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横浜市南区蒔田町にて雨漏り原因となっていた手動開閉式ドーム型トップライトを鎌倉製作所の特注品にて交換工事を実施
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根新設、 ドーム型トップライト交換
築年数30年
施工期間2日間
使用材料鎌倉製作所 特注ドーム型トップライト
費用詳しくはお問合せください
ハウスメーカー地元工務店



【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
大雨でも小雨でも、雨が降ると翌日には室内へ雨漏りして困っていると、横浜市南区蒔田町にお住まいのK様よりご相談を頂きました。どこから雨漏りしているかとお電話でお伺いいたしますと、K様が所有していらっしゃるビルの屋上に設置してあるドーム型トップライトから、との事でした。
さっそく現地に伺い調査を始めます。調査に伺う前の数日間は雨が降っておりませんでしたが、開閉式だったドーム型トップライトを開けてみてみますと、アルミ枠内に本来はいりはずのない水が溜まってしまっていました。また、金物もその溜まるはずのない水の影響で赤錆が酷く、また室内のクロスなどには黒カビの繁殖も散見されました。
雨漏りしている所によく見られる症状です。K様が竣工時の図面をお持ちでしたが、正確なメーカー名と型番がわからず、どのように修繕していいかわからない状態でした。現地調査をし、寸法をあたり現在もドーム型トップライトを製造販売しているメーカーに問い合わせると、鎌倉製作所の物と分かりました。しかし、既に廃番で後継品もない為にK様が希望していらっしゃる雨漏りを直しつつ採光を取り入れられるドーム型トップライトの修繕となりますと、K様邸に合わせた特注品を用意することと、それらを取り付けられる職人が必要でした。
街の屋根やさんではその両方の問題をクリアできた為にお見積りを作成させて頂きご用命頂きました。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為にソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用に努めてまいります。
さっそく現地に伺い調査を始めます。調査に伺う前の数日間は雨が降っておりませんでしたが、開閉式だったドーム型トップライトを開けてみてみますと、アルミ枠内に本来はいりはずのない水が溜まってしまっていました。また、金物もその溜まるはずのない水の影響で赤錆が酷く、また室内のクロスなどには黒カビの繁殖も散見されました。
雨漏りしている所によく見られる症状です。K様が竣工時の図面をお持ちでしたが、正確なメーカー名と型番がわからず、どのように修繕していいかわからない状態でした。現地調査をし、寸法をあたり現在もドーム型トップライトを製造販売しているメーカーに問い合わせると、鎌倉製作所の物と分かりました。しかし、既に廃番で後継品もない為にK様が希望していらっしゃる雨漏りを直しつつ採光を取り入れられるドーム型トップライトの修繕となりますと、K様邸に合わせた特注品を用意することと、それらを取り付けられる職人が必要でした。
街の屋根やさんではその両方の問題をクリアできた為にお見積りを作成させて頂きご用命頂きました。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為にソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用に努めてまいります。
担当:新海
【調査の様子】
こちらが現地調査の様子になります。ビルのオーナーでもあるK様もお住まいになっていらっしゃるこちらのビルの陸屋根の屋上に、ドーム型のトップライトが設置されておりました。ビルを建てられた時からですので、約20年以上は経過しているとの事でした。大雨が降ると、翌日にポタポタと室内へ雨水が垂れてしまっており、その事がきっかけで今回街の屋根やさんへ雨漏りのご相談を頂きました。
