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天窓を選ぶ時のポイント。撥水性は重要?古くなった天窓の工事は?
天窓、もしくはトップライトなどと呼ばれていますが、これは屋根に設置された採光用窓をいいます。屋根はお住まいの中で一番日当たりのいい部分で、そこに窓を設置すれば通常の窓からの採光量の3倍光を取り込めると言われています。また、最近では開閉についても電動で行うことができ、室内の換気効率も高いことから天窓の取り付けを検討されている方が増えています。
しかし、天窓を後から付けることができるのか?といった疑問や撥水性や防汚性など天窓に付帯する性能などについても考えるとなかなか悩みは尽きません。このページでは天窓のメリット・デメリットや選ぶポイント、取付工事などについてご紹介いたします。
天窓のメリット・デメリット
天窓のメリットとして、まずはお部屋への採光量が増え格段に明るくなります。人は太陽の光を受けることでバイオリズムを調整しているため、不眠・寝不足などの改善にも繋がります。以前は定年を迎え自宅で過ごす時間が長くなった方に需要が多かったのですが、最近はテレワークの普及で自宅で仕事をする機会も増えたた、自宅をより快適に過ごせるために天窓をご検討される方も増えています。また、開口できるタイプであれば部屋の換気効率をアップすることができます。特に夏場などの熱された空気は上に溜まるため、天窓からの換気は通常の窓からの換気よりも高い換気効率があります。
これらのメリットに対して、デメリットとしては掃除がやりにくいことや雨音が気になる、日差しが強い場合にカーテンなどが必要になるなどが挙げられます。しかし、天窓の種類によっては汚れにくいものであったり、UVカット、ブラインド付き、屋根からの熱を伝えにくいなどの機能を選ぶことによって対応することが可能です。
天窓の撥水機能について
雨が降った時など、水滴がついたガラスの視認性は撥水するよりも、水をガラス表面になじませる「親水性」があることで汚れがつきにくくクリアな視界を実現できます。Neatガラスは二酸化チタンと二酸化シリコンの薄い膜によって親水性をもたせた商標登録で、様々な製品に採用されています。
イメージ的にガラス表面は撥水している方が汚れにくいと思われますが、Neatガラスが使われた製品であればお掃除がしにくい天窓を長期間綺麗な状態に保ってくれるため、今後天窓を設置する方は親水性のNeatガラスを候補の一つにしてみるといいかもしれません。
古くなった天窓は雨漏りの危険がある
古い天窓は点検やメンテナンスをしておかないと雨漏りさせてしまう危険があります。天窓の弱い部分はガラス周りで、気密性を高めるためにゴムのパッキンが使われている箇所は、経年劣化でそこから雨漏りしてしまうことがあります。この場合の補修としてコーキングを充填させて雨漏りを止める方法がありますが、板金部分などの不具合によって雨漏りしている場合はもう少し大掛かりな補修が必要となり、結果として新しい天窓へ交換が必要となるケースがあります。
また、天窓の必要性が感じられなくなり、そのまま天窓を撤去する場合もありますが、私達街の屋根やさんでは天窓の修理、撤去、交換なども承っておりますのでお気軽にご相談ください。
天窓の撤去について
天窓を撤去する場合、天窓があった場合はどうなるのでしょうか?今回の工事は屋根葺き替え工事を同時に行い、天窓を撤去した箇所に下地を入れて完全にフラットな屋根に仕上げております。
工事のきっかけは天窓からの雨漏りで、過去にも雨漏りしていたようですがその時はコーキングで雨漏りを止めたようです。それからさらに年月が経って、屋根材自体も傷んできたことから今回は屋根葺き替え工事に合わせた天窓の撤去工事を行いました。
左写真はこれから撤去する天窓です。まずは棟板金などを撤去し、さらに屋根材を取り外しています(右写真)。年数が経つと屋根材の劣化だけでなく、屋根材の下に設置されている防水紙も傷んでしまい、防水機能が失われてしまいます。そのため20年以上経っているお住いの場合は防水紙の状態も加味した工事を検討する必要があります。
天窓を撤去してその下に下地を設置していきます。天窓を取り外す時に、その周りの下地を壊さないように慎重に撤去作業を行い、下地としての野地板を固定します(右写真)。屋内部分には下地が露出しているため、新規で天井や化粧枠をとりつけお部屋から見ても違和感がないように綺麗に仕上げております。
野地板の上から防水紙を取り付け、さらに屋根材を設置していきます。今回使用した屋根材はスレートのケイミューコロニアルクワッドです。
天窓からの雨漏りも、一時的な補修ではなく完全に撤去したことで今後は雨漏りを心配することもなくなりました。天窓によって様々な利点がありますが、古くなったことやライフスタイルの変化などで必要を感じなくなった場合は今回のように完全に撤去する方法もありでしょう。
私達街の屋根やさんではお客様のご要望だけでなく、天窓や屋根の状態を考慮した上での最適な工事をご提案いたします。天窓についての質問や工事については街の屋根やさんにお任せください。
記事内に記載されている金額は2021年07月18日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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