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横浜市神奈川区で雨漏りのお問い合わせで屋根の調査
横浜市神奈川区で屋根の調査をおこないました。雨漏りしているので見て欲しいというお問い合わせでしたが、小屋裏を確認してみましたが、雨漏りしている様子は有りませんでした。屋根の上はどの様な状態でしょう。
屋根は不レート葺きで、塗膜の劣化とコケがビッシリと生えていました。屋根形状は『方形』といいます。ピラミッドと同じで4面の屋根が頂点でつながった屋根です。
表面はザラザラでズルズルな状態になっています。勾配はキツくないのですが、歩くと足元を取られそうです。若干反りが出ていますが、まだそれ程酷い状態ではありません。塗装をする事で塗膜を形成しなおして撥水性を取り戻しましょう。
棟板金の釘が浮いています。下地の貫板も傷みが出ていました。棟の頂点は4方から棟板金が繋がる部分です。ちょっと納めかたが気になります。
板金が口を空いてしまっている部分は、以前にコーキングが打ってあった様ですが、全くなくなっていました。ポッカリと口が空いています。これは全く理解が出来ない固定方法です。単純に上から釘を打ち付けています。普通では考えられない施工です。屋根に穴を開けているのと一緒です。今のところは何とか雨漏りせずにもっているようですが、この施工方法はありえません。
屋根周りの調査をした結果、棟板金の交換と屋根の塗装工事が必要です。まだ塗装工事が出来る状態ですが、放置すれば塗装が出来ずに葺き替え工事の必要が出てきます。棟板金を交換して塗装をおこなって撥水性を取り戻すことをお薦めします。
記事内に記載されている金額は2015年12月28日時点での費用となります。
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