屋根リフォームにおけるジンカリウム鋼板の屋根材のメリット・デメリット | 横浜の屋根工事、屋根リフォーム、屋根塗装は街の屋根やさん横浜

HOME > ブログ > 屋根リフォームにおけるジンカリウム鋼板の屋根材のメリット・デ.....

屋根リフォームにおけるジンカリウム鋼板の屋根材のメリット・デメリット

更新日:2021年06月19日

 屋根材の中で、最近注目を浴びているのが金属屋根材ですが、その中でも耐久性が高いジンカリウム鋼板が多く使用されています。ジンカリウム鋼板の屋根材はスレートや瓦などと比較し軽量であることや、ジンカリウム鋼板の表面にストーンチップが施された意匠性に優れている商品があるなど、機能性とデザイン性どちらも魅力的な屋根材です。
 このページではジンカリウム鋼板の屋根材について、メリット・デメリット、ジンカリウム鋼板の特性などをご紹介いたします。

ジンカリウム鋼板(エコグラーニ)

ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼鈑の違い

 金属屋根材ではジンカリウム鋼板と並んでよく聞くのが「ガルバリウム鋼板」です。どちらもとても耐久性が高い材ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
 まずガルバリウム鋼鈑についてですが、日本製鉄(新日本製鐵株式会社と住友金属工業が合併し、新日鐵住金になり、2019年に日本製鉄に商号変更)の登録商標になっています。
 それに対してジンカリウム鋼板はオーストラリアの「BlueScope」社の登録商標で、実はほとんど同じ素材のジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板ですが商標登録している会社によって呼び名が異なるのです。
ほとんど同じ素材といっても、わずかですがその成分は異なります。

ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板の成分割合

  アルミニウム 亜鉛 シリコン(ケイ素)
ジンカリウム鋼板 55% 43.5% 1.5%
ガルバリウム鋼鈑 55% 43.4% 1.6%

 

 ご覧の通り、亜鉛とシリコンがわずか0.1%の違いですので、ストーンチップがついていたり、保証年数など使用されている合板そのもので比較するのではなく、屋根材として比較することになります。デザイン性についても現在はメーカーから様々なランナップが出ておりますので、屋根のスタイルや好みに合わせてお選びいただけます。

 

ガルバリウム鋼鈑の屋根材 ジンカリウム鋼板の屋根材

 

ジンカリウム鋼板の屋根材のメリット

 なんと言っても一番は軽量で、なおかつ耐用年数が30年~50年と寿命が長いことが大きなメリットです。最近は地震や台風といった自然災害によって全国的に被害を受けた方が多くいらっしゃいます。そのため、被害によって壊れた屋根を修理する上で、自然災害に強い屋根を望まれる方が多いのですが、そのような理由からも金属屋根材はおすすめです。
 屋根材が軽量であることで、地震の揺れを軽減しますので建物が受けるダメージも少なくなります。また、瓦は揺れでずれたりしますがジンカリウム鋼板の屋根材はビスやインターロック式、嵌合式などでしっかり固定していますのでズレにも強いです。
 ジンカリウム鋼板の屋根材にはストーンチップを表面に施しているディーズルーフィングという種類がありますが、このタイプは塗装によるメンテナンスは不要です。また、ストーンチップによって断熱効果や遮音効果もあり、「金属屋根材=うるさい・夏場は暑い」といったマイナスのイメージを持った方にもおすすめです。

ジンカリウム鋼板のストーンチップの屋根材「エコグラーニ」についての詳細はこちら

 

瓦がずれている 地震の揺れで鬼瓦が崩れている

 

ジンカリウム鋼板の屋根材のデメリット

 

 耐久性が高く、意匠性も高い、さらに軽量、このような高機能なジンカリウム鋼板の屋根材ですが価格としてはスレート材やアスファルトシングル材と比較して割高になります。
 そのため、この先も長く今の住居でお過ごしいただく場合はおすすめですが、数年後には建て替えを検討している場合はその限りではありません。
 また、ストーンチップの施された屋根材の場合は、ストーンチップが剥がれ落ちることがあります。施工当初は剥がれかかっていたものが落ち、それが時間とともに落ち着いてくるという傾向があります。

 

 

ジンカリウム鋼板の屋根材を使った屋根工事

 屋根材を交換する工事として、屋根葺き替え工事と屋根カバー工法があります。どちらも同じく屋根を新しくする工事ですが、大きな違いは屋根カバー工法は既存の屋根の上から新しい屋根を重ねて作るということです。それに対して屋根葺き替え工事は、屋根材を撤去し、野地板や防水紙、屋根材を交換して屋根を刷新します。
 もともと屋根に瓦やスレートを使っていた場合、屋根を葺き替えることでかなりの軽量化になります。

