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座間市小松原で令和元年房総半島台風で破損したスレートを、新しいスレートに葺き替えました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
平米数32.6㎡
施工期間7日間
使用材料コロニアルクァツド
費用79.7万円
ハウスメーカーハウスメーカー不明




【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
令和元年房総半島台風は各地で甚大な被害をもたらしました。房総半島と命名されておりますので、千葉県を中心に被害が発生しましたが、神奈川県でも広範囲にわたって被害が発生しました。特に神奈川県の県央部から東部にかけては被害のご相談が多く寄せられました。
県央部に位置する座間市小松原にお住いになられているH様のお宅でも令和元年房総半島台風の被害に遭いました。座間市小松原H様のお宅の屋根はスレートを使用した屋根でしたが、スレートが風に煽られて割れてしまったようです。スレートの上下の重なりには隙間が元々あり、その隙間に風が入り込むと上側のスレートが割れてしまうことがあります。スレート自体が割れない屋根材ではなく割れる屋根材なので、スレートにとって風は天敵です。
また建てられている周囲の環境にも左右されます。座間市小松原H様のお宅は、山の斜面に建てられており、建物3方向に隣接した建物が存在しない環境でした。3方向に隣接した建物が無いと、強い風が吹いたときに直接当たる面が多いため、風の影響を受けやすく被害を受けやすい傾向にあります。斜面に建てられた建物は見晴らしが良く、景色も抜群な環境ではありますが、風や雨の影響も受けやすい傾向があります。
座間市小松原H様のお宅は、火災保険にご加入されており、風害として認定されたため費用は保険で賄うことが出来ました。座間市小松原H様のお宅では破損した箇所のある屋根面のみを部分的に葺き替えて、破損個所の復旧工事を行いました。火災保険を使用しての復旧工事は、原状復旧が前提ですので、既存と同等の屋根材としてケイミューさんのコロニアルクァッド(ボルドーレッド)を使用して復旧いたしました。
新型コロナウイルス(cocid-19)の影響が続いておりますが、引き続き講じた対策をとって参ります。
県央部に位置する座間市小松原にお住いになられているH様のお宅でも令和元年房総半島台風の被害に遭いました。座間市小松原H様のお宅の屋根はスレートを使用した屋根でしたが、スレートが風に煽られて割れてしまったようです。スレートの上下の重なりには隙間が元々あり、その隙間に風が入り込むと上側のスレートが割れてしまうことがあります。スレート自体が割れない屋根材ではなく割れる屋根材なので、スレートにとって風は天敵です。
また建てられている周囲の環境にも左右されます。座間市小松原H様のお宅は、山の斜面に建てられており、建物3方向に隣接した建物が存在しない環境でした。3方向に隣接した建物が無いと、強い風が吹いたときに直接当たる面が多いため、風の影響を受けやすく被害を受けやすい傾向にあります。斜面に建てられた建物は見晴らしが良く、景色も抜群な環境ではありますが、風や雨の影響も受けやすい傾向があります。
座間市小松原H様のお宅は、火災保険にご加入されており、風害として認定されたため費用は保険で賄うことが出来ました。座間市小松原H様のお宅では破損した箇所のある屋根面のみを部分的に葺き替えて、破損個所の復旧工事を行いました。火災保険を使用しての復旧工事は、原状復旧が前提ですので、既存と同等の屋根材としてケイミューさんのコロニアルクァッド(ボルドーレッド)を使用して復旧いたしました。
新型コロナウイルス(cocid-19)の影響が続いておりますが、引き続き講じた対策をとって参ります。
担当:佐々木
【施工の様子】
座間市小松原H様のお宅のスレート屋根は、令和元年房総半島台風の影響によりスレートの一部が破損しました。スレート屋根の構造上、部分的に直すことが難しいため屋根面ごと葺き替えないと復旧することが出来ません。座間市小松原H様のお宅の屋根形状は、片流れと呼ばれるかたちの屋根でした。屋根が一方向に向かって流れているタイプの屋根形状です。面で繋がっている範囲のスレートを撤去して、新しいスレートで葺き直す必要がありました。
