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台風で被害が出る前に建物のメンテナンスをしましょう|横浜市港北区

更新日:2017年10月21日

大型の台風21号が接近していますね。関東地方は22日の夜から23日にかけてがピークの様で、相当な強風が予想されますが、建物にとって台風などの強い風は大敵です。普通の雨であれば雨漏りしなかったところ、強風で吹き付けるような雨の降り方だと雨漏りしてしまったり、屋根の板金が飛んでしまったりといった被害が出てしまいます。定期的に建物のメンテナンスをおこなっていれば未然に防げることも沢山ありますので、早め早めのメンテナンスと補修工事をしていきましょう。

不具合があると被害は甚大です

高台に建っているので風当たりが非常に良い立地です。普段であれば日当たりも風通しも良いので最高の場所に建っていますが、台風などの時は風の影響を受けやすくなります。

先月の台風で飛ばされてしまった棟板金です。近所の方が教えてくれて初めて気づかれたそうです。確かに、普段の生活で屋根の上をマジマジと見ることは無いと思いますので、なかなか気づかない事も多いと思います。結構遠くまで飛ばされてしまった様ですが、回りの何処にも飛んでしまった事による被害は無かったそうです。元々浮いていたりしたからこの様に飛んでしまったと思いますので、不具合があると強風による被害は大きくなってしまいます。

火災保険を有効活用

棟板金は、貫板という板を屋根の上に固定して上から被せます。そして横から釘で固定するのが一般的な施工方法ですが、瞬間的な強風によって釘が刺さった状態で持ち上がって飛んでしまったので、貫板が半分に裂けてしまっていました。

とりあえず風で飛ばない様に仮で戻してありますが、この状態ではまた強風が吹いたら飛んでしまう事になるので、しっかりと直す必要があります。

足場も必要で結構費用が掛かってしまいますが、台風などの被害の場合、火災保険の『風災』が適用されて復旧費用を保険でまかなえる事が出来るかもしれません。火災保険は、強風などによって被害が出た部分を直す為に必要な費用を出してくれます。風災の場合は瞬間最大風速20m以上の風が吹いた事による被害が対象となりますので、台風などが上陸すればこの様な風は吹きますから、気象庁のホームページで確認してみるのも良いと思います。火災保険は車などの保険と違い、使ったとしても保険料が上がったりする事はありませんので、対象になる場合は積極的に活用していく事をお勧めします。

台風が近付いて雨風が強い状態では何も補修工事が出来ませんので、早め早めのメンテナンスで事前に被害の拡大を食い止めましょう!

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 台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。

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