 

屋根葺き替え工事 屋根材設置の様子 屋根葺き替え工事 屋根材設置が完了

屋根材別重さの比較

屋根材のタイプ 1㎡あたりの重さ 屋根面積92㎡の重さ
金属 6Kg 552Kg
スレート 20Kg 1,840Kg
60Kg 5,520Kg

 金属屋根材とスレートを比較して、1㎡では約3倍以上、瓦の場合は10倍の違いがありますが、平均的な屋根面積28坪(92㎡)で比較するとその違いの大きさに驚くでしょう。
 軽自動車が約600Kgほどですので、金属屋根材の場合は軽自動車が1台屋根に乗っている状態と同じです。それに対してスレートは3台、瓦にいたっては9台が乗っているほどの違いになります。

 軽さの恩恵を受けるのは屋根葺き替えだけではなく、屋根カバー工法にも言えることです。
屋根カバー工法は屋根が二重になるので、どうしても以前よりも屋根が重くなってしまいます。しかし新しい屋根には軽量なジンカリウム鋼板などの屋根材を使うことで重さの増加を抑えることができます。

 

ジンカリウム鋼板屋根はこんな方におすすめ!

・屋根に太陽光パネルを設置する予定がない方
太陽光パネルは屋根に穴を開けて設置しています。ジンカリウム鋼板の屋根に穴を開けてしまうと、穴から錆びてしまい屋根が脆くなってしまう可能性があるため、今後太陽光パネルを設置する方には、ジンカリウム鋼板屋根はあまりおすすめできません。ジンカリウム鋼板屋根は30年の保証がついていますが、これは第三者が手を加えなかった場合に限りますので、太陽光パネルをつけた後は保証が適用されませんのでご注意ください。

・30年以上住む予定の方
先ほどもご紹介した通り、ジンカリウム鋼板の寿命は30〜50年ととても長くメンテナンス費もあまりかからないことから、30年以上お住まいになる予定のある方にはおすすめの屋根材です。ちなみに、スレート屋根の寿命は20〜30年(約10年毎に塗装が必要)、ガルバリウム鋼板屋根の寿命は30年(15〜20年で塗装が必要)ほどです。

 

屋根材と屋根勾配の関係

 屋根というと多くの方が三角の屋根をイメージするかと思います。三角屋根の傾斜のことを「屋根勾配」と呼びます。単位はいくつかありますが、水平距離10寸に対して、高さが何寸かで傾斜を表すことが多いです。数が大きくなるほど傾斜も大きくなります。3寸〜5寸が一般的な勾配で、日本では多くの家が3〜5寸勾配の屋根だと言われています。3〜5寸勾配は並勾配と呼ばれ、雨漏りなど屋根に不具合が発生しにくい勾配ですので、屋根勾配に悩まれている方は並勾配にすると安心かと思います。
 勾配によって使用できる屋根材も限られます。スレート屋根では3寸以上、瓦屋根は4寸以上の勾配が必要になります。ジンカリウム鋼板を含む金属屋根の必要最低勾配は1寸(平葺き・横葺きの場合は3寸)以上で、スレート屋根や瓦屋根よりも緩い勾配の屋根でも使用できます。しかし、緩勾配の屋根は雨が流れにくく屋根に溜まってしまう可能性があり、雨漏りのリスクも高くなるので注意が必要です。

 

ジンカリウム鋼板を使った屋根工事をお考えの方へ

 街の屋根やさんでは今回ご紹介いたしましたジンカリウム鋼板の屋根材での工事を数多く施工しております。耐久性が高く、軽量、しかも景観に優れた意匠面、とてもおすすめな屋根材ではありますがお施主様のご要望や建物の状況などを考慮し、最適な工事をすることが何よりも大事です。
街の屋根やさんでは電話一本で無料点検を承っておりますので、これから屋根工事をご検討の方はお気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2021年06月19日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

2024年最新情報!補助金でお得にリフォーム!

関連動画をチェック!

