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川崎市高津区梶ケ谷にて築20年以上経過した賃貸マンションの庇ポリカが強風の影響で一枚飛散、今後を見据え全面交換工事を実施致しました
【施工前】
【施工後】
施工内容庇工事
築年数25年
平米数計56枚
施工期間3日間
使用材料ポリカーボネート 厚さ2mm
ハウスメーカー地元工務店






【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
先日の強風で庇の屋根材一枚飛んでしまった。今まで一度もメンテナンスをしたことがなかったので、今後他の部位も飛散してしまうか心配なので交換する為の調査を含めて一度建物全体の庇の点検をしてほしいと、川崎市高津区梶ケ谷にある賃貸マンションオーナーであるA様より街の屋根やさんへご相談を頂きました。
マンションは築20年以上経過しており、屋上防水はしているがそれ以外はメンテナンスをされていらっしゃらないとの事でした。今回調査をさせて頂きました物件は廊下側とベランダ側にそれぞれ庇が設けられており、今回はベランダ側の庇の屋根材が一枚飛散しているとの事で、調査をする為に事前に入居者様との日程調整も必要な状態でした。無事に調整もついた為、現地調査に伺わせて頂きました。
ベランダへ出ますと、一番端の部分のみ屋根材が飛散しておりました。交換するにあたり、採寸をしポリカを抑えている役物に異常がないかの確認も行った所、飛散してはしまいましたが、その影響はポリカを押さえている役物にはなかった為、採寸したサイズに加工したポリカを現地に持ってきて加工すれば取付は可能な状態でした。ただ、オーナー様が気にされていた他の飛散していない部分のポリカを見てみると、経年劣化で汚れが蓄積されてしまっていたり、手の届く範囲で触れてみるとガタついてしまう所もあった為に、調査後のご報告をしている時に飛散した部分のみの交換のお見積りの他、全て交換するお見積りの作成のお話も出た為に両方作成しご検討頂いた結果、今後の事も見据えて今回は全面交換の工事を行う運びとなりました。
工事をするにあたり、一階にはテナント様が入っていらっしゃり、車の出入りが出来なくなる旨を伝えたりなどの事前打ち合わせが何度もありましたが、無事に工事着工となりました。それでは施工の様子をご覧ください。
新型コロナウィルス感染拡大防止のために街の屋根やさんではソーシャルディスタンスやこまめな消毒を実施し、安心してお客様が調査や工事のご用命を頂ける環境を整えております。
マンションは築20年以上経過しており、屋上防水はしているがそれ以外はメンテナンスをされていらっしゃらないとの事でした。今回調査をさせて頂きました物件は廊下側とベランダ側にそれぞれ庇が設けられており、今回はベランダ側の庇の屋根材が一枚飛散しているとの事で、調査をする為に事前に入居者様との日程調整も必要な状態でした。無事に調整もついた為、現地調査に伺わせて頂きました。
ベランダへ出ますと、一番端の部分のみ屋根材が飛散しておりました。交換するにあたり、採寸をしポリカを抑えている役物に異常がないかの確認も行った所、飛散してはしまいましたが、その影響はポリカを押さえている役物にはなかった為、採寸したサイズに加工したポリカを現地に持ってきて加工すれば取付は可能な状態でした。ただ、オーナー様が気にされていた他の飛散していない部分のポリカを見てみると、経年劣化で汚れが蓄積されてしまっていたり、手の届く範囲で触れてみるとガタついてしまう所もあった為に、調査後のご報告をしている時に飛散した部分のみの交換のお見積りの他、全て交換するお見積りの作成のお話も出た為に両方作成しご検討頂いた結果、今後の事も見据えて今回は全面交換の工事を行う運びとなりました。
工事をするにあたり、一階にはテナント様が入っていらっしゃり、車の出入りが出来なくなる旨を伝えたりなどの事前打ち合わせが何度もありましたが、無事に工事着工となりました。それでは施工の様子をご覧ください。