こちらのドーム型トップライトは、一般戸建住宅の勾配屋根に設置されているトップライトと違い、アパート、・マンションやビルの陸屋根と呼ばれる防水施工が施されている箇所に設置される物です。換気のために必要だったとの事と、室内には手動ではありますが火災などの緊急時用に排煙の為のボタンが設けられており、ボタンを押すと写真の様にトップライトが開くようになっておりました。閉める際には手動で巻き取らなければならず結構な手間だ、との事でした。それではどこから雨漏りしてしまっているのか確認してみましょう。
開閉時に網入りガラスが取り付けられたトップライトを支えるロッドの先端を見ますと、写真左の赤い丸の内部にありますようにボルトが赤錆で覆われてしまっております。室内から上がる湿気だけではなく外からも雨水が漏れ伝わっていたと思われます。また、写真右の写真の矢印部分のアルミのレール内に写真だとわかりにくいのですが多く水が溜まってしまっておりました。
通常は雨が降ったとしてもトップライトに問題がなければアルミ枠内部へ雨水が入る事はありませんが、雨水が入り込んでしまっており、室内のクロスやK様が雨漏りした時に室内に垂れないようにと取り付けた、赤い矢印部分の縁のフェルトも水を吸ってしまって黒カビが繁殖してしまっております。よくよくアルミ枠自体を調べているとガタつきがある事がわかりました。網入りガラスと本体アルミ枠との取合いから雨水が入り込んでいたようです。
また、天窓にも耐用年数がありまして、枠自体が経年で歪んだりしてしまうとその隙間から雨水が入り事がございます。今回の様に黒カビが相当拡がっている場合、空気中のカビ菌が体内に入り込んでしまう可能性もあり、健康被害も心配になってしまいます。カビは人体には悪影響を及ぼしますので見つけた場合は早急に原因を特定し修繕をしましょう。
その他雨漏りに繋がっているであろう箇所は、ドーム型トップライトを固定するボルト部分です。現地にてお話を聞いていると、何年か前に陸屋根の防水工事をされた時に初めてドームに綺麗が入っていることが分かり、その時の業者がとりあえずとシーリングで補修をされていたようです。これでは根本的な解決にはなりませんので、気づいた時点で交換した方がいいでしょう。
写真右は室内からドーム型トップライトを見上げた様子です。矢印の部分が網入りガラスと枠の取合いですが、下から見上げている方が黒カビの繁殖が良く分かります。
今回雨漏りの原因として、ドーム型トップライトの経年劣化による歪み、ドームに入ってしまった亀裂が黒カビや赤錆を引き起こしていると判明致しました。通常であれば、これとまったく同じ寸法、サイズの物を交換できるのですが、既にこちらの製品は廃番で部品一つ手に入らないと判明しました。補修方法としては完全にトップライトとして採光を取るのもあきらめ塞ぐ方法と、メーカーと打合せをしてこちらの建物だけの為に特注品を作ってもらう方法の二つございました。立地的に周りにも高い建物が多く自然の採光がなくなるのは考えにくいとの事もあり、今回はメーカーに特注依頼をかけてドーム型トップライトと網入りガラスを新しくする天窓交換工事する運びとなりました。
【施工の様子】
施工方法は、既存の防水層やアルミ枠を撤去せずに、上から被せる工法となります。ですので、まずは室内を汚さない為に養生作業を行いました(写真左)。その後電動工具でアルミ枠の立上り部分へ刃を当てて切断し、新しくこちらのK様邸専用に特注致しましたドーム型トップライトを取付できるようにしておきます。
切断し終えましたら、新しい網入りガラスとドーム型トップライトを固定する為の下地材を取り付け致します。今回の施工で使用する材料はビスや釘などを除いては全て現場加工となりますので手間がかかります。
まずは既存の立上りの切断部分の内側、レールがあった部分に施工終盤で取り付ける予定の網入りガラスの下地を入れます。その後、立上りの外側に新たなドーム型トップライトの下地を取り付けます。下地造作を終えた所が写真右の様子です。
その後新たな下地材の外側へ、ステンレス製の枠を板金工事として現地にて曲げや切断の加工を施してから、下地材に取り付けてゆきます。きちんと写真右の様にステンレス同士の取合いには雨水が入らないように雨仕舞としてシーリング材を充填しておきます。固定に使う釘やビスは全てステンレス製です。
また、既存のアルミ枠に雨水が流れるように水切り加工も施しておきます。
こちらが新しいドーム型トップライトを取り付けるための下地造作作業が完成したところです。既存のアルミ枠はそのままに、その上に下地を造作致しました。
