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廃盤品の中波スレートの穴を波板板金で塞ぎました|横浜市鶴見区の施工事例
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根補修工事、屋根葺き替え、雨漏り修理
築年数30年以上
平米数約4㎡
施工期間1日
使用材料波板板金
費用約10万円(税込)
保証保証はお付けしておりません
ハウスメーカー地元工務店





【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
屋根材は長い年月の間に劣化や破損が進行します。
特に工場や倉庫などに多く使われているスレート屋根は、経年劣化によって穴が空いたり、割れてしまったりすることがあります。
今回ご紹介するのは、横浜市鶴見区の現場で廃盤品となっている中波スレートに大きな穴が空いてしまったケースです。
既に材料が流通していないため、同じスレートや、同型の規格品での交換が不可能でした。
そこで、波板板金を使用して部分的に塞ぐ補修工事を行いました。
この記事では、実際の施工手順とポイントを詳しく解説していきます。
特に工場や倉庫などに多く使われているスレート屋根は、経年劣化によって穴が空いたり、割れてしまったりすることがあります。
今回ご紹介するのは、横浜市鶴見区の現場で廃盤品となっている中波スレートに大きな穴が空いてしまったケースです。
既に材料が流通していないため、同じスレートや、同型の規格品での交換が不可能でした。
そこで、波板板金を使用して部分的に塞ぐ補修工事を行いました。
この記事では、実際の施工手順とポイントを詳しく解説していきます。
担当:高田
廃盤となった中波スレートとは?
中波スレートは、かつて工場や倉庫の屋根に多く使用されていた波板タイプのスレート屋根材です。
大波と小波のスレート屋根は現在でも規格が残っており、代替品での交換ができるケースが多くなっております。
しかし、中波規格は現在では廃盤となっており、新規に同じサイズの材料をスレート・板金共に入手することはできません。
そうなると少しでも穴が開いてしまったら全葺き替えをしないといけないかというと、それでは症状に対して随分大規模な工事になってしまい、費用も莫大になってきます。
今回の現場は、大規模な葺き替えまでは不要という状況でしたので、少し無理やり感はありますが、波板板金を用いた部分補修を選択しました。
施工前の状態
実際の現場写真をご覧ください。
こちらは現在スポーツの練習施設として利用されており、利用者の中学生が遊びで屋根に飛び乗って割ってしまったとのことでした。
屋根から地面までの高さは6m以上(2階建て相当)あり、もしそのまま下に落ちていたら大事故になるところでした。
幸い踏み抜いただけで済んだとのことでした、割れた部分は一時的に養生して雨の侵入を防いでいました。
この状態では雨漏りは完全には防げず、養生はあくまで応急処置に過ぎません。
強風などで簡単に飛んで行ってしまうことが予想されます。
本格的な修繕が必要です。
大きな穴の確認
現場を確認すると、スレートの一部に大きな穴が空いていました。
穴からは建物内部が直接見えてしまう状態で、このままでは雨水が流入し、内部の機械設備や資材に被害を与えるリスクがあります。
波板スレートの撤去作業
補修を行うために、まずは破損したスレートを撤去しました。
古いスレート材は脆く、割れやすいため慎重な作業が求められます。
撤去後は下地の状態を確認し、板金を取り付ける準備を整えます。
波板板金の設置
規格が廃盤になっているため、今回は小波の波板板金を使用して修繕しました。
既存の中波スレートとは規格が異なりますが、しっかりと固定すれば雨仕舞いが可能です。
どうしても無理やりの納めになってしまいますが、全ての屋根を葺き替えることに比べれば選択肢としては十分な工事ではないかと思います。
端部の防水処理
スレートと板金の取り合い部分には隙間ができやすいため、防水処理を徹底しました。
コーキング材を用いて端部をしっかり塞ぐことで、雨水の侵入を防止します。
完成後の様子
最後に施工が完了した様子をご覧ください。
廃盤品の中波スレートでも、波板板金を用いた修繕によって十分に実用的な屋根へと回復しました。
廃盤品スレートの補修で注意すべきポイント
廃盤品となったスレートの修繕には、いくつかの注意点があります。
1.完全な同等品がないため、どうしても波形の違いが発生する
2.板金やコーキングでの処理が必須になる
3.屋根全体の耐用年数は延びないため、将来的には葺き替えも検討すべき
部分補修で一時的に問題を解決することは可能ですが、屋根全体の老朽化が進んでいる場合は、早めの大規模修繕を検討することが望ましいです。
街の屋根やさんのご提案
街の屋根やさんでは、今回のように廃盤品の中波スレートの補修にも状況に応じて対応可能です。
また、現場の状況を見極め、部分修繕で済むのか、それとも葺き替えが必要なのかを適切に判断いたします。
横浜市鶴見区をはじめ、関東一円で数多くの施工実績がありますので、安心してご相談ください。
まとめ
今回ご紹介した現場では、廃盤品の中波スレートの屋根に空いた穴を波板板金で塞ぐ工事を行いました。
部分補修であっても、的確な処理を行うことで雨漏りを防ぎ、建物を守ることが可能です。
・中波スレートは廃盤品のため代替材を検討する必要がある
・波板板金で塞ぎ、防水処理を施すことで実用的に修繕できる
・長期的には屋根全体の修繕計画を立てることが重要
屋根の破損でお困りの際は、街の屋根やさんへお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年09月26日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。




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