屋根メンテナンスでも人気の高いカバー工法で失敗しないためには

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屋根メンテナンスでも人気の高いカバー工法で失敗しないためには

更新日:2021年07月27日

 化粧スレートなどの改修・リフォーム方法として屋根カバー工法をご提案され選択される方も少しずつ増えてきました。確かに屋根葺き替え工事よりも廃材撤去・処分費用も掛からず比較的安価で、工期も短いため生活に大きな影響を与える屋根リフォームでは非常にメリットが高い工事方法とも言えます。

屋根カバー工法のメリットと注意点

 しかし近年屋根カバー工法を行ったことで失敗した、トラブルが発生したといった相談が、消費者生活センターなどに寄せられているようです。
そこで今回は失敗しないために考えられる、屋根カバー工法時の注意点をご紹介したいと思います。安いから、早いからといった理由ではなく、今後安心して生活できるようにしっかり施工業者を見極めていきましょう。

屋根カバー工法とはどんな工事?

カバー工法 カバー工法はメリットが多い

 屋根カバー工法とは既存屋根材をそのままに、新規屋根材を上に被せるように施工する工法です。屋根材が二重になる分住宅への負担が大きくなるため、軽量な金属屋根材が使用されることがほとんどです。
 既存屋根材を剥がす必要がないため、

・生活をしながらでも施工できる
・最短2日ほどで工事が完了する
・廃材撤去処分費用がほとんどかからない
アスベスト(石綿)の飛散リスクがない
・屋根を二重にすることで遮音性・断熱性が向上する

アスベストが飛散しない 遮音性が向上する

等、メリットが多い工法となります。特に現在リフォームを検討されているお住まいの中ではアスベスト(石綿)が含まれている屋根材が使用されていることがあります。この場合近隣の方への心配にもつながってしまいますので、屋根カバー工法を選択するという方も増えてきているようです。

カバー工法を行ったことで起きたトラブル

 メリットの多い屋根カバー工法ですが、施工をしたことでトラブルが起きたという方もいらっしゃるようです。その相談の中で多いのが【屋根材の剥がれ】、そして【雨漏り】です。自然災害が原因で破損してしまった際に多くの方が使用されている火災保険はおそらく屋根カバー工法の費用に充てられていると思います。にもかかわらず剥がれや雨漏りを起こしてしまった際に再度補修するのは自己負担のケースがほとんどです。中にはカバー工法をしたばかりなのに雨漏りが発生、結局二重の屋根材を剥がして葺き替え工事…といったお客さまもいらっしゃるようですので、しっかりどのような施工をされているのかを確認することが重要です。

 ちなみにそのトラブルが起きる原因としては下記が挙げられます。

屋根の剥がれ

屋根材の剥がれ 野地板の腐食

 屋根カバー工法は垂木などの住宅の構造に直接ではなく既存屋根材を1枚挟んでの施工となります。そのため固定する下地の状態が非常に重要だということがわかります。しかし中には築年数が経過している屋根材の上にそのままカバー工法を行ったり、雨漏りでダメージを受けた野地板を頼りにしたり施工したケースで、強風時に屋根材が剥がれてしまうことが起こりえます。

 またもともと強風を受けやすい地域でカバー工法を施工すると運悪く一気に剥がれを起こしてしまうこともあります。

雨漏り

雨漏り 防水紙の施工方法

 カバー工法は屋根材を新設してリフォーム・補修するための施工です。そのためカバー工法を行った時点で雨漏りや破損といった被害はすべて改善されるのです。しかしいまだに誤った施工によって雨漏りを起こしてしまったというお住まいも非常に多くみられます。

よくあるのが防水紙の施工方法によるものです。防水紙は施工後見えなくなる部分の為、重要視されていないですが、防水紙の葺き方1つで雨漏りも起こしてしまいかねません。必ず施工中の写真を撮影してもらい確認ができる状態にしておくなどの対策をしっかり行っておきましょう。

カバー工法で失敗しないために

 カバー工法は比較的安価なうえメリットの多いメンテナンス方法としても知られます。そのため選択される方も非常に多いのですが、その結果失敗してしまったという方もいらっしゃいます。ではこのような失敗を未然に防ぐためにどうすればよいのか?

 まず基本的な部分ではありますがしっかり施工経験の多い屋根工事業者を選ぶということです。屋根の勾配や地域に適しているのか、施工方法は適切なものなのか等チェックすることは非常に多いです。またご自身でも屋根カバー工法に適している状態であるのかを確認しましょう。ポイントは築年数と雨漏りの有無です。築年数が経過していると、どれほど綺麗な状態を維持していたとしても下地が傷んでいる可能性が高くなります。また雨漏りは湿気を増加させるだけでなく、垂木や野地板を腐食させる原因となります。必ずカバー工法を施工する際に、葺き替えとの比較を検討しお住まいにあったメンテナンスを検討しましょう。

まとめ

カバー工法の施工方法

 化粧スレートを利用されているお住まいが多い中、屋根カバー工法を施工されるお住まいも非常に多くなってきています。しかしその中でも失敗はトラブルも日々発生し頭を悩まされている方が非常に多くいらっしゃいます。まずその施工が適しているのか、また費用が妥当なのか、そして今後安心して生活していけるのか等、気になることがございましたらお気軽に私たち街の屋根やさんにご相談ください。点検・お見積りはもちろん、オンライン相談も受付中です。

 記事内に記載されている金額は2021年07月27日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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