葺き替えよりリーズナブル!屋根カバー工法で雨漏り解決!【アメピタ!】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

屋根の専門家が教えます、屋根の勾配(角度)と屋根材の関係
 普段、生活している限り、屋根のことはあまり気にしない方がほとんどだと思います。それでも、屋根というと大半の方は三角屋根を思い浮かべるのではないでしょうか。見慣れた街並みを思い出してください。大方の屋根には勾配(傾斜)が付けられています。  屋根勾配は雨水を効率良く流すのに必要です。積雪地ではその勾…続きを読む
高耐久・塗装不要の「ジンカリウム鋼板屋根材」で屋根リフォーム
 ジンカリウム鋼板は、塗装不要であり、軽量かつ耐久性に優れた金属屋根材です。 近年注目を集めるガルバリウム鋼板とほぼ同等であり、自然石粒が表面に付着した金属屋根がジンカリウム鋼板として知られています。  この記事では、ジンカリウム鋼板の特徴と、屋根材選択時に役立つメリットやデメリットなどについて詳…続きを読む
長寿命な屋根材はどれ?耐用年数から考える各屋根材の耐久性ランキング
 お住まいの中で最も過酷な環境に晒されている部位を問われたら、多くの方が屋根だと答えるでしょう。  高いから強風の影響を受けやすく、寒暖・雨・直射日光といった天候の影響をダイレクトに受ける、本当にとんでもないところです。  寒い地方になれば、降雪や降雹はもちろんのこと、軒に氷柱ができます。積雪の重み…続きを読む
屋根の維持費はどれくらい?各屋根材のコストを比較してみました!
 お住まいのご購入、そして住み続けるための維持管理、人間が生活していく上で基本となる「衣食住」はいずれもお金がかかります。 特に「住」、お家のことに関しては購入する際にかなりの金額を必要としますし、数十年に渡って維持していくのにも相当な費用がかかります。 また、お子様がいるご家庭では「学」にもお金が…続きを読む
屋根工事・屋根のリフォームに対する不安を解消致します!不安ゼロ宣言
 街の屋根やさんのサイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。今このページをご覧になっている方の多くが、屋根リフォームに対して心配や気がかりな事があるのではないでしょうか? 【動画で確認「不安ゼロ宣言」】 長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという…続きを読む

街の屋根やさん横浜

    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒222-0033
        神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6
        VORT新横浜 2F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん横浜支店
      街の屋根やさん横浜支店
      お問い合わせはこちらから スタッフ紹介 お問い合わせはこちらから スタッフ紹介

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      防水工事を行った現場ブログ

      2024/05/21 ベランダ防水工事の重要性|防水層の劣化進行は雨漏り被害を招きます!

       物干し場や家庭菜園のスペースなど、日当たりの良いベランダは生活スペースとして幅広い用途として活用できます😊 しかし、そうした中で注意が必要なのが防水層の劣化です。 防水層の劣化は雨水の浸水に繋がり、それによる雨染みやカビの発生など大きな被害を招いてしまいます。 今回はベランダ防水工...続きを読む

      2024/04/24 FRP防水とは?トップコートの塗り替えが防水層の寿命を延ばします!

       屋上やベランダ、バルコニーなどに必須とも言えるのが防水工事です! ですが、一口に防水工事と言ってもウレタン防水やシート防水などその方法には種類があります(#^^#) その中でも、特に強靭な防水層を形成するFRP防水も防水工事の種類の一つです! 今回は、FRP防水の特徴・メリット・デメリットと併せて...続きを読む

      2024/04/18 陸屋根(屋上)は雨漏りが起きやすい!?雨漏り対策とメンテナンスのポイントを解説!

      陸屋根(りくやね)とは  陸屋根は建物の屋根の種類の一つで、斜面のある屋根と異なり、勾配の無い平坦な面を持つ特徴があります。 ビルなどでよく見られ、屋上と言われるとビルやマンションなどの建物を想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか?  屋上のスペースを活用できるということか...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      防水工事を行った施工事例

      施工内容
      その他塗装
      築年数
      約25年
      使用材料
      ロンシール ニューベストプルーフ 塩ビシート防水 機械固定工法

      その他の施工事例一覧→

      お問い合わせフォーム



      お名前
      必須

      例:屋根 一郎

      ふりがな
      【任意】

      例:やね いちろう

      ご住所(工事地住所)
      必須

      ※郵便番号入力で町名まで自動入力されます。

      郵便番号
      -

      番地・ビル・マンション名

      E-mail
      (半角英数)
      必須
      電話番号
      (半角英数)
      【任意】
      例:045-XXX-XXXX
      お問い合わせ
      【任意】

      入力内容をご確認の上、よろしければ「確認画面へ」ボタンを押して入力内容確認画面へお進みください。

      個人情報の取り扱いにつきましては、プライバシーポリシーをご覧ください。

      点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!


      お電話でのお問い合わせは

      通話料無料

      0120-989-936

      8時30分~20時まで受け付け中!