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鎌倉市佐助にてライフプランに合わせ棟板金補修を行いました
鎌倉市佐助にお住いのお客様より「隅棟の釘が浮いてきている」とご相談いただき、現地調査へ伺いました。隅棟(すみむね)は、下り棟(くだりむね)とも呼ばれており、屋根のてっぺんにある大棟(おおむね)から下方向(四方の角)へ向かって設置されている棟のことです。寄棟や入母屋タイプの屋根にあります。スレート屋根のばあいは、棟部分を金属板で覆っており、この部分が「棟板金」です。今回は、棟板金の補修についてご報告いたします。
棟板金の状況確認
棟板金:隅棟(すみむね)/下り棟の釘浮きについてご相談いただきましたが、実際に拝見してみると、大棟部分でも釘浮きは発生していました。釘浮きの原因は、棟板金の内部にある貫板(ぬきいた)の劣化が進んでいるためです。貫板(ぬきいた)は、これまで木材の使用が多く、木材の場合は、水分を含み腐食したり、経年により痩せてきてしまうということはどうしても避けられません。それにより釘の固定が緩くなってしまうのです。近年は、メンテナンスのタイミングで、木材に代わる「樹脂製」貫板を使用することが多くなりました。樹脂製の場合、水分による腐食の心配も無く、耐久性も優れているため、樹脂製貫板に交換すると次回メンテナンスまでの期間が長くなります。
ほかにも、大棟と隅棟(下り棟)の接合部分のコーキングにも劣化が確認出来ました。コーキングの耐用年数は5-7年ほどです。亀裂が入ったり、剥がれたりした場合も、下地の防水紙に問題が無ければすぐに雨漏りに繋がることはありませんが、隙間へ風が吹き込んだ場合、棟板金が剥がれてしまうという恐れがあります。
増し打ちで補修
メンテナンスのご予定など、お客様のライフプランを踏まえた結果、棟板金の釘の増し打ちによる補修工事となりました。既存の釘(浮き有無にかかわらず)の近くに新しいビスで固定し、既存の釘を打ちこんで上からコーキング処理を施しました。次回メンテナンス時は、棟板金交換と屋根塗装または屋根カバー工事をおすすめいたしました。
棟板金の補修完了
全ての棟板金の増し打ちが完了しました。私たち街の屋根やさんでは、点検結果を写真と一緒に詳しくご説明し、現状で最適なご提案をいたします。お客様のライフプランに合わせてご相談させていただきます。その際は、今後必要になるメンテナンスやアドバイスも行わせていただいております。何でもご相談ください。また、引き続き新型コロナウィルス感染予防のため、手指の消毒・マスク着用等の徹底をおこない訪問時もご安心していただけるよう努めております。ご心配な場合は、オンラインでのお打ち合わせも承っておりますのでお問合せください。
参考価格
●棟板金SUSビス増し打ち工事:1,650/m~
●棟板金交換工事:税込6,050円/m~ ※棟の位置等により変わります
記事内に記載されている金額は2022年04月20日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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