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床の間から雨漏りで現地調査｜横浜市港北区
2014/07/20 更新
今日は、床の間から雨漏りしているとお問い合わせのあった
お宅へ伺って来ました。
何やら訪問業者が来て、「瓦の防水紙が切れているから
屋根を葺き替えないと駄目だ。」と言われたそうで、
心配になってお問合せを頂きました。
どこが原因で雨漏りをしているのか、早速調査して
お客様の不安を解消しなければなりません。
雨漏りしている所は、二階の和室です。
敷目天井のべニアが雨漏りによって剥がれてきています。
床の間の天井も同様で、ここ最近の豪雨の時に雨漏りするそうです。
屋根に登ってみました。
雨漏りしているのは丁度この下あたり。
パラペットがあって板金で雨仕舞をしてあるのですが、
どうも怪しいのです。
パラペット際の瓦を一部剥がしてみたところ、
写真の様な納め方でした。
瓦の際から2～3㎝の所で板金を1センチ程立ち上げて有り、
その上に防水紙が乗っているだけ。
場所によっては、防水紙が届いていない所もありました。
これでは、防水紙の下にどんどん雨が入っていきます。
防水紙の下は野地板ですから、そのまま二階の天井に
雨が落ち雨漏りします。
もう一つの原因は、パラペットの板金の納めです。
立上りの板金と谷の板金の取合い部分に穴がポッカリ開いています。
この下は野地板でここから入った雨が雨漏りの原因になっています。
瓦の葺き替えよりも、このパラペット周りの納まりを直さない限り
雨漏りは止まりませんので、今回のご提案は、パラペットの板金をやり直す工事です。
瓦を一部剥がして、立ち上がりと笠木も交換し、谷の板金工事を行います。
雨仕舞の施工方法を間違えると直ぐに雨漏りの原因になっていきますので、
しっかりと直していきます。
ご質問やご不明な点など御座いましたら、
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