と接着剤でしっかりと固定し、さらにアスファルト部分が熱によってわずかに溶けることで、接着力が高まる構造になっています。

また、既存の壁際にある水切り板金の内部まで防水紙(ルーフィング)と新しい板金を立ち上げて施工しているため、雨水の侵入を防ぐ十分な防水性が確保されています。

ガルバリウム鋼板製の棟板金 ガルバリウム鋼板製の棟板金を設置

今回、棟の部分には本体と同じアスファルトシングル材ではなく、耐久性に優れたガルバリウム鋼板製の棟板金を採用しました。

また、煙突のように立ち上がった箱状の部分も、周囲を板金でしっかりと囲い込む施工を行っています。

これにより、この箇所から雨水が侵入する心配もありません。

屋根の構造が複雑になるほど雨漏りのリスクは高まりますが、適切な雨仕舞いを施すことで、長期間にわたり安心してお使いいただける仕上がりとなります。

完工

屋根カバー工事が完工した住宅の屋根

築20年以上が経過し、傷みが進んでいたスレート屋根は、アスファルトシングル「オークリッジスーパー」によるカバー工法で施工を行ったことで、見違えるほど鮮やかな印象へと生まれ変わりました。

表面の石粒には濃淡のある色が組み合わされており、美しいグラデーションが生まれ、上品で立体感のある仕上がりとなっています。

屋根カバー工事が終了したお住まいの外観

色あせやコケで覆われていた屋根が、明るく新しい印象へと変わりました。

今回の施工では、野地板に傷みがなかったため、屋根のカバー工法で対応できました。

しかし、経年による劣化で雨漏りが発生したり、湿気で野地板が傷むと、既存の屋根材を剥がして下地を補修したうえで新しい屋根材を施工する「屋根葺き替え工事」が必要になります。

古いスレートにはアスベストが含まれているため、処分費も高額になり、工期や費用も余計にかかることになります。

そのため、問題が大きくなる前に早めの点検を行い、費用を抑えつつ施工できる屋根カバー工法で進めることが、非常に効率的です。

お客様も「いずれ直さなければ」と考えておられたため、施工後の屋根の美しさを大変喜んでいただけました。

 記事内に記載されている金額は2025年11月12日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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屋根カバー工事, 天窓工事, その他の工事

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模原市中央区にお住いのⅠ様
 2023年に、屋根の一部がずれてしまっているとのご相談をいただき、天窓の撤去や太陽光パネルの撤去を含め、エコグラーニを使った屋根カバー工事を行わせていただきました!
 同時に付帯電気工事と、屋根の東側部分のみ雪止めの設置を行いました。

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