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横浜市旭区東希望が丘でディプロマットスターの同質仕上げ屋根カバー工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法
築年数約20年
平米数51.3㎡
施工期間7日
使用材料ディプロマットスター オニキス色
費用詳しくはお問合せください
保証10年
ハウスメーカー地元工務店


【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
横浜市旭区東希望が丘にお住まいのT様より、近所で工事をしていたという飛び込み業者の方から屋根の鉄板がぺらぺらしていると言われたので、本当かどうか確認して欲しいとご相談をいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
現地を確認させていただいたところ、ぺらぺらしていると指摘を受けた部分は屋根のけらば板金ということが分かりましたが、けらば板金は正しい納め方がされており、特にどこにも異常は見受けられませんでした。無理な飛び込み営業であったことをT様にお伝えしたところ、築約20年でノーメンテナンスであったということもあり、これを機に屋根外壁のメンテナンスがしたいというお話をいただきました。
屋根はアスベスト入りの松下電工製「アレナ・ウーノ」という屋根材だったので、アスベスト処分費が発生しないカバー工事をご提案させていただきました。工事後にメンテナンスの心配をしなくても良い屋根材が良い都のことでしたので、ディートレーディング社製のディプロマットスターという屋根材を使った工事をご提案いたしました。石粒吹きつけ仕上げの金属屋根で、30年以上メンテナンスのいらない製品です。
デザイン性が高い綺麗でかっこいい仕上がりになり、T様にも喜んでいただくことができました。外壁の塗装についても別の記事でご紹介させていただきます。
現地を確認させていただいたところ、ぺらぺらしていると指摘を受けた部分は屋根のけらば板金ということが分かりましたが、けらば板金は正しい納め方がされており、特にどこにも異常は見受けられませんでした。無理な飛び込み営業であったことをT様にお伝えしたところ、築約20年でノーメンテナンスであったということもあり、これを機に屋根外壁のメンテナンスがしたいというお話をいただきました。
屋根はアスベスト入りの松下電工製「アレナ・ウーノ」という屋根材だったので、アスベスト処分費が発生しないカバー工事をご提案させていただきました。工事後にメンテナンスの心配をしなくても良い屋根材が良い都のことでしたので、ディートレーディング社製のディプロマットスターという屋根材を使った工事をご提案いたしました。石粒吹きつけ仕上げの金属屋根で、30年以上メンテナンスのいらない製品です。
デザイン性が高い綺麗でかっこいい仕上がりになり、T様にも喜んでいただくことができました。外壁の塗装についても別の記事でご紹介させていただきます。
担当:高田
飛び込み業者から屋根の不具合を指摘されたので見に来て欲しい
横浜市旭区東希望が丘にお住まいのT様より、近隣で工事をしているという飛び込みの業者から、屋根の板金がぺらぺらしていると指摘を受けたので本当かどうか確認をお願いしたいとお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。よく、棟板金と言われる屋根のてっぺんに設置されてある板金のカバーに不具合があるという指摘をする業者は多いのですが、ぺらぺらしているという指摘は今回初めて聞いたので、どんな常態かと気になっていました。
けらば板金のことを指摘していたようです
現地に到着してT様に詳しいお話を聞いてみると、どうやら飛び込みの業者は1枚目の写真のけらばと言われる板金部分の子とを指してぺらぺらしていると言っていたようでした。このけらば板金、基本的にはその下にある破風板といわれる部分よりも少し外側にはみ出して設置されており、よく見ると野地板といわれる屋根に貼られた基礎の板が見える造りをしています。普段あまりまじまじと見る機会はないので、「大変です板が見えちゃってますよ!」とでも指摘されれば本当にまずい状態に見えてしまうこともあるでしょうが、問題ございません。
近所で工事している業者とのことでしたが、確認したところどこも工事をしておらず、けらばも問題無く、棟板金も外れかけではなかったことから、今回の指摘は無理な飛び込み営業であったことがわかりました。不安を煽ってくる飛び込み営業は遠慮して欲しいものです。
