見えない劣化を見逃すな!瓦屋根点検でわかる重要なサインとは

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見えない劣化を見逃すな!瓦屋根点検でわかる重要なサインとは

更新日:2025年06月19日

はじめに

瓦屋根は耐久性が高い一方で、劣化のサインを見逃すと雨漏りのリスクが高まります。

横浜市青葉区の住宅で行った点検実例とともに、街の屋根やさんが瓦屋根の点検ポイントをわかりやすく解説します。


瓦屋根の耐久性は本物!でも油断は禁物

瓦屋根は50年、100年と長寿命な屋根材として知られています。

しかし、瓦そのものは丈夫でも、その下にある防水紙や木材は経年劣化するため、定期的な点検は欠かせません。

点検を怠ると、雨漏りや台風被害に気づかず放置するリスクが高まります。

今回は、横浜市青葉区の住宅にて瓦屋根の点検を行った事例をご紹介します。


瓦屋根ならではの点検のしやすさ

瓦屋根の最大の特徴は、1枚ずつ取り外しが可能なため、内部の状態を直接確認できることです。

瓦のメリットは内部点検ができること

この構造のおかげで、防水紙や木下地の状態を目視でチェックすることが可能となります。

これはスレート屋根や金属屋根にはない、瓦屋根ならではの大きなメリットです。


防水紙の劣化は雨漏りの原因に直結

瓦を一時的に取り外すことで、防水紙の劣化具合も詳細に確認できます。

防水紙の状態チェック

防水紙は屋根材の下で雨水をシャットアウトする重要な役割を担っています。

砂埃がたまっていたり、破れていたりする場合は、早急な補修や交換が必要です。


棟瓦の釘の浮きも見逃せないリスク

点検では、棟瓦を固定している釘の状態もチェックします。

釘が浮いた棟瓦

釘が浮くと、強風時に瓦が飛ばされる危険性があるため、点検時には必ずチェックすべきポイントです。

軽視されがちですが、耐震性や安全性にも影響を与える箇所です。


天窓(トップライト)周辺の点検も重要

天窓は、採光性を高める一方で、雨漏りのリスクが高い部位でもあります。

天窓のチェック

天窓まわりの防水処理(シーリングや防水テープ)の劣化は、雨水浸入の原因になります。

特に瓦屋根は重みがあるため、ズレが生じると隙間ができやすくなります。


使用されている瓦の種類も確認

今回点検した住宅には、新東株式会社のCERAMシリーズの瓦が使用されていました。

新東株式会社のCERAMシリーズ瓦

このように瓦の種類を把握することで、メンテナンス時に同じ部材で交換できるかどうかの判断ができます。

生産終了している瓦の場合、部分補修が難しく全面葺き替えが必要になることもあるため、種類の確認は非常に重要です。


点検結果から見えてきた補修の必要性

点検の結果、以下のような項目に対し、早期のメンテナンスが推奨されました。

  • 棟瓦の釘浮きの補修

  • 天窓まわりのシーリング再施工

  • 防水紙の部分補修

  • 全体のズレや瓦の緩みの再固定

いずれも瓦そのものは健在であり、補修対応が可能でした。

このように、瓦屋根は早期に点検を行えば、補修で長寿命化が図れる屋根材でもあります。


瓦屋根点検はプロの目と経験が重要

瓦屋根の点検には、屋根に関する専門知識と高所作業の技術が必要不可欠です。

「街の屋根やさん」では、屋根のプロによる無料点検を実施しています。

  • 瓦のズレ・割れ・緩み

  • 防水紙や下地の状態

  • 棟瓦や天窓のシーリング

  • 雨漏りの予兆チェック

など、細部まで丁寧に調査しいたします。


まとめ:瓦屋根は点検こそが最大の予防策

瓦屋根は非常に丈夫で長持ちする屋根材ですが、その性能を活かすには定期的な点検が不可欠です。

特に、釘の浮きや防水紙の劣化、天窓まわりの不具合などは、放置すると大きなトラブルに発展するリスクがあります。

今回のように、点検を行うことで不具合を早期発見し、必要最小限の補修で済ませることが可能です。

「街の屋根やさん」では、横浜市青葉区をはじめ多くのエリアで無料屋根点検を実施しています。

瓦屋根に不安を感じたら、お早めにご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2025年06月19日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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