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庇とは?役割と設置場所を解説!知っておきたい庇のメリット・デメリット
庇とは「ひさし」と読み、建物の出入り口や窓の上部に設置される屋根のような構造物です。日射や雨水、風などの外部要因から建物を保護し、美しい外観を演出する役割を果たしています。
今回は、庇の役割や主な設置場所などの基本情報に加え、知っておきたい庇のメリット・デメリットをご紹介致します。
また、庇に発生する主な劣化症状のポイントについてもご説明いたしますので、是非ご覧ください。
庇とは?
庇の基本情報
庇は、建物の外壁から水平または斜めに突き出た屋根のような構造物です。一般的に、庇は建物の玄関や窓周辺などに設置されます。庇は、建物を外部の気象条件から保護する役割を果たすだけでなく、建物の外観やデザインにも重要な役割を果たします。
庇の設置場所
庇は、建物の玄関や窓周辺、バルコニーやテラスなど、さまざまな場所に設置されます。主な設置場所は以下の通りです。
玄関:
玄関の上に設置される庇は、雨や日差しを遮り、玄関ドアや出入りする人々を守る役割を果たします。
窓周辺:
窓の上に設置される庇は、直射日光や雨水の侵入を防ぎながら、室内の明るさを調節する役割を担います。
バルコニーやテラス:
バルコニーやテラスに設置される庇は、日差しや雨から室内や屋外スペースを保護し、快適な利用を可能にします。
庇の設置場所は建物のデザインや用途に応じて異なりますが、主な目的は建物と利用者を外部の要素から守ることです。
庇の役割とは?
庇の主な役割は、以下の通りです。
雨や日差しからの保護:
庇は、雨水や直射日光から建物を守ります。雨水や湿気の浸入を防ぎ、室内を乾燥させる役割を果たすと同時に、直射日光による室内の過熱を緩和します。
建物の外観やデザインの一部として:
庇は建物の外観やデザインにアクセントを加える要素となります。様々な形状や材料を使用することで、建物に個性や特徴を与えることができます。
快適な居住環境の提供:
庇は、建物内部の温度調節や風通しの向上にも寄与します。適切に設計された庇は、室内の温度を安定させます。
庇は建物を保護し、外観やデザインの一部としても機能します。適切に設置された庇は、建物の耐久性を向上させるだけでなく、利用者の快適さを向上させる重要な要素となります。
庇のメリット・デメリット
続いて、庇のメリット・デメリットをそれぞれご紹介致します。
庇のメリット
庇の設置には以下のメリットがあります。
雨水や日差しの保護:
庇は建物を雨水や日差しから保護する役割を果たします。雨水の浸入を防ぐことで、建物の外壁や窓枠の劣化を防止し、メンテナンスの負担を軽減します。また、直射日光を遮ることで、室内の温度上昇を抑え、快適な居住環境を提供します。
建物の外観やデザインの一部:
庇は建物の外観やデザインにアクセントを加える要素となります。様々な形状や材料を選ぶことで、建物に個性や特徴を与えることができます。庇は建物の印象を大きく左右するため、美しいデザインの庇は建物全体の価値を高めます。
快適な居住環境の提供:
適切に設計された庇は、室内の温度調節や風通しの向上に貢献します。夏の日差しを遮り、室内を涼しく保つ一方、冬の日差しを取り入れて暖かさを確保します。また、雨や風の影響を軽減することで、屋外スペースの利用をより快適にします。
庇のデメリット
また、庇の設置には以下のようなデメリットが考えられます。
メンテナンスの必要性:
庇は外部要素にさらされるため、定期的なメンテナンスが必要です。特に雨水や風による汚れや劣化が生じる可能性がありますので、定期的な清掃や修繕が必要です。
建物全体のコスト増加:
庇の設置は建築における追加コストとなります。庇の形状や材料によっては、追加の費用が必要となる場合があります。また、庇のデザインや機能によっても費用が変動することがあります。
高風圧時の影響:
強風や台風などの高風圧状況下では、庇が損傷を受ける可能性があります。特に庇の形状や設置場所によっては、風の抵抗を受けやすくなることがあります。十分な強度と適切な設計が求められます。
積雪時の対応:
積雪地域では、庇が雪の重みによって損傷を受ける可能性があります。特に長時間にわたる大量の積雪や雪の滑落による衝撃に強くなるよう、設計や構造に注意が必要です。
庇の設置にはメリットとデメリットが存在します。それぞれの建物や環境に合わせて、適切な庇の選択と設計が重要です。
次に、『庇』の劣化症状のポイントについて見ていきましょう。
庇の劣化症状のポイント
庇は時間の経過や外部要因の影響を受けることで劣化する場合があります。以下に、庇の劣化症状のポイントをご紹介します。
塗膜の色褪せ・剥離:
紫外線の影響により、庇の表面に色褪せ・剥離が生じることがあります。
ひび割れ・浮き:
気温の変化や地震などによる建物の振動の影響により、庇の表面にひび割れや浮きが生じることがあります。特に素材の劣化や接合部の弱点がある場合は、ひび割れや浮きが進行しやすくなります。
腐食や錆び:
湿気や雨水の影響により腐食や錆びが生じることがあります。特に塗装の劣化・剥離が進行した状態や防錆処理が不十分な場合は、腐食や錆びが進行しやすくなります。腐食や錆びが進行すると、庇の強度が低下し、安全性が損なわれる可能性があります。
水漏れや浸水:
劣化した庇の接合部や継ぎ目から水漏れや浸水が発生することがあります。特に雨水の浸入が継続すると、建物内部の損害やカビの発生などの問題を引き起こす可能性があります。
庇の劣化症状には様々な要素が関与します。
定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。庇の劣化を早期に発見し、修復や補修を行うことで、建物の保護や安全性の確保につながります。
まとめ
- ・庇は建物の外壁に設置される屋根のような構造物です。
- ・庇の設置場所は通常、建物の出入り口や窓の上部などです。
- ・庇の役割は日射や雨水、風などの外部要因から建物を保護することです。
- ・庇のメリットとして、建物の外観を美しく演出し、雨や日差しを遮ることが挙げられます。
- ・庇のデメリットとして、定期的なメンテナンスが必要であり、劣化や損傷のリスク・があることが挙げられます。
- ・庇の劣化症状のポイントとして、色褪せや変色、ひび割れや剥がれ、腐食や錆び、ねじ・れや変形、水漏れや浸水があります。
- ・庇の劣化は時間の経過や外部要因の影響を受けるため、定期的な点検と適切なメンテナ・ンスが重要です。
- ・庇の劣化を早期に発見し、修復や補修を行うことで、建物の保護や安全性の確保につながります。
これまでお伝えした通り、庇は機能面・デザインにおいて重要な役割を担っていますが、長期に安心してご使用いただく為にも定期的な点検・メンテナンスが必要となります。
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