屋根そのものは築年数に応じた劣化をしていました
念のため他の部分にも不具合が無いか確認させていただきました。使われている屋根材は松下電工(現:パナソニック)の「アレナ・ウーノ」と言われる古い屋根材が使われていました。アスベスト入りの屋根材で、1999年〜2002年までの間に造られていたアスベスト入りの屋根材で、製造年数が短かったことからあまり見かけることがありません。アスベストは処分費が高額であるため、葺き替え工事の場合金額が高くなってしまいます。屋根の状態に問題が無ければ、処分費が発生しないカバー工事をオススメしています。
写真の通り屋根材に多数の苔が発生している状態で、お伺いしたところ約20年の間ノーメンテナンスだったとのことです。屋根材への苔の発生は、もともと屋根に施工されていた塗装が劣化して、撥水性が無くなったことを示しています。スレート屋根はセメントで造られた屋根材なので、本来は水を吸うものです。塗装が劣化して水を吸うようになったことで、苔が繁殖しやすい環境になってしまったと言えるでしょう。塗装のメンテナンスも可能ですが、屋根の寿命が約25年前後であることを考えると、今回最後の塗装をしてまた数年後に屋根全体を工事するか、いっそのこと今回大きな工事をしてしまうかという選択になります。
T様にどのようなお考えかお伺いしたところ、また次回の工事を考えることも無いようにしたいので、いっそのこと今回の出来事を機に全体的な工事をしてしまいたい都のことでしたので、アスベスト処分費を抑えられる屋根カバー工事をご提案させていただき、工事を実施する運びとなりました。
まずは板金部分を撤去していきます
カバー工事は既存の板金部分を撤去することから始めます。雪止めの切断は基本的にはサンダーと呼ばれる電気工具を使って切断していくのですが、今回はお隣さんが近かったことと騒音を抑えるために職人が気を利かせて板金ばさみで丁寧に手作業で切断していきました。雪止めは結構な数が設置されているので、握力が必要な大変な作業でした。
棟板金も側面に打たれた釘を外して撤去していきます。下地として設置された貫板という木の板も外します。この貫板が劣化してくると棟板金の飛散の恐れが高まってきます。写真を見ると少し黒ずんできているのが分かりますが、これが劣化の症状です。棟板金の中で結露を起こしたり、強風を伴う雨の進入などが繰り返されることで劣化が進んでいきます。
軒先側から防水紙を施工していきます
板金部分の撤去が完了したら、軒先側から防水紙を設置していきます。屋根は外側からしか見る機会がないので、屋根材だけで雨を防いでいるように見えますが、じつは結構な量の雨水は屋根材の下にも入っていってしまっています。その雨水を最後の砦として防いでいるのがこの防水紙と呼ばれるものです。屋根材にヒビが入ったり外れてしまったとしても雨漏りを起こすことはありませんが、この防水紙が破れたりしてしまうと、雨漏りを起こしてしまいます。それほど、屋根にはとても重要な材料です。
防水紙は軒先側から上に重ねるように葺いていきます。水は基本的に上から下に流れていくので、このように防水紙を葺くことで上から流れてきた水が防水紙の内側に入ってしまうことを防いでいます。施工の順番も、屋根工事ではとても重要な工程と言えます。
先付けの役物を設置します
防水紙の設置が終わったら、先付けの役物を設置していきます。役物と聞くとあまり聞き慣れない言葉だと思いますが、屋根本体以外の細かい部材のことを指しています。1枚目の写真はけらば板金です。屋根材を伝って流れてきた雨水が屋根のけらば部分に流れていったときに、水をせき止めて軒先側に流す役割をしています。
2枚目の写真は棟と谷です。棟についてはスレート屋根の場合先付けの役物はありませんが、今回は金属屋根であるため少し施工法法が異なります。このような先付けの板金を設置することで、けらばと同様に棟の内部に水が進入することを防ぐと共に、棟板金を設置する際の下地の役割も果たします。
谷板金は屋根がVの字でぶつかる部分設置する板金です。水が一番集まってくる箇所なので、板金で覆うことで雨漏りをしっかりと防いでくれます。
軒先側から屋根材を葺いていきます
