下葺き材(防水紙)にはどんな種類や機能、工事で必要なの?

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下葺き材(防水紙)にはどんな種類や機能、工事で必要なの?

更新日:2021年08月16日

 下葺き材(したぶきざい)は、別名ルーフィング・もしくは防水紙と呼ばれるもので、屋根材を葺く際に下に設置する材をいいます。屋根はお住まいと風雨から守る重要な部位です。実はお住まいの寿命は屋根で決まるといわれるくらい屋根に問題があると家は長持ちしないものです。
 特に下葺き材は雨漏りさせないためには最重要箇所となりますので、このページでは下葺き材の種類や機能、メンテナンスについてご紹介させていただきます。

下葺き材

下葺き材の機能

 屋根からの雨水は屋根材で防いでいるとお考えの方が多いと思いますが、実は屋根材だけでは完全に水分の侵入を防ぐことはできません。雨量や風向、風の強さなどの条件によって水分が屋根材をすり抜け内部に入ってきてしまうため、屋根材の下には下葺き材を設置しています。
 下葺き材は色々な種類があり、耐用年数などにも違いがありますが10年から長くて50年という長寿命な下葺き材もありますので用途に応じて選ぶようにしましょう。

天井の雨染み 下葺き材が破けている

下葺き材の種類

 一般的に多く使われるものとしてアスファルトルーフィングがあります。価格は安いのですが、その反面耐用年数は10年ほどと短いため、将来的に建て替えを予定しているなどの理由がない限りはもう一つ上のグレートになります改質アスファルトルーフィングがおすすめです。耐用年数は20年程もちますので、価格と費用のバランスが取れた下葺き材と言えます。
 同じ改質アスファルトルーフィングでも粘着性のある下葺き材もあります。用途としては複雑な形の屋根に使用されることや、屋根カバー工法の場合であれば屋根材の表面が傷んでいる場合は粘着性がある下葺き材のほうが向いていることから使用されています。
 他にも高性能な下葺き材として軽量な高分子系のルーフィングや、湿気を外に逃がす透湿防水性のルーフィングなどもあります。透湿防水性の機能があるものは耐用年数も長く、50年程度もつ製品があります。

改質アスファルトルーフィング 粘着タイプの下葺き材

 

下葺き材が交換が必要な状態

 下葺き材の交換タイミングは様々ですが、多いのが経年劣化による交換です。耐用年数を過ぎた下葺き材は変色から始まり、ひび割れや破れなどに発展し雨漏りを引き起こします。下葺き材は簡単に状態を確認することができず、一度屋根材を外してみる必要があります。
 瓦の場合は簡単に外すことができますが、スレートや金属などの場合は容易に外すことができないため、調査が必要な場合は専門御者に依頼するようにしましょう。私達街の屋根やさんではお住まいの点検・調査・お見積もり作成まですべて無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。

下葺き材が破けている 下葺き材が変色している

 

下葺き材を交換する工事

 下葺き材のみの交換よりも、屋根材を新しくするタイミングで一緒に下葺き材を交換することがほとんどです。その工事の一つは屋根葺き替え工事です。屋根材が傷んでしまっていることや、野地板などの下地がだめになっている場合、もちろん下葺き材が経年劣化しているなどを改善する時に屋根葺き替え工事を行います。
 屋根を新しくする工事は屋根葺き替え工事と、もうひとつ屋根カバー工法があります。こちらは既存の屋根に新しい屋根をかぶせる工法で、既存の屋根の棟板金や雪止め金具などを取り外して、屋根の上から下葺き材を設置し、さらにその上に屋根材を設置する工法です。
 下地材を交換する工事として、あまり行う機会はありませんが屋根葺き直し工事というものもあります。この工事は屋根材を一旦外し、下葺き材や野地板などを交換した後屋根材を戻すという工法です。屋根葺き直し工事は屋根材の状態が問題ないことであったり、屋根材自体が現在も生産されていて入手しやすいといった条件が整って初めて行うことが可能です。また、屋根葺き直し工事で対応できるのは瓦屋根で、スレートや金属などの屋根材は不向きとなっております。

屋根カバー工法の様子 屋根葺き替え工事の様子

 

下葺き材の施工方法

 下葺き材は水分を完全にシャットアウトする目的で取り付けらてていますが、材自体が防水性が高くとも、設置方法に誤りがあると機能を果たせなくなります。
まず、設置するには軒先から棟に向かって張りますが、重なりは棟側が上に重なるようにしなければなりません。これは水分は棟から軒先に向かって流れるためで、下葺き材の重なりが逆になると水分が回り込んで浸水してしまいます。
 また、重ね代を十分にとることも大事で、水平方法の重ね代は10cm以上、垂直方法は20cm以上を目安に確保しています。
 雨漏りが発生しやすい谷部などは下葺き材を重ねて2重3重にして防水性能を確保していますが、こういった弱点の部分に重ねる専用の下葺き材というものもあります。

下葺き材の固定方保

 下葺き材の固定方法は2種類あります。

・タッカー留め
 ホッチキスのようなタッカーで、針を使って下葺き材を固定します。よく使用されるアスファルトルーフィングはタッカーを使って止めています。タッカー留めは、屋根に対して垂直に打たないと下葺き材に隙間ができてしまうため、職人の技の見せ所です。下葺き材に穴が空いてしまった場合は、雨漏りの原因となってしまいます。タッカー留めでは、針を使うため下葺き材に小さな穴があくのですが、太陽の熱で下葺き材が溶けて穴を埋めてくれますのでご安心ください。

・粘着(シール)式
 下葺き材の裏がシールになっており、タッカーを使わずそのまま接着することができます。改質アスファルトルーフィングは、タッカー留めのものと粘着式のものがあります。タッカーを使わないので針による穴があくことがないため、穴から雨水が侵入することがありません。タッカー留めの下葺き材よりも防水性や耐久性に優れています。

 私達街の屋根やさんではお住いの形状や状態、お施主様のご要望などを考慮し最適な工事のご提案をさせていただきます。特に築年数が経っているお住いは下葺き材の劣化が進んでいる可能性もありますので、お気軽にご相談下さい。

 

 記事内に記載されている金額は2021年08月16日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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