角材をただカットして取り付けているだけではなく、しっかりと隙間なく新しいドーム型トップライトを取り付けるためには、建物ごとによって下地材にも角度、勾配を付けてあげねばならず、取付は既製品を交換するよりも時間がかかってしまいます。この日はここまでで夕方になってしまったので、ブルーシートで全面を覆い万が一に備えて養生をしてから、翌日に仕上げ作業となります。
昨日の続きで、仕上げに入ります。特注した鎌倉製作所のドーム型トップライトの新しいアルミ枠を下地材に固定致します。取付は側面から下地材へ向けてSUSビスで固定致します。真上から穴をあけて固定してしまったら、またそこから雨漏りの心配をしなくてはならない工事になってしまうので、真上からの固定ではなく側面からしっかりSUSビスで固定致しました。
このアルミ枠には水抜き穴もある為大雨でも室内に雨水がはいりにくい仕組みになっております。
その後、新しい網入り摺りガラスを取り付けます。取付前にはシーリング材を受け側に充填しておき雨仕舞をしておきます。その後に新しいドーム型トップライトを取り付けます。
新しいアルミ枠には既に孔があいておりますので、そこへドーム型トップライトを取り付けた後にパッキン付きボルトを取付て固定致します。これで交換工事は完了となります。
こちらは新しく交換した後の雨仕舞の様子です。既存のアルミ枠をそのままに新たな下地材の取付、まだ綺麗なステンレスをその下地材の外側へ巻き付けて立上りを作った後、それらを覆いかぶせるように新しいドーム型トップライトを取り付けてあります。アルミ枠内部に新しいステンレスを立ち上げてあり折返しもある為に、横殴りの大雨が降ったとしても室内へ雨水が入らずに既存のアルミ枠の方へと流れるようにしてあります。
今後気をつけねばならないのは、新しくしたドーム型トップライトが自然災害などで割れてしまった時や、経験劣化でパッキンが劣化し隙間が出来た所からの雨水の侵入でしょうか。定期的なメンテナンスが必要です。
【鎌倉製作所特注のドーム型トップライト交換工事、竣工】
横浜市南区蒔田町K様所有ビルの屋上陸屋根に取り付けてありますドーム型トップライトの交換工事が無事に竣工となりました。最初はどこの業者さんも修繕の方法がわからずお困りだったようですが、仕上がった後に訪問させて頂いた際には満足いく工事になったとお言葉を頂戴いたしました。今回施工するにあたり、塞いでしまうよりできたら採光はそのままに雨漏りしないようにしたいというのが第一希望でした。開閉式は室内壁を斫らねばならず、もっと大きく予算を取らなければなりませんでしたので特に開閉する必要性を感じていないとの事でしたので、開閉しないタイプのドーム型トップライトに交換致しました。
今回は鎌倉製作所に現地にて採寸した寸法と仕様を伝えて特注してもらいました。依頼してから出来上がるまでは通常一ヵ月ほどかかると言われておりましたが、今回は二週間ほどで手に入りました。ただし、内部にあります網入り摺りガラスは別になりましたので、現地にて取り付け致しました。この雨漏りが台風シーズンにきていたらと思うとゾッとします。ドーム型トップライトはすぐに交換というわけにはいかない場合も多く、何か有事の際に養生もままならない事が多い為、ドーム型トップライトの交換をご検討されている方は、早めに交換しておくといいでしょう。
街の屋根やさんでは戸建住宅の勾配屋根に取り付けてあるトップライトも、今回の様なビルに取り付けてある廃番になってしまっているドーム型トップライトの交換も承っております。
金額の目安としまして、戸建のスレート葺き屋根に取り付けてありますトップライトの交換は本体価格込みで税込440,000円より承っております。
この度はご利用いただきまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2022年08月04日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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横浜市南区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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