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横浜市金沢区西柴にてセキスイハウスで建てられた築20年以上経過したスレート屋根、スーパーガルテクト(Sシェイドブルー)にてカバー工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法、雪止め設置
築年数25年
平米数63.6平米
施工期間2日(足場仮設除く)
使用材料IG工業 スーパーガルテクト 色:Sシェイドブルー
費用129.1万円
保証8年
ハウスメーカー積水ハウス


【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
遠目から自宅屋根を見てみると、ずいぶん色が変わってしまっていると心配になったことがきっかけで、横浜市金沢区西柴にお住まいのT様より、街の屋根やさんへ屋根点検調査のご相談がございました。
お話をお伺いしますと、T様邸は築20年程経過しており今まで一度も屋根や外壁などの外装のメンテナンスをされた事がなかったそうです。積水ハウスのお住まいで定期的にリフォームの提案をされてきたようなのですが、思っていたよりも金額がかかると毎回先延ばしてきてしまった、という事でした。ですので今回は築も20年を超えて来るし雨漏りしては大変と心配されていらっしゃいました。
現地調査にお伺いし、まずは街の屋根やさんではおなじみのドローンを使用し屋根全体の状態を把握してみます。もともとはもっと色濃かったであろう黒っぽいスレート屋根が、経年による紫外線や風雨などの外的要因により苔や黒カビの繁殖が進んでいるように見えました。実際に屋根に上がって細かく見ていきますと、スレート同士が重なる端部が白く変色しまっている箇所が屋根全体に見受けられました。経年劣化で起こる棟板金の劣化や毛細管現象でスレート屋根は裏側に雨水が回るようになっています。それを逃がすために端部は元々隙間ができるようになっておりますが、そこが変色しているという事は雨水をスレート自体が吸い込みすぎて傷んでいる証拠です。築年数も考えますと、今回は塗装でのメンテナンスではなく屋根工事が必要な状態でした。
幸いにも屋根上を移動している感じでは沈み込むような、雨漏りしている建物特有な感覚はありませんでしたので、調査が終わってからのお打合せの結果にて既存のスレートの上に軽量な金属屋根を被せる屋根カバー工事をご提案させて頂き、ご用命頂きました。
未だいつ納まるか先が見えないコロナ禍にありますが、街の屋根やさんでは引き続きマスクの着用や、ソーシャルディスタンス、こまめな消毒を実施し現地対応にあたらせて頂いており、安心して調査や工事のご用命を頂けるよう努めております。
お話をお伺いしますと、T様邸は築20年程経過しており今まで一度も屋根や外壁などの外装のメンテナンスをされた事がなかったそうです。積水ハウスのお住まいで定期的にリフォームの提案をされてきたようなのですが、思っていたよりも金額がかかると毎回先延ばしてきてしまった、という事でした。ですので今回は築も20年を超えて来るし雨漏りしては大変と心配されていらっしゃいました。
現地調査にお伺いし、まずは街の屋根やさんではおなじみのドローンを使用し屋根全体の状態を把握してみます。もともとはもっと色濃かったであろう黒っぽいスレート屋根が、経年による紫外線や風雨などの外的要因により苔や黒カビの繁殖が進んでいるように見えました。実際に屋根に上がって細かく見ていきますと、スレート同士が重なる端部が白く変色しまっている箇所が屋根全体に見受けられました。経年劣化で起こる棟板金の劣化や毛細管現象でスレート屋根は裏側に雨水が回るようになっています。それを逃がすために端部は元々隙間ができるようになっておりますが、そこが変色しているという事は雨水をスレート自体が吸い込みすぎて傷んでいる証拠です。築年数も考えますと、今回は塗装でのメンテナンスではなく屋根工事が必要な状態でした。
幸いにも屋根上を移動している感じでは沈み込むような、雨漏りしている建物特有な感覚はありませんでしたので、調査が終わってからのお打合せの結果にて既存のスレートの上に軽量な金属屋根を被せる屋根カバー工事をご提案させて頂き、ご用命頂きました。
未だいつ納まるか先が見えないコロナ禍にありますが、街の屋根やさんでは引き続きマスクの着用や、ソーシャルディスタンス、こまめな消毒を実施し現地対応にあたらせて頂いており、安心して調査や工事のご用命を頂けるよう努めております。
担当:新海
【現地調査時の屋根の様子】
