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シーリングとコーキングの違いとは?屋根・外壁の使用場所や役割について解説!
シーリング・コーキングは、主に隙間を埋める事でそこからの浸水を防止する役割を担っています!
お住まいを造る上では、必ずと言って良い程大切な部材です。
そうした中、「シーリング」と「コーキング」の違いが分からずにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、この記事ではシーリングとコーキングの違いをはじめ、その役割やお住まいの中で使用されている場所について詳しい情報を解説いたします(^^)/
シーリング・コーキングの違いとは?
まず、シーリングとコーキングの違いについてですが、これらは同じものを指す言葉として考えて差し支えありません!
一昔前、シーリング(コーキング)材の種類としては、大きく分けて「油性コーキング材」と「それ以外のシーリング材」の2種類に区別されていました。
しかし、油性コーキング材はアスベスト含有の問題や建物の動きに対しての追従性の低さがデメリットとされ、現在ではほとんど使用されていません。
この「油性コーキング材」の名残から、現在でもシーリングがコーキングと呼ばれることが多い由縁となっています。
また、英語でシーリングは「sealing」(密閉する)コーキングは「caulking」(隙間を塞ぐ)と、同じような意味を持っています。
ほぼ同様の意味をもつ英単語で呼び方が別れている事も、2つの単語を混同しやすい原因の一つですね😊
シーリング(コーキング)の役割とは?
シーリング(コーキング)の主な役割は、建物の防水性を高めることです。
外壁材同士の隙間やサッシ周りなどの開口部に充填されることで、雨水の浸入を防ぎ雨漏りを防止します😊
また、シーリング(コーキング)は柔軟性・弾性にも優れる特徴を持っている事から、建材同士のクッションとしての役割も果たします。
外壁材は気温や湿度の変化によって膨張・収縮しますが、シーリング材がその動きに対応する事で建材の割れや歪みを防ぎます。
さらに、地震の際のお住まい全体の揺れを吸収する事で、衝撃を緩和する大切な役割も担っています!
普段目立つ事の少ないシーリング(コーキング)ですが、防水性と柔軟性を兼ね備えたシーリング材を適切に施工することで、建物の耐久性の向上に繋がります(#^^#)
シーリング(コーキング)はどこに使われる?
まず、シーリング(コーキング)が使用される代表的な使用箇所として挙げられるのが、外壁材の目地部分です!
外壁材同士の接合部に充填することで雨水の侵入を防ぎ、建材の動きに対応する事で緩衝材としての役割を果たします(#^^#)
また、サッシ周りも重要な施工箇所の一つです。
窓やドアなどの開口部と外壁材との間に隙間ができやすいため、シーリング材で埋めることで防水性を確保します。
さらに、屋根においては棟板金・軒天井の接合部、外部に面した配管やダクトの貫通部分にも使用され、小規模な破損やヒビ割れの補修にも活用できます!
適切な箇所にシーリングを施工することで、建物全体の防水性能が向上し、雨漏りのリスクを低減できます。
シーリング(コーキング)の劣化症状
シーリング(コーキング)の劣化症状には硬化による弾力性の低下、ひび割れや剥離症状などがあります。
これらは、主にシーリング(コーキング)が紫外線や風雨などの影響を長期間受けることによって発生します。
上記の劣化症状によって発生した隙間は雨水の浸入を招き、外壁材の内部にダメージを与える原因となるため早急な工事が必要です。
外壁・屋根に施されたシーリング(コーキング)の耐用年数は約10年程度と言われていますので、まずはその時期を目安に点検・メンテナンスを行いましょう!
シーリング(コーキング)のメンテナンス方法
劣化が進行したシーリング(コーキング)のメンテナンス方法として、もっとも一般的に施工されるのが「打ち替え工事」です!
劣化により硬化・ひび割れが生じているシーリングを撤去した上で、あ新たなシーリング材を打ち込んでいきます(#^^#)
また、主に応急処置に用いられる事が多い「増し打ち工事」という方法もあります。
こちらは既存のシーリング材を撤去せずにその上から新たなシーリング材を打ち込む工事ですが、下地となる劣化したシーリング材と併せ新しく打ち込んだシーリング材が剥がれてしまうリスクがある事から耐久性に不安がある方法です(>_<)
最適な施工方法をご提案させて頂く為にも、街の屋根やさんでは施工箇所の状態をしっかりと調査させて頂きます!
天窓からの雨漏りの原因で最も多いシーリングの劣化
屋根に設置された「天窓」は雨漏りリスクが高い場所と言われていますが、その中でも雨漏りの原因となる事が多いのがシーリングの劣化です(>_<)
雨風・太陽から降り注ぐ紫外線の影響を常に受け続ける屋根の上は「過酷な環境」であり、シーリングの劣化が進行しやすい場所です!
天窓のシーリングの劣化は雨漏りに直結する大きなリスクとなりますので、注意しましょう😥
下記は、瀬谷区三ツ境のお客様よりご依頼をいただいた「天窓からの雨漏り調査事例」です。
雨漏りの発生原因の一つとして、シーリングの劣化症状もご紹介しておりますのでぜひご覧ください(^^)/
⇒横浜市瀬谷区三ツ境のお住まいにおける天窓からの雨漏り調査事例
シーリングとコーキングの違いとは?まとめ
今回は、シーリングとコーキングの違いをはじめ、その役割や使用場所と併せて劣化症状やメンテナンス方法までご紹介させていただきました(^^)/
ご紹介させて頂きました通り、シーリング(コーキング)は施工箇所の防水性を向上させる大切な役割を担っています。
劣化進行による硬化・ひび割れ・破断などの症状は、雨漏り被害を招く大きなリスクとなりますので注意しましょう!
街の屋根やさんでは屋根塗装などのリフォーム工事はもちろん、シーリング(コーキング)の補修工事の施工実績も豊富に持っております。
お住まいのお困り事は、お気軽のご相談下さい!
また、街の屋根やさん横浜では、今回ご紹介させて頂いた横浜市瀬谷区におきましても多くのお客様よりご相談・ご依頼をいただいております!
横浜市瀬谷区の屋根工事・屋根リフォームのご依頼も、ぜひ街の屋根やさん横浜にお任せください(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年11月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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