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藤沢市湘南台にて鉄骨作りのベランダ調査、錆がまわり腐食がすすみすぎると崩れてしまう事もあります
藤沢市湘南台にお住まいのお客様より、一度も塗装していない鉄骨作りのベランダを見て欲しいとの事で調査の依頼を頂きました。
お住まいが既に築30年を超えており、大掛かりな工事をした方がいいのかも含め相談に乗ってほしいとの事です。
現地を見ない事にはどのような対応ができるか分からない為お立合いの元、調査致しました。
お伺いしてベランダに上がる前に既にわかった赤錆がまわっている様子
玄関横からベランダの足が設置されておりますが、既にそちらを見るだけで部分的ではなく全体的に赤錆が出てしまっていました。
良く見ると、穴も開いているのが分かります。ここまでの腐食ですとパテをあてて穴をふさいで塗装するなどの補修は厳しいです。
庇や手すりなどのベランダ全体に多く傷みが出てしまっている状態でした
最初に錆が目に入ってしまい、ベランダ全体をどうしたらいいかのお話は後回しになってしまっていましたが、実際にベランダに出てみると出た瞬間分かったのが床も腐食していて、絨毯の上を歩いているような状態だという事。この真下はリビングになっており、床の腐食を考えると雨漏りしていないか心配になります。
また庇の波板も何枚も剥がれて飛散してしまっており、これを全て修繕するか解体してなくしてしまったほうがいいかでお客様は悩まれておりました。
ただ庇などはどうにかできるとしても、土台であるベランダにここまで赤錆が出てしまっていると塗装での保護はできない可能性の方が強く、まずはベランダをどうするかの方向性を決めないと結果無意味な工事になってしまいます。
ベランダから下屋が見えます。スレートで葺かれておりますが、所々割れていて防水紙が見えてしまっている所も。
またベランダを支える足の根元が腐ってしまっています(写真右)。多くの錆が支えとなっているような状況です。あまりこれ以上負荷をかけるとベランダ床が抜ける可能性もあります。
今までも何度かベランダに関しては何かしらリフォームをしなければと考えておられたようですが、そのまま20年経過してしまった結果、錆がまわりすぎてどうにもならない状態になってしまいました。
今回は内装のリフォームをされたばかりとの事でベランダのみ解体し、まだお住まい続けるとの結論になりました。
解体後に出てくる一階の屋根にあたる場所がどうなっているかはその後のお打合せ次第となります。
街の屋根やさんでは庇やベランダの改修工事も承っておりますので、雨漏りや経年でベランダを一新したいなどありましたらお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2019年06月29日時点での費用となります。
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