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横浜市南区マンションの屋上が陸屋根で防水状態の調査

更新日:2017年05月12日

横浜市南区にあるマンションオーナー様よりマンション屋上の防水の状態を調査してほしいとのご依頼がありました。

北側西

地上5階建てのマンションで1階には商業施設が入ったおります。築18年との事です。さっそく防水の状態を確認してみましょう。

浮き① 浮き②

立上りの防水膜が浮いており、波のような模様ができております。すでに剥がれてしまっているようです。

破れ① 破れ①拡大

こちらは雨水が溜まりやすいエリアのようです。泥や埃が付着しており、溜まりやすいせいか劣化の進行具合が著しいです。破れた部分を確認してみるとゴムシートを使用した防水のようです。

破れ② 破れ②拡大

ドレンの周囲が剥がれかかっております。現在は雨漏りしていないそうですが、このまま放置しておくと、ゆくゆく雨漏りする可能性が高いです。すでに隙間から建物内部に侵入している事でしょう。

亀裂 亀裂拡大

表面にはいくつも亀裂が発生しております。亀裂が黒くなっている部分は浸み込みが多い証拠です。それだけ亀裂自体が浅くはないということです。

北側中央 南側東

現状としては表面も粉が吹いており、亀裂や破れが発生している以上、正常な状態とはいえません。とくに破れている箇所に関しては早急な対処が必要です。破れていないところも亀裂が多く、長くは持たないことが予想されます。タイミング的には防水全体を改修するべきだと思います。既存がゴムシートを使用した防水ですが、塩ビシートを使用して改修することをご提案致します。ゴムシートよりも塩ビシートの方が厚さのある製品が多く、耐久性、耐摩耗性が優れております。何回も費用をかけられる工事ではないからこそ、質の高い方での改修をご提案致します。

 

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