【既存のスレートを撤去】
まずは一番高い位置にある棟板金を取り外してから、高い位置から低い位置に向かって既存のスレートを取り外していきます。赤色が座間市小松原H様のお宅で使用されている既存のスレートです。黄土色に見えるのが既存のルーフィング(防水紙)です。
葺き替え工事では、スレート屋根に限らず既存の屋根材を取り外しますので、屋根面が一度ルーフィング(防水紙)だけの状態になります。スレートとスレートが重なりあっている部分には、ホコリやゴミが詰まっておりますので、清掃をしてから次の工程に移ります。
【ルーフィング(防水紙)を敷設】
既存のスレートを取り外して屋根面がルーフィング(防水紙)だけの状態になった後は、新しいルーフィング(防水紙)を敷設していきます。ロール状に梱包されているルーフィングを横方向に流すように敷いていきます。軒先側(低い位置)から棟側(高い位置)に向かって敷設していきます。
ルーフィング(防水紙)は必ず重ねながら流していきます。屋根材が雨漏りを防いでいるとお思いの方も多いとは思いますが、実はこのルーフィング(防水紙)が雨漏りを防いでいるのです。
ルーフィング(防水紙)は別名下葺き材とも呼ばれており、屋根材の下には必ずと言って良いほどこのルーフィング(防水紙)が敷設されてあります。今回、座間市小松原H様のお宅の屋根葺き替え工事で使用した下葺き材は、田島ルーフィングさんのPカラーEX+と呼ばれる下葺き材です。改質アスファルトと合成繊維不織布を重ねて造られており、破れにくい改質アスファルトルーフィングです。
【ケラバと雨押え】
ルーフィング(防水紙)の敷設が終わると、役物と呼ばれる屋根に必要な部材を取り付けていきます。屋根材を葺く前に取り付ける役物と屋根材を葺いた後に取り付ける役物があり、ケラバに取り付ける水切りは屋根材を葺く前に取り付けます。壁際に必要な雨押えは、屋根材を葺いた後に取り付けますが、雨押えに下にルーフィング(防水紙)が入り込むように、壁際に差し掛かったルーフィング(防水紙)は、長めに余裕をもって残しておきます。座間市小松原H様のお宅で使用した役物は、ケラバ、雨押え、棟です。
【新しいスレート取付け】
ルーフィング(防水紙)とケラバの水切りを取り付けると、新しいスレートを取り付けていきます。使用したのは既存のスレートと同等品であるケイミューさんのコロニアルクァッドです。色は既存の色に一番近い近似色としてボルドーレッドを使用しました。
スレートを取り付けるのも、ルーフィング(防水紙)と同じように軒先側(低い位置)から棟側(高い位置)に向かって取り付けていきます。1枚1枚横方向に取り付けながら移動していきます。
コロニアルクァッド(ボルドーレッド)を屋根面に取付け終わると、壁際と棟に役物を取り付けていきます。壁際の水切りは雨押えと呼ばれ、棟に使用する役物は棟板金と呼びます。スレート屋根に使用する役物は、板金で作られているものが多く、板金の材質はガルバリウム鋼板が主流です。
座間市小松原H様のお宅の葺き替え工事でも、役物にはガルバリウム鋼板製の板金を使用いたしました。色はコロニアルクァッドのボルドーレッドに近い色として赤系に色を使用いたしました。
【完成】
令和元年房総半島台風で破損した、座間市小松原H様のお宅のスレートを部分的に葺き替えた復旧工事が完成いたしました。一部高さの違う屋根面もあり、その屋根面は今回の葺き替え工事では対象外でしたが、その周りに雨押えが必要であり、微妙な高さの立上りが存在しておりましたので、念のため立上り部分もガルバリウム鋼板の平板でカバーして納めました。
座間市小松原H様のお宅は火災保険にご加入されていたこともあり、費用の負担も非常に少なく、補修ではなくしっかりとした復旧工事を行うことが出来ました。近年の台風は非常に勢力・威力の強いことが多く、毎年のように建物に襲い掛かってきます。特にここ2年間では、普段飛ばないような屋根の部材までもが飛ばされて被害を受けております。みなさんも今後の台風にくれぐれも気を付けましょう。
記事内に記載されている金額は2020年07月17日時点での費用となります。
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