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軽量瓦にデメリットはあるの?地震や台風に強い軽量瓦とは

更新日:2021年9月6日

 軽量瓦とは名前の通り重量の軽い瓦を言います。一般的に瓦というと粘土瓦を想像する方が多いと思いますが、粘土瓦は大体1㎡あたり45kgほどで屋根材の中では一番重いものです。これが軽量瓦になると30kg~40kg前後とおおよそ10%から30%ほども軽くなります。屋根が軽くなることで様々な利点がありますが、その反面デメリットも微々たるものですが存在します。また、軽量瓦は地震の揺れにも強く防災瓦に分類されるものもあります。
 このページでは軽量瓦の特徴やメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。

軽量瓦で屋根工事

軽量瓦はどんな屋根材?

 軽量な屋根材としては金属屋根材が挙げられますが、やはり瓦は瓦独自の意匠性があるため瓦を好む方は多いです。しかし、現代においては巨大地震や台風など自然災害への関心が高まっており、お住いに使われる材も自然災害に強いものが注目されています。実は屋根の重さが増すほどに地震による揺れは大きくなり、それだけ建物がダメージを受けやすくなります。そのため瓦は使いたいけど軽量なものを求める方にはこの軽量瓦はうってつけと言えるのです。

強風でずれた瓦 地震の揺れで瓦が外れている

 

軽量瓦のメリット

・軽量であること
 やはり軽さが一番のメリットと言えるでしょう。前項でお話した地震への対策だけでなく、軽量な屋根材を使うことで建物の躯体が受ける負荷を軽減することができます。また、もともとそこまで重量級ではない屋根材が使われていたお住まいの場合、瓦に葺き替えを希望されても構造体が粘土瓦の重量に耐えられない場合は施工ができません。しかに軽量瓦であれば、葺き替え前後で重さが変わらないといったケースもありますので、選択肢が広がると言えるでしょう。

・軽量かつ防災機能の瓦がある
 一般的に軽量防災瓦と呼ばれる瓦があります。軽量であることに加え、台風などの強風で瓦がずれたり飛散しないように従来の釘による固定に加え瓦同士をアームなどで固定する構造をもっている瓦です。軽量ですので地震の揺れにも強いのですが、さらにこの瓦同士のロック方式でズレにも強いため地震や台風には高い効果を発揮します。

・費用対効果に優れている
 屋根材自体が耐久性が高いことから寿命は30年以上と長寿命です。その間は屋根材の交換などが発生しませんのでメンテナンスの頻度も少なくなり、ランニングコストを下げることにも繋がります。

防災瓦の加工 防災瓦を設置する様子

 

軽量瓦のデメリット

 台風などの強風時に被災物が屋根に当たったりすると、その衝撃で割れたり欠けたりする場合があります。また、軽量瓦は屋根材自体が他の屋根材よりも高額になることや、防災機能も伴った軽量防災瓦の場合は設置方法が特殊であることから施工できない業者も存在します。

 

軽量瓦ROOGA(ルーガ)

 軽量瓦で有名なのが、「ROOGA(ルーガ)」シリーズです。ルーガは、一般的な瓦に比べて屋根の重さが半分以下になるため、耐震性に優れています。また、瓦1枚1枚をしっかりと固定するため、強風や地震での瓦のズレやひび割れ、落下が発生しにくい屋根材です。ルーガには2つの種類がありますので特徴をご紹介いたします。

・ROOGA雅
 軽量瓦には、一般的な瓦に比べて重厚感に欠けるといったデメリットがありますが、ROOGA雅は絶妙な色の違いや陰影によって本物の瓦のような見た目をしており、和風のお住まいによく合います。カラーは6種類あり、お住まいの雰囲気に合わせて選ぶことができます。

・ROOGA鉄平
 自然石のようなデザインが特徴のROOGA鉄平は、重厚感のある落ち着いた雰囲気を醸し出します。和風なお住まいはもちろん洋風なお住まいにもよくマッチします。カラーは6種類あります。

 ROOGAは施工可能な業者が限られていますが、私たち街の屋根やさんはROOGAを販売しているケイミュー株式会社から認定を受けておりますのでROOGAシリーズの施工はお任せください。

 

軽量瓦を使った屋根葺き替え工事

 軽量瓦のルーガ雅を使った屋根葺き替え工事をご紹介いたします。もともと和瓦のお住まいでしたが年数が経ってきて屋根材以外に漆喰や防水紙、野地板なども傷んで来たため、この機会に軽量瓦を使った屋根リフォームを行うこととなりました。

和瓦の屋根を葺き替え工事 防水紙が劣化している

 これから屋根葺き替え工事を行う屋根になります(左写真)。一見して特別異常はなさそうですが、瓦を外して見ると防水紙が変色していたり(右写真)、破れているような箇所が多く見つかりました。
 実はお住いへの浸水を防ぐ意味で一番は防水紙が健全な状態であることです。瓦に異常がなければ雨漏りしない。と思われがちですが、実は瓦にたとえ割れなどがあっても防水紙がしっかりしていればすぐに雨漏りするようなことは無いのです。
 防水紙は20年以上経過していると、どうしても経年劣化で傷んでしまいますので、定期的な交換が必要になります。

屋根材を撤去し桟木の除去 野地板を取り付け防水紙を敷設

 屋根葺き替え工事では既存の屋根材をまずは撤去し、固定に使用されていた土なども一緒に撤去して清掃を行います(左写真)。野地板も傷んでいるため、新しいものに交換してその上から防水紙を設置していきます(右写真)

軽量瓦を取り付け 防災瓦の屋根葺き替え工事完了

 防水紙の上から桟木を設置し、屋根材を取り付けていきます(左写真)。今までは木製の桟木でしたが、樹脂製のタフモックの桟木になり腐食に強く長持ちになります。ルーガ雅の寸法に合わせた桟木を設置するため、桟木を使用しない金属屋根材などの施工と比べて作業時間は長くなってしまいます。
 ルーガ雅は釘で全箇所を固定するだけでなく、瓦同士もジョイントさせるため強風や地震の揺れにも強いです。やはりその分施工には時間がかかってしまいますが、この先も長く安心してお過ごしいただけるようになります。
 棟の部分や漆喰などの施工が終わればルーが雅への屋根葺き替え工事は完了です。
 このように屋根のリフォームのタイミングで軽量瓦をお使いいただくことで、自然災害に強いお住いへと生まれ変わることができます。これからご自宅の耐震や台風対策をお考えの方も私達街の屋根やさんにお気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2021年09月06日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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