まずは現地調査にお伺いした時の様子からご紹介いたします。街の屋根やさんではおなじみとなった「ドローン」を使用しまずは屋根全体の状態を把握してみました。今回は調査時に強風もなかったために、ドローンを使用する事ができました。こうやって見てみますと屋根に上がっての調査だけよりも、屋根の状態を把握しやすいのが一目瞭然です。
手前側が一般的に日当たりが悪い影響で傷みやすい北面になりますが、ドローンで見ている限りは全体的に退色が進んでおり、北面がというよりも全体的に劣化が進行しスレート屋根が築年数なりに傷んでしまっているように感じました。それでは実際に屋根に上がり細かく調査を続けます。
屋根に上がって見て全体を見渡しはっきりとわかりましたのが、写真の矢印の部分の白く変色している所です。こちらは軒先から棟と屋根の低い方から高い方へと葺かれているスレート屋根の端部と呼び、経年劣化で出来る棟板金の継ぎ目や釘が浮いている箇所や毛細管現象により、屋根裏に回る雨水の逃げ道として隙間が設けられるようになっております。スレート屋根を塗装でメンテナンスをする際も、必ず縁切り作業を行い雨水が屋根裏で滞留し雨漏りに繋がらないように施工をする箇所となります。
こちらが屋根全体のどこを見ても白く変色している事が確認できました。これは端部が雨水を吸ってしまってスレート自体が傷んでしまっている証拠です。スレートの横同士の継ぎ目から毛細管現象は始まりますが、そちらも白く変色している箇所が多く、近辺には黄色い苔や黒カビの繁殖も多く確認できます。
こちらは寄棟になっている屋根の頂点にある、積水ハウスのお住まいによくみられる特注の換気棟です。今回、屋根カバー工事をする際にどうにか活かせないかと考えましたが、再利用はできませんので6尺の換気棟を使う事で対応させて頂きます。
また、軒先と呼ばれる雨樋が取り付けられている屋根の先端をじっくり見て回りますと、苔や藻で詰まっています。軒先は降雨時に雨樋内に落ちた雨水の跳ね返りも吸い込みやすく、傷み易いのです。スレート屋根は定期的に塗装が必要とわかる屋根の状態でした。それでは施工の様子です。
【施工の様子、役物撤去】
まずは特徴的な換気棟を取り外します。下地も撤去し清掃しながら一部北側に取り付けてあった雪止め金具も撤去し、屋根カバー工事の最初の工程を進めます。
下地の貫板が北側と南側の二面に取り付けてあり、それを覆いかぶすように換気棟が取り付けられておりましたが、その貫板は雨水を吸って腐食が相当進んでおりました。
こちらが撤去した貫板の様子です。どこを見ても黒ずんでおり、腐食している様子がはっきりと分かりました。こちらの棟板金は屋根の雨仕舞として屋根材同士がぶつかり合う取合いに取り付けられている役物になります。もちろん写真の様に経年で必ず劣化してしまいますので、交換が必要になってきます。
塗装工事では棟板金の劣化や下地の貫板の性能を回復させる事はできません。棟板金を撤去する際に見る貫板ですが、築10年から15年経過している屋根の貫板は大抵このような状態になっております。ここに釘を打ち付けて固定してあるのが棟板金ですが、このように腐食が進んだ箇所にはまともな固定力は得られず、よく強風・台風時に飛散する要因になっております。
【ルーフィングの敷設、役物取付】
今回は隅棟と呼ばれる斜めに降っている特殊な棟板金は脳天打ちで釘が強固に打ち込まれており、そちらの釘頭にシーリングが打たれておりました。無理やり撤去しようとすると傷めなくてもいいスレートまで傷めてしまいますので、今回の屋根カバー工事では建物の事を考えて隅棟は残してその上にルーフィングを敷設致します。
使用するルーフィングは田島ルーフィングの遅粘着性ルーフィング、タディスセルフです。釘やタッカーで固定する非粘着性のルーフィングと違い、太陽熱で徐々にスレート屋根表面にくいつくように溶着してくれる防水性能が高いルーフィングです。特に傷みが進んだスレートへの屋根カバー工事ではお勧めのルーフィングのひとつです。
軒先から幅1メートルほどのロール状になっているものを転がし、棟へと重ね代をきちんと取りながら敷設します。ちょうど写真の矢印部分が重ね代です。もちろん、軒先側と棟側の重ねだけでなく横の継ぎ目もきちんと重ねて雨水が入り込まないように敷設していきます。特に隅棟部分は二重三重になるように重ねて敷設しておき、屋根の雨仕舞をしっかりとしておきます。
T様邸の屋根は寄棟と呼ばれる東西南北四面からなる屋根になっておりますので、使用するスーパーガルテクト本体以外の役物と呼ばれる中で、まずは軒先水切りを取り付けておきます。軒先水切りはその名の通り水を切ってくれますのでお住まい内部へ雨水が入り込んでしまうのを防いでくれます。
また、スーパーガルテクトはスレートと違い取付は釘での固定だけでなく、上下を嵌合させて取り付けるために強風や地震などの自然災害に強い設計になっております。その最初のスターターの役目も担っている為に屋根カバー工事では専用の軒先水切りを取り付けます。ちゃんと、矢印部分を見ると折返しがついているので雨水が何かしら逆流してきてもお住まい内部に入り込まないように作られております。