新型コロナウィルス感染拡大防止のために街の屋根やさんではソーシャルディスタンスやこまめな消毒を実施し、安心してお客様が調査や工事のご用命を頂ける環境を整えております。
担当:新海
【現地調査時の様子】
現地調査にお伺いした時の様子です。お客様より、地上から見あがるとすぐ分かる位置の屋根材が飛んでしまっているとの事で、実際に見てみる事に致しました。
確かに、庇が設けられているベランダ側の一番端の一枚、アクリルかポリカの板が強風の影響で飛散してしまっているようです。この日は入居者様と日程調整させて頂き室内へ入らせて頂く事ができましたので、脚立をもって調査を致しました。
下から見る限りは庇自体は歪みもなく、問題ない様に見えます。外壁に取り付けられている箇所から軒部分へとアール屋根の様に曲げ加工が施されている部分の先端を見てみます。
飛散したポリカ板を押さえる役物自体に破損や歪みもなく、新しく採寸したポリカを持ってくればそのままこの部分のみの修繕が可能な状態と分かりました。しかし、今回は飛散した以外の箇所も出来る限り見てほしいとの事でしたので調査をしてみる事に致します。
その前にまずは飛散したパネルの長さや幅を調べるべくスケールを残っているポリカ部分の押さえ役物の芯と芯の距離を測ります。その際に目に入ったのは経年で汚れが蓄積されて半透明だったはずのポリカが茶色くそまっているように見えてしまっている既存ポリカの様子です。脚立にのり上から庇を見ているとその経年での劣化具合が良く分かります。手の届く範囲で色々とフレームや役物を触れているとガタつくところが多くあることが分かりました。
入居者様に調査のご協力のお礼をした後、廊下に出てもう一度廊下側の庇も見てみると、同じく経年での汚れや雨垂れがポリカに残っているが分かります。しかし、こちら側は北側で紫外線の影響も少ないのかベランダ側に比べれば綺麗に見えます。
また、ポリカを飛散させた強風時からなのかは分かり兼ねますが、廊下側の庇の支柱がALC外壁にアンカープラグを打った後にビス止めされていましが、それが外れている支柱が両端の2本に見受けられました。このようになっている箇所を見てしまうと、ポリカが飛散してしまうのも納得してしまう部分もあります。今回はこの部分も補修して全体の庇のポリカ交換工事を行う運びとなっております。
【施工の様子】
それでは施工の様子です。まずは一番端から既存のポリカを撤去していきます。金物を押さえ役物とポリカの間に滑り込ませるようにさしこんでいき、片手で役物をゆっくりと持ち上げていき、役物を全て外していきます。上からの圧がなくなりポリカが簡単に外せるようにした後、フレームが歪まないように気を付けながらこの作業を繰り返しポリカを全て撤去致します。
もちろん、着工後にこの押さえ役物が傷んでいる可能性もある為に、事前にオーナー様には着工後に役物が再利用できなく追加工事が出る可能性もお伝えしておきます。
その後、現地調査時に採寸しておき予め加工しておいたポリカを取り付けます。外して取り付ける際に分かるのですが、やはり強風や地震などで建物が揺れたりなどの影響を長い間受け続けている事もあり庇自体にも若干歪みがありピッタリと納まる箇所もあれば、再度現地にてポリカを加工しないと納まらない箇所もあり、予定よりも若干工事日数はかかってしまいました。
新しいポリカを差し込んだ後は一度外しておいた押さえ役物を上から押さえつけるようにはめていきます。
アール状になっている箇所も含めて念のために全ての箇所にハンマーを軽くコンコンと叩きながら納めていきます。勢いをつけすぎてもいくら頑丈なポリカと言えども割れてしまう事も考えられるため、慎重に工事を進めていきます。足場もあるとはいえ、三階建てで風も吹きますので工事は安全を確保し、施工品質も落とさないように現場管理をしていかねばなりません。
綺麗にグレースモークのポリカが取り付けられていきます。
