横浜市港北区で発見!ノンアスベストスレートの割れが引き起こす危険と最適な屋根リフォームとは
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横浜市港北区で発見!ノンアスベストスレートの割れが引き起こす危険と最適な屋根リフォームとは

更新日:2026年06月01日

はじめに

屋根のスレートが割れていないか気になっている方はいらっしゃいませんか。
スレート屋根は日本全国で広く普及している屋根材ですが、製造時期によっては「ノンアスベストスレート」と呼ばれる特に割れやすい製品が使われているケースがあります。
今回は、横浜市港北区で実施した屋根調査の事例をもとに、ノンアスベストスレートの割れが引き起こす問題と、適切なリフォーム方法についてご説明します。
屋根を調査_R

ノンアスベストスレートとは?なぜ割れやすいのか

スレート屋根(コロニアル・カラーベストなどの商品名でも知られています)は、セメントを主成分とした薄い板状の屋根材です。
かつてはアスベスト(石綿)を混ぜることで強度を高めていましたが、アスベストの健康被害が社会問題となったことから、1990年代に各メーカーはアスベストを使用しない「ノンアスベストスレート」へと製品を切り替えました。
しかし、この切り替え直後の製品(おおよそ1990年代〜2000年代初頭に製造されたもの)には強度不足という深刻な問題がありました。
アスベストに代わる補強材の技術が確立されていない時期に製造されたため、経年劣化によって屋根材が反り返ったり、ひびが入ったり、割れて破片が落下したりするケースが多数報告されています。
横浜市港北区は丘陵地も多く、風雨の影響を受けやすい立地の住宅も少なくありません。
そのような環境下では、劣化したノンアスベストスレートの損傷がさらに加速しやすいといえます。

実際の調査でわかったこと――横浜市港北区での事例

今回ご紹介するのは、横浜市港北区で行った屋根調査の実例です。
お客様から「屋根から何かが落ちてくることがある」というご相談をいただき、現地調査に伺いました。
スぺリアルが割れていました_R
屋根に上がってみると、スレートのあちこちにひびや割れが確認されました。
今回使用されていたのは「スペリアル」というノンアスベストスレート製品で、経年劣化により複数枚が大きく割れていました。
スレートの表面は苔や藻が広範囲に繁殖しており、塗膜の防水機能はほぼ失われている状態でした。
さらに調査を進めると、割れた破片が屋根の上に散乱しており、今にも地面へ落下しそうな危険な状態の箇所も見つかりました。
割れたスレート

破片の落下は近隣への被害リスクも

屋根材の破片が落下した場合、通行人や近隣の車・建物に被害を与えてしまう可能性があります。
特に横浜市港北区のような住宅密集地では、お隣との距離が近いケースも多く、破片の落下による被害リスクは決して小さくありません。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と思っていても、破片落下の危険は別問題です。
早めの点検・対処を強くお勧めします。
今にも落ちそうな破片_R

破片が落ちていました_R

ノンアスベストスレートに塗装は意味がない?

「スレート屋根が劣化してきたら塗装で補修できる」とお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、ノンアスベストスレートの場合、塗装によって屋根材そのものの強度を回復させることはできません。
すでに割れや反りが生じているスレートに塗装を施しても、見た目が一時的にきれいになるだけで、割れの進行を止める根本的な解決にはなりません。
むしろ、塗装によって屋根材の隙間が塞がれることで、内部に湿気が溜まりやすくなり、下地の劣化を助長してしまうケースもあります。
このため、ノンアスベストスレートへの塗装はほとんど意味がなく、専門業者からも推奨されていません。

ノンアスベストスレートへの適切な対処法

では、ノンアスベストスレートが劣化していた場合、どのような工事が適切なのでしょうか。
主な選択肢は以下の2つです。

カバー工法(重ね葺き)

カバー工法とは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
既存の屋根材を撤去する必要がないため、工期が短く費用を抑えられるというメリットがあります。
ただし、既存の屋根材の上に重ねるため屋根全体の重量が増します。
建物の構造によっては採用できない場合もありますので、事前に専門家による確認が必要です。
また、ノンアスベストスレートの割れや反りがひどく、下地(野地板)まで傷んでいる場合はカバー工法では対応できないケースもあります。

葺き替え工事

葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しく施工し直す工法です。
費用と工期はカバー工法より多くかかりますが、下地の状態を直接確認・補修できるため、より根本的な修繕が可能です。
下地(野地板)に腐食や雨漏りの跡が見られる場合は、葺き替えを選択することで建物全体の耐久性を高めることができます。
今回の横浜市港北区の調査事例でも、スレートの割れが多数確認されたことから、葺き替えを含めた工法のご提案を行いました。

棟板金の状態もあわせてチェックを

ノンアスベストスレートが劣化している屋根では、棟板金(屋根の頂上部分を覆う金属板)の劣化も同時に進んでいることが多いです。
棟板金は屋根の中でも特に風雨の影響を受けやすい部位で、釘の浮きや板金の浮き・めくれが起こりやすい箇所です。
放置すると板金が飛散したり、内部の貫板(ぬきいた)が腐食して棟板金ごと崩落するリスクがあります。
スレートの点検の際には、棟板金の状態も必ずあわせて確認するようにしましょう。

ノンアスベストスレートが心配な方へ

「自分の家の屋根材がノンアスベストスレートかどうかわからない」という方も多いと思います。
一般的に、1990年〜2005年頃に建てられた住宅でスレート屋根を使用している場合、ノンアスベストスレートが使われている可能性が高いです。
建築時期に心当たりのある方は、一度専門家による屋根点検を受けることをお勧めします。
屋根の劣化は外から見えにくいため、問題が表面化する頃にはすでに大きな被害が起きていることも少なくありません。
横浜市港北区の気候は梅雨や台風シーズンの雨量が多く、劣化した屋根材への負荷は特に大きくなります。
雨漏りや破片落下が起きてからでは修繕費用も大きくなりますし、近隣への被害リスクも高まります。

まとめ

今回は、横浜市港北区での屋根調査事例をもとに、ノンアスベストスレートの割れ問題についてご説明しました。
ノンアスベストスレートは塗装による補修効果が期待できず、割れや反りが確認された場合はカバー工法または葺き替え工事による根本的な対処が必要です。
屋根材の状態・下地の傷み具合・建物の構造によって最適な工法は異なりますので、まずは専門家による現地調査をご依頼ください。
街の屋根やさんでは、全国各地の屋根点検・調査を承っております。
屋根の状態が気になる方は、お気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2026年06月01日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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