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軒天の劣化は放置厳禁!修理や交換工事が必要なサインと対策方法とは?詳しく解説!
軒天の役割と基本的な知識
軒天は、住宅や建物の屋根から外壁に向かって出っ張っている「軒」の裏側部分にあたる天井のことを指します。
屋根裏の保護や外観の美観を整える役割があり、家の中でも目立たない部分ですが、建物の耐久性や安全性を保つために重要な役割を果たしています。
軒天は「破風」や「庇」とともに雨水や強風、台風などから家を守る部材であり、湿気の排出や換気にも一役買っています。
また、結露を防ぎ、屋根裏の空気を循環させる効果が期待できるため、軒天が正しく機能していないと住宅の構造に大きな影響を及ぼす可能性があります💦
一方で、劣化した軒天を放置しておくと、被害が広がり屋根の下地や建物全体にまで影響が及び、余計な費用が発生するリスクがあります。この記事では、軒天の役割や特徴、劣化の原因、リフォーム工事について見ていきましょう!😊✨
軒天は劣化が進んだら交換工事が必要になってきます
軒天が劣化すると、雨漏りや鳥獣の侵入など、さまざまな問題が引き起こされる可能性があります。
特に、軒天全体に劣化による穴空きが確認された場合は、早急な対処が必要です。軒天が破損することもあり、最悪の場合は軒天の張り替え工事が必要になります。
劣化した軒天は雨漏りや水分浸入の原因となり、修理や交換が避けられません!
軒天のメンテナンスは、お住まいの安全や快適性を保つために重要です。定期的な点検や塗装などによる適切なケアを行うことで、軒天の寿命を延ばし、不具合やトラブルを未然に防ぐことができます。
軒天の劣化や破損に気付いたら、専門業者に相談して適切な対応をすることが大切です!
軒天の種類と素材について
軒天は主に以下の素材が使用されることが多いです!
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)
特徴:防火性能に優れた不燃材であり、住宅や建物の軒天材として最も多く採用されています。
メリット:軽量で耐久性が高く、施工が容易です。
デメリット:長期間放置すると、水分の影響で割れや反りが発生しやすい点が挙げられます。
合板(ベニヤ板)
特徴:木材を貼り合わせたもので、比較的安価です。
メリット:低コストで工事が行えます。
デメリット:湿気や雨水に弱く、結露やカビが発生しやすいため、防水塗装が必須です。
金属製の軒天(ガルバリウム鋼板)
特徴:高い耐久性と防水性があり、メンテナンスが容易です。
メリット:錆びにくく台風や強風に強い。火災や腐食のリスクを防ぎます。
デメリット:他の素材と比べて費用が高くなる場合があります。
選ぶポイントとして、軒天の施工場所や住宅の耐久性、強風や台風への備えを考慮し、最適な素材を選ぶことが重要です。
軒天の劣化が起きる原因
軒天が劣化する主な原因は、以下のようなものが挙げられます。
雨漏りや湿気
台風や強い雨によって軒天が水分を吸収すると、腐食やカビが発生します。特に軒天に隙間がある場合、雨水が屋根裏に入り込み、下地材まで劣化する可能性があります。
結露
軒天の裏側に発生する結露は、木材の腐食やカビの発生原因になります。換気が不十分な場合や通気性の悪い住宅で発生しやすいです。
経年劣化
軒天材は長年使用することで徐々に劣化し、反りやひび割れが発生します。特に木製の場合は、寿命が短いため早めの補修が必要です。
外部からの衝撃
強風や台風、飛来物などで軒天が損傷することがあります。特に劣化が進んでいる軒天は衝撃に弱いため、被害が大きくなる可能性が高いです。
軒天劣化のサインと放置する危険性
軒天の劣化を早めに発見するためには、以下のようなサインに注意しましょう!
色褪せや変色
軒天材が古くなり、黒ずみやシミが目立つようになります。これは雨水や湿気が染み込んでいるサインです。
ひび割れや反り
軒天が乾燥や湿気を繰り返すことでひび割れや反りが発生します。
カビや腐食
湿気や水分が溜まると、カビや腐食が発生しやすくなります。
これらの劣化を放置すると、軒天が落下する危険性や、屋根裏や外壁にまで被害が拡大する可能性があります。また、建物の強度が低下し、住宅全体の耐久性にも影響を与えかねません。
軒天の劣化がみられたら、専門業者に依頼をして早めにメンテナンスをしましょう!
軒天調査の様子をご紹介します!
今回は「軒天が破損してしまったから修理の見積もりが欲しい」とご連絡をいただき、横浜市旭区上白根へ調査に伺いました。
それでは早速調査開始です!
剥がれた軒天
早速調査をしてみると剥がれた軒天にはお客様がご自身でされた養生が見えました!
「剥がれてきてからある程度日数が経ってしまったので修理しなければ」と今回なったそうです(=゚ω゚)ノ
軒天が剥がれてしまう理由は、主に以下のような要因が考えられます!
まず、日常の風雨による自然の摩耗です(-_-;)
軒天は外部からの様々な気象条件にさらされるため、時間とともに劣化していきます。
特に風の強い地域や雨の多い地域では、軒天の材料が劣化しやすく、剥がれやすくなります・・・。
さらに、軒天は定期的なメンテナンスが必要であり