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横浜市泉区で外壁からの雨漏り修理と一緒に屋根葺き替え工事
横浜市泉区で雨漏り修理工事をおこなっています。サッシの上から吹き付ける様な雨が降ると雨漏りするという事で、外壁のサイディングを剥がして雨漏りしないように工事をおこないました。
雨漏りしているのは画像の出窓の上からでした。通常の雨では雨漏りしないそうですが、横から吹きつける様な雨の時にはサッシと室内側の枠の間から結構な量が落ちてくるそうです。考えられる場所は3箇所です。サッシ上のサイディングとの取り合い部分と換気フードからの吹き込み、もう一つはサッシの上に茶色い色した幕板との取り合いです。
サッシの上のサイディングに切れ目を入れて剥がしてみます。サイディングをはがすとレンジフードの下地の木が大分傷んでいるのが分かりました。サイディングの裏側には透湿防水シートが貼ってあるので、通常ですと室内に直ぐに雨漏りすることはありませんが、換気フードの枠と透湿防水シートの取り合いに隙間が空いていたのでこの部分からシートの裏側に雨水が回り込んで雨漏りしていたと考えられます。もう一つは、サッシの上とサイディングの取り合い部分がコーキングで完全に塞がれていた事です。建物の造りとしてサイディングの裏側にも雨水が回りますが(その為に透湿防水シートが貼ってあります)、通常はシートの表面を伝わってきてサッシの上に流さなければならないのですが、コーキングがビッシリと打ってある事によって雨水の出口が塞がれてしまい、溜まった雨水が逆流して雨漏りに繋がることがありますので、隙間=塞ぐではなく建物の構造をしっかりと理解した上で適切な施工が必要になります。
今回の雨漏りの原因は外壁の納まりありましたが、屋根のスレートの意味味具合もちょっと気になります。パッと見は問題なさそうですよね。
しかし、見る角度を変えると全体的に反りが出ているのが良くわかると思います。ボールペンの先が入ってしまうくらい反っているのでこのままにしておくと強風で煽られて割れて脱落してしまうかもしれません。この様になる原因は、スレートの撥水性が無くなってしまう事で雨水を吸ってしまう為に乾くときに表面側に引っ張られてしまうのでこの様に反りが出てきます。こうなると反りを元に戻す事は出来ませんので、これ以上の劣化を抑えるしかありません。スレートを見る限りは塗装工事が可能な状態ですが、築20年以上の建物ということなのでスレートの下に敷いてある防水紙の寿命も考えないといけません。防水紙の寿命は20年~25年程と言われていますので、今回塗装工事をおこなっても数年で屋根からも雨漏りしてしまう可能性が出てきます。その点を考えますと、今のタイミングで屋根のカバー工事や葺替え工事などの屋根工事をおこなって、今後20年以上屋根のメンテナンスをしなくても済む様にした方がトータルで考えて建物にも費用面にもメリットが高いと思います。横浜市泉区の建物の様に築20年を超えた建物のメンテナンスは、葺替え工事などの屋根工事も視野に入れてご検討されるのが良いと思います。外壁からの雨漏り修理は完了したので、まずは一安心といったところです。
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