そもそも、ガルバリウム鋼板ってどんな屋根材？

　ガルバリウム鋼板は、その軽さと頑丈さから、葺き替え工事やカバー工事に適しているとても人気のある屋根材です。

　鉄に亜鉛とアルミニウムのメッキを施すことで耐久性を向上させています！アルミ55％、亜鉛43.5％、シリコン1.5%の組成で、この特性により、ガルバリウム鋼板屋根は美しさだけでなくと耐久性を兼ね備えているのです！✨

　昔は家の屋根には主に瓦やスレートが使われていましたが、最近はガルバリウム鋼板の利点が認められ、屋根リフォームでよく採用されるようになりました。

　家は大切な資産であり、日々の生活を送る場所です。そのため、リフォームする際には最適な屋根材を選びたいと考える人が増えています。

　ガルバリウム鋼板の屋根を採用する場合、仕上げ方にもこだわりたくなりますよね。横葺きと縦葺きそれぞれの特徴と、どのような状況に適しているかをご紹介します！😃

>>ガルバリウム鋼板について、詳しくはコチラ！<<

横葺きとは

　横葺きは、鋼板を横に並べて重ねて屋根を作る方法です。

　これにより、屋根に横方向のラインが現れ、スレート屋根のような外観が生まれます。屋根表面が平らで段差が少ない平葺きや、屋根材を段差をつけて立体感を演出する段葺きなど、さまざまな仕上げ方があります。

メリット

　横葺きの主な利点は、多彩なデザインやカラーが用意されていることです。一見すると金属屋根とは思えない洗練された外観や趣きのある仕上がりになり、新鮮さを感じさせる印象を与えてくれます😳

　また、複雑な形状の屋根でも施工可能な点も大きなメリットです！

　「デザインや色を自由に選びたい」、「スタイリッシュな印象を演出したい」という場合には、横葺きが最適です。

デメリット

　横葺きの欠点としては、屋根材を重ねて葺くために雨水の流れが縦葺きよりもスムーズでなくなることが挙げられます。

　横葺きで雨水を適切に排水するためには、2.5～3寸以上の屋根勾配が必要です。

　この勾配が保たれないと、雨漏りのリスクが生じるのです。勾配が緩い屋根には横葺きは適していないため、注意が必要です😖💦

縦葺きとは

　ガルバリウム鋼板屋根の縦葺きは、長い鋼板を棟から軒先まで縦方向に一枚で施工する方法です。これにより、屋根に縦方向の線が生まれます。

　屋根材の接合方法には、心木を使う瓦棒葺きや金属を折り曲げて接合する立平葺きなどがあります。
　立平葺きはさらに縦ハゼ葺きと嵌合式の2つに分かれます。

　縦ハゼ葺きは、締結部の金属を折り込んで固定する工法です。手間がかかりますが、優れた水密性を持ちます。

　一方、嵌合式は、締結部をはめ込んで金属板同士を固定する方法です。経済的で施工が簡単なため、住宅の屋根仕上げに広く採用されています。

　立平葺きは心木を使わず、腐食の心配がないため、最近では屋根仕上げの主流となっています！🙌

メリット

　縦葺きの利点は、屋根材の方向に沿って雨水がスムーズに流れることです。雨水の流れを妨げる要素がほとんどないため、勾配が緩やかな屋根でも雨漏りの心配が少なくなります。

　施工の手間が少ないため、施工日数が短くなり、横葺きよりも比較的コストを抑えられる点もあります（ただし材料によります）。

デメリット

　欠点としては、デザインや色の選択肢が限られており、個性を表現しにくいことが挙げられます。
　また、複雑な屋根形状には適しておらず、屋根の形状によっては選択肢が制限される場合があります😱

　雨漏りのリスクを最小限に抑えたい、かつコストを節約しながら素早くリフォームを完了させたいという場合には、縦葺きがおすすめです！

横葺きと縦葺きを選ぶ際に気を付けたいこと

　先述の通り、横葺きと縦葺きでは対応できる屋根勾配の範囲が異なります。勾配が緩い屋根にガルバリウム鋼板を横葺きすると、雨水が流れにくくなり、雨漏りや腐食のリスクが高まる可能性があります💦

　横葺きは勾配が2.5～3寸以上の屋根に適していますが、それ以下の勾配では避けるべきです。

　一方、縦葺きは0.5寸以上の勾配で施工可能ですので、施工前に業者に確認することが重要です！

>>勾配と屋根材の関係について、詳しくはコチラ！<<

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　街の屋根やさんでは、これまでガルバリウム鋼板を使った屋根を数多く施工してまいりました！
　縦葺きでも横葺きでも、お客様のお住まいや形にあったメンテナンスプランをご提案いたします。

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　記事内に記載されている金額は2024年05月04日時点での費用となります。
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