端から撤去し始めて、新しいポリカを取り付けていきある程度仕上がってきたときの様子です。経年での汚れが目立った今までのポリカとは違い、綺麗に輝いて見えるポリカが晴れ間に映えていますね。この日は施工する予定でしたが、午前中に急な雨が降り始めてしまいましたので午後に現場確認も含めて仕上がりと進捗の確認です。
【既存パネルと新しく交換したパネルを比較してみた様子】
途中、廊下側の交換前と交換後のポリカの違いがハッキリと分かる部分を見上げて撮影したところです。足場の単管パイプもはっきりと見えない程汚れてしまっていたポリカが、くっきりと雲の流れる様子も分かるほどの新しいポリカの違いが誰が見てもお分かりいただけると思います。お住まいになり続けていると経年での劣化や汚れにも慣れてしまいますが、このように交換工事をして比較をしてみると驚くほど違いがある事に気付きます。
こちらは調査時に見させて頂きました飛散した箇所があるベランダ側の交換工事が終わり比較の為に前後を撮影した所です。幸い庇のフレームの歪みや押さえ役物も酷く傷んでいる所はなく綺麗に納まりました。もし異常があった場合、こちらの庇は現在取寄せができないどこのメーカーかもわからない物でしたので、特注してこの現場なりのものを作成しなければなりませんでしたが、杞憂に終わり一安心です。
こちらは廊下側です。見上げてみると施工前と施工後で違いがハッキリと分かります。お住まいになられている入居者様とたまにお話する機会がございましたが、廊下が明るく感じると笑顔になられていらっしゃいました。確かに、見違えるようになっています。
ちなみにポリカーボネートは製品自体とても優れており似たようなものと比較しますと、例えばポリカーボネートと似ているここ一年あまりの間にコロナ禍で急激に需要が高まってしまっているアクリル板と比べると透明性は劣りますが、耐熱性は若干上になります。また、耐衝撃性に優れる事や難燃性でもあるポリカーボネートは近年多く使われるようになってきました。
最後に庇が雨を受けた際に流す蛇腹が経年で切れてしまっている箇所がほとんどであった為に、全ての箇所で交換を実施致しました。庇に新しくSUSビスで固定し、排水管に差し込んでおきます。こちらは割と簡単に交換が可能な為、あまりにも劣化が進んでしまっている場合は交換工事をしておくことをお勧め致します。
また、強風でアンカーが外壁から飛び出てしまっている部分も、穴埋め後に再度下穴を開けた後にアンカーを打ち込み、再度ビス止めを行い動かないようにしっかりと支柱を固定し直しました。外壁自体に大きな破損がなかった為可能でしたが、外壁が破損してしまっている場合はさらに予算をかけなければいけなかった為、こちらは不幸中の幸いでした。
【庇ポリカ交換工事竣工】
川崎市高津区梶ケ谷にてA様が主有するマンションの庇ポリカーボネート板交換工事が無事に竣工となりました。お住まいになられている入居者様にも声をかけていただけるほど綺麗に仕上がった様子です。こちら側と反対側のベランダ側も全てのポリカーボネートを交換しており、合計56枚の交換となりました。
幸いな事にポリカーボネートを押さえる役物が全て再利用できどこも傷んでいなかった事、壁際の取付も問題なかった事で追加工事も出ませんでした。強風や台風で歪んだ庇やカーポートは稀にフレームが歪んでまともに納まらない事もある為に安心しました。
こちらは足場解体となり、ドローンにて全体を撮影した様子です。施工中に足場の上から撮影した物と比べると一目で交換した事が確認でき、とてもわかりやすいとドローン撮影の写真には、どのお客様にも大変好評で喜ばれております。
この度はご利用頂きまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2021年04月12日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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