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神奈川県藤沢市で浮いてきた棟板金を交換します
神奈川県藤沢市で屋根の調査をおこないました。最近非常の多くなっているお問い合わせが、近くで工事中の業者が来て屋根が浮いているから直ぐに直さないと大変だ、というものです。話だけして屋根に上って見る訳でもなく帰っていくそうなのですが、そんな事を言われたら大丈夫かな?と心配になってお問合せ頂く事が増えています。下から見て直ぐに分かる状態なのか上ってみなければ分からないのか、どちらにしても上ってみてしっかりと調査をおこないます。
屋根はスレート葺きで面と面が合わさる部分には棟板金がかぶせてあります。今回のお問合せ内容は、棟板金の釘が浮いているという事でした。
斜め下に向かって取り付けられている棟板金の先の方の釘です。確かに5ミリ程浮いていましたが、下から見て分かるかというとここまで小さな部分は多分見えません。
釘が浮いているのは合計で二箇所ありました。もう一箇所の方が大きく抜けていますが打ち込むと効きますのでそれ程心配はいらないと思います。
棟板金は、スレート屋根を葺いた後に貫板という木を打ち付けてから板金を被せて横から釘で固定します。釘が浮いてくるのは貫板が経年によって痩せてきた場合や雨水を吸って傷みが出た場合に起こります。二箇所釘が浮いていましたが他の部分は浮いているところは有りませんし、しっかりと固定されていましたので貫板の傷みでは無さそうです。釘の抜けよりも貫板ごと浮いてしまっている症状が全体的にありました。指先が棟板金の下に入り込むくらいですので、強風などの時には板金の下に風が吹き込んで棟板金が飛んでしまう事も考えられます。現在雨漏りはしていないそうですが、貫板を固定している釘がサビてしまっている可能性が高そうです。築20年との事ですので、貫板ごと棟板金を交換する必要があります。神奈川県藤沢市の建物、現状浮いている部分が屋根全体にありますので交換工事をご提案しました。台風シーズンに入る前に早目に交換して安心出来る屋根にしましょう。
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