【スーパーガルテクト取付】
軒先水切りとルーフィングの敷設が終わったらいよいよスーパーガルテクト本体の取付作業に入ります。先ほどの軒先水切りに引っ掛けるように一列目を取り付けた後、二列目三列目とスーパーガルテクト本体を取り付けてゆきます。
途中、二列目と三列目には雪止め金具を取り付けておきます。スレート屋根によく見るL字型ではなくハネタイプと呼ばれるステンレス製の雪止め金具です。寄棟屋根の場合は、必ず本体同士が斜めにぶつかる部分が生まれますので、一面葺きあがったら斜めにカットする必要が出てまいります。そのカットして再利用できない分も考慮して現場には屋根材を用意しておきます。
綺麗なSシェイドブルーのスーパーガルテクトがどんどんと葺きあがっていきます。屋根勾配も4寸で作業しやすかった事もあり、一日でほぼ葺き終わりました。
こちらが葺き終わった屋根の様子です。施工期間中は強風注意報が出ておりましたので、足場の養生用メッシュシートは適宜巻いたり張ったりしながら現場を進めていきます。
屋根カバー工事の特徴は廃材が少ない事による予算の圧縮と、工期が短い事もあります。足場を架けての工事は、お住まいになられているお客様にとって色々とストレスがかかりますので、工期が短くなる屋根カバー工事はそういう点でも優れている工法と言えます。ただし、雨漏りしている等の場合は屋根カバーではなく屋根葺き替え工事になりますので、その分予算もかかりますし工期も屋根カバー工事よりも長くなって今います。スレート屋根が傷み塗装でのメンテナンスができるかどうか厳しくなっているのなら、雨漏りしてしまう前に早めに屋根カバー工事で大切なお住まいを守るのもいいのではないでしょうか。
【棟納め】
スーパーガルテクト本体が葺き終わったら、最後に新しい防腐処理された貫板を取り付けた後に棟板金を納めて、屋根カバー工事は完了となります。
6尺の同質換気棟も取り付け引き締まった屋根に生まれ変わりました。板金の継ぎ目には必ず隙間が生まれてしまいますので、かならずシーリングを打っておき雨水の侵入を防ぐようにしておきます。仕様上、換気棟のサイズは小さくなってしまいましたが、スレートを残しその上に断熱材一体成型のスーパーガルテクトが被せられている為に屋根裏に篭る熱気は少なくなると思います。
換気棟も同質な為、屋根全体が引き締まって見え高級感が出るのもスーパーガルテクトの特徴の一つですね。
また、今までは釘で固定されていた棟ですが、ステンレスビスで強固に固定致しました。
【屋根カバー工事竣工】
横浜市金沢区西柴T様邸の屋根カバー工事が無事に竣工となりました。足場を架ける時から強風予報が多く現場管理に神経を使いましたが、職人とうまく連携をとりお客様にご不安が出ないように工事を進めて、無事に工事が竣工となりました。今までの退色してしまったスレート屋根から鮮やかなSシェイドブルーのスーパーガルテクトに変わったご自宅の屋根の様子を確認いただき、T様には大変満足頂ける施工となりました。
今回の屋根カバー工事に使用したIG工業のスーパーガルテクトは、SGL鋼板を採用し遮音断熱を備える断熱材が裏張りしてある横葺き軽量金属屋根です。屋根カバー工事だけではなく、屋根葺き替え工事でも多く施工させて頂いております。お色も今回使用したSシェイドブルーの他にも4色お選びいただけます。今後長い間T様邸を守ってくれる事でしょう。
この度はご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
【施工後ドローンにて定期点検を実施】
施工後の定期点検としてお邪魔させて頂きました。現地調査時と同じくドローンにて全体を確認してみる事に致します。
ドローンでは細かい箇所までズームして撮影、確認ができますので施工後の屋根の点検や確認に大活躍です。棟板金に打たれているビスが抜けていないかなども屋根にあがらずとも確認できる事がほとんどです。もちろん、直接屋根に上がり点検や定期点検も行わて頂く場合もございます。お客様には施工後にも仕上がりは撮影した写真で確認頂いているのですが、ドローンだと一目で分かりやすいと大変好評です。
今後ともよろしくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2021年04月16日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行ったT様のご感想をご紹介いたします
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