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川崎市中原区で緩い勾配の屋根葺替え工事
川崎市中原区で屋根の調査をおこないました。今日は雨予報だったのですが、雨が降り出す前に間に合ったので早速調査開始です。
屋根はガルバリウム鋼板の横葺きです。屋根の上を歩き回りましたが、今のところ下地に傷みは出ていなそうです。問題無し!と言いたいところですが、非常に気になる部分があります。
昨日のブログに書いた内容に関係するのですが、屋根の勾配と使っている屋根材に問題があります。『0.5』と数字があると思いますが、これは屋根の勾配を表していて、0.5寸(5分)勾配の屋根という事です。1メートル横に移動した時に5センチメートル上がる勾配で非常に緩い屋根の角度で、通常この勾配の場合は軒先~棟まで一枚の板金で造られているタテ葺き屋根くらいしか使うことが出来ません。図面を見ると、下に粘着式の防水シートが貼ってあるようですが、防水紙が切れたらどうなるでしょうか。
横葺き屋根の造りとして、重なり部分(ハゼ)に厚みが出てしまうので中間部分が凹んでしまいます。3寸勾配以上の屋根であれば別に全く問題が無いのですが、5分勾配の緩さですと、この部分雨水が溜まってしまいます。屋根材の色が変わっている所が水溜りの様になっている箇所で、ハゼ部分から雨水が逆流する危険が高いですね。勾配が急であれば屋根材の下に回った雨水も防水紙の上を通って軒先まで流れやすいのですが、勾配が緩いと軒先まで流れずに留まってしまうのも雨漏りに繋がっていきます。
この様な棟板金のジョイントのコーキングが切れた部分もあまり良くありません。勾配が緩いのでちょっとした隙間から雨水が入り込んでしまいます。
もう一つ、屋根に設置してあるトップライトも注意しなければなりません。一般的なトップライトは屋根の勾配が2寸以上必要という設計になっています。フラットな陸屋根用のトップライトもありますが、現状室内側から結構な量の雨漏りがありますので通常のトップライトを使っている様です。トップライトを付ける場合は、上から流れてきた雨水がトップライトの周りを流れる様に専用の水切りを取り付けます。しかし、勾配が緩ければ雨水が上手く流れずに溜まってしまうことになります。結論から言いますと、5分勾配の屋根に使ってはいけない屋根材と取り付けてはいけないトップライトが設置されていますので、今のところ雨漏りしていなくても今後必雨漏りするリスクが非常に高いと言えますので、今回ご提案するメンテナンスは屋根の葺替え工事です。トップライトに関してはフラットタイプにするか無くしてしまうかはお客様との相談です。こちらの川崎市中原区の建物の様に屋根が緩い勾配の場合は、葺き替え工事の時に適切な屋根材を使う必要があります。
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