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割れた瓦をくっつける補修方法や屋根全体のメンテナンスについて
瓦が割れてしまった場合、どのような対処が必要なのでしょうか?
割れた箇所や範囲などによっても変わりますが、単純にくっつけることで耐久性などは十分問題ないのか?といった疑問もでてくると思います。
このページでは割れた瓦の補修方法や、それに関わる屋根工事についてご紹介いたします(^_^)/
瓦が割れた場合どのような問題があるか?
屋根を構成する中で、瓦は一番外側に設置されている材です。
そのため、常に雨水にさらされるだけでなく、昼夜の温度差、夏場には70度から80度となりますが冬は氷点下まで下がります。
このような過酷な環境下において、常にお住まいを守っているのが瓦です。もし瓦が割れた場合はどうなるのでしょうか?
・雨漏り
まず割れた箇所から雨水が侵入し、雨漏りに発展する危険があります。
これは割れたことで、すぐさま雨漏りするというよりも、瓦の下の防水紙が健全であればすぐ雨漏りすることはありません。
しかし、経年によって防水紙に穴が空いていたり、瓦が割れた状態で長い時間が経つと、紫外線や水分の影響で防水紙が傷んでしまい、結果として雨漏りしてしまうことになります(-_-;)
・小動物による被害
瓦が割れると、その箇所から小動物が入り込んでしまう可能性があります。
鳥が巣を作ってしまうとその糞尿によって木部が腐食したり、異臭などの被害を受けます。
また、卵や雛がいる場合は鳥獣保護法により巣を撤去することができないため、雛が巣立つまで待つしかないといったことになります(-_-;)
・割れた瓦のズレや落下
瓦は釘で固定されているものもあれば、釘は使わず瓦同士が組み上がって固定されているものもあります。
しかし、瓦が割れてしまった場合は固定力が弱くなり、容易にずれたり場合によっては落下する危険があります。
割れた瓦の補修方法
・テーピング
防水ブチルテープを使って仮補修することができます。
粘着性のテープで割れた瓦をくっつけるのですが、接着面やテープを貼り付ける箇所を綺麗に清掃した上で行います。
比較的割れた箇所がばらばらになっていない場合は有効ですが、割れた箇所や欠けが複数のかけらになっている場合は瓦自体の差し替えを行う必要があります。
また、テープによる補修はあくまで仮補修ですので、将来的には瓦の交換が必要です。
・パテを使った補修
割れた箇所にパテを塗って接着する補修方法です。
接着面の油分や異物を取り除き、そこにパテを入れて綺麗に整えるような流れで補修します。
接着面の状態が悪いことや、あまりにも欠けが細かく複数に割れてしまった場合は容易にくっつけることは難しいです。
テーピング同様に耐久性は落ちるため長く安心してお過ごしいただく上で瓦の交換を検討する必要があります。
・瓦の差し替え
瓦は製品によってサイズが違うため、同じ形状の瓦が入手できれば割れてしまった瓦を交換することが可能です。
作業自体は特別な技術は必要なく、インターネットなどの通販で瓦を販売しているところから購入すればDIYでも可能です。
しかしそれは釘を使わない昔ながらの瓦の固定であればで、F形瓦や防災瓦など釘を使ったり、瓦同士が連結して設置するタイプの瓦の場合は専門店へ施工を依頼するようにしましょう。
瓦のガイドライン工法
2001年に地震などの自然災害から屋根を守るため、新たに設けられた施工方法がガイドライン工法です(^_^)/
今までは釘で瓦を固定する本数が4枚について1本で固定していたものが、ガイドライン工法では2枚で1本になりました。
また、棟の施工方法は湿式工法といって、棟の土台に土を使って施工する方法から、土を使わない乾式工法へと変更されています。
棟に土が使われなくなることで、屋根の重量が軽くなるので、地震の揺れによる振幅が小さくなり被害もそれだけ軽減します!
また、固定用の釘の本数が増えたことでは地震の揺れによるズレだけでなく、台風などの強風でも飛散しにくい強い屋根になります。
※ガイドライン工法によって湿式の棟から乾式の棟に変更した棟取り直し工事です
瓦の割れを見つけたら
まずは屋根工事専門店に点検を依頼しましょう。調査によって割れの原因が判明したり、最適な工事方法などもはっきりします。
ご注意いただくこととして、ご自分で屋根に上って確認することは落下の危険があるため控えてください。
また、屋根に上り確認してもご自分では問題に対処したり、原因などがわからない場合がほとんどですので、無理せず専門家に任せるようにしましょう。
私達街の屋根やさんでは瓦の割れ1枚からでも無料での調査、お見積りを承っております。
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記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
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