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湘南地区茅ヶ崎市日本瓦のお宅で瓦のズレと棟の隙間
湘南地区にある茅ケ崎市で屋根調査を行いました。
築23年の日本瓦のお宅です。今までは都内で暮らしており、これからはこちらのお宅で暮らす予定とのことで、今回はその前に屋根の状態を確認して欲しいとの事でした。それでは調査に入ります。
三州瓦という種類の瓦です。屋根は瓦の部分と銅の部分があるようです。瓦の表面は色が焼けておりますが、瓦自体は23年で使えなくなることはありません。
瓦の上を歩いていると、軒先に行くにつれて瓦が動くような感じがします。軒先側はこのように瓦のズレが発生している状態です。よく見ると瓦を固定している釘が抜けいているのが分かります。このままでは瓦は落下してしまいます。
棟に詰めてある漆喰も変色しており、劣化の兆候があります。棟瓦はコーキングで留めてあり、以前に補修を行った形跡があります。棟瓦を触ってみるとグラグラとしており、しっかり固定されていないようです。
こちらの棟瓦は1番グラグラしていた部分です。棟瓦の固定方法に問題はありませんが、経年により中の木材が劣化している可能性はあります。屋根を調査させて頂きまて、瓦そのものというよりは、内部の木材に劣化があるようです。この場合は瓦を1度撤去して木材を新しくして、既存の瓦を再利用して設置する屋根葺き直し工事や瓦自体も軽い屋根材に交換する屋根葺き替え工事が可能です。
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