先付けの役物の設置が終わったらいよいよ屋根材を葺いていきます。今回使った屋根材はディートレーディングという会社が作っているディプロマットスターといわれる屋根材です。今流行のガルバリウム鋼板よりも耐久性が高いと言われているジンカリウム鋼板を使った金属屋根に天然の石粒を吹き付けてザラザラとした仕上がりになっています。デザイン性が高いだけで無く、ザラザラとした表面が雪止めと同様の役割を果たして雪止めが無くても落雪を防ぐ効果があります。また、天然石粒は色あせることが無く、金属部分を保護していることから30年以上塗装のメンテナンスをしなくても良いとされています。今回の工事を機に屋根について何も考えないようにしたいというT様のご要望を叶える最適な屋根材と言えます。
その分他の屋根材よりも金額は高くなりますが、30年というスパンで見たときにどこかで塗装のメンテナンスなどを1回でも行うことになったら他の屋根材の方がトータルコストが高くなってしまいます。長い目で見てメンテナンスにかかるコストも総合的に判断して屋根材を選ぶ方が、節約に繋がる場合もあります。
棟は同質の役物で仕上げていきます
棟の仕上げはガルバリウム鋼板製の棟板金を使うことが多いのですが、ディプロマットスターをはじめ、だいたいの屋根材には同質の棟板金というものがメーカーで用意されています。同質棟は少し金額が高いのですが、デザイン性が統一されることと、石粒仕上げの屋根材については屋根材と同様の耐久性が期待できるため、金額との相談でぜひオススメしたいオプションの一つです。単純な長い板金の棟と比べて、細かいデザインの小さな棟をいくつも重ねていくことによって、高級感のある仕上がりになります。
屋根カバー工事完了です
ディプロマットスターの屋根カバー工事が完了いたしました。先ほど紹介した同質棟で仕上げたことによって、統一感と高級感のある仕上がりになっていると感じていただけるかと思います。元々の屋根の状態と比べて見違えるほど綺麗になったと、T様にもとても喜んでいただくことができました。
私たち街の屋根やさんでは、緊急事態宣言解除後も引き続き新型コロナウィルスへの感染対策を実施しています。手指の消毒、マスクの着用など徹底しておりますので、お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
2023年2月23日追記
一年点検にお伺いしてきました
施工から1年が経過したため、1年点検にお伺いしてきました。T様もお変わりなくお元気そうで何よりでした。屋根は特に以上なく、まだまだ新品のように綺麗な状態でした。
今回の施工で使用したディプロマットスターは、ディートレーディング社から出ているジンカリウム鋼板という金属を使用した金属屋根です。最近の屋根材ではガルバリウム鋼板という材料が代表的ですが、ジンカリウム鋼板はその親戚のような金属で、鉛とシリコンの比率が0.1%違います。
たった0.1%の違いですが、この違いは米国でガルバリウム鋼板の生産工程を改良したことによって導き出された違いで、より耐久性を持つ鋼材の製造を可能にしています。 ジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板と比較した試験結果では、どのような環境下でもより高耐久性を示し、海沿いなどの厳しい塩害地区以外では、試験開始後25年間全く鋼材に腐食が見られなかったそうです。
メーカーからも本体保証が30年もついており、ここまで長い保証がついた屋根材は非常に珍しい部類となります。今後も安心して長くお使いいただける製品といえます。
次回は3年点検でお伺いさせていただきます
定期点検は一年点検以降は隔年点検に移行いたします。そのため、一年点検が終わると次回は三年目点検となります。長期的に安心してお使いいただける屋根材なので心配は少ないですが、屋根の上はなかなかご自身で確認できる場所でもないため、定期的に拝見させていただきよりご安心いただければ幸いです。
屋根の面積や形状によっても異なりますが、屋根カバー工事の価格は¥877,800(税込)~承っております。興味をお持ちのお客様は、まずはお問合せいただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年02月24日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

工事を行ったT様のご感想をご紹介いたします
T様のアンケート
【工事前】

【工事後】

T様のアンケートを詳しく見る→
実際にお客様に感想を伺いました
横浜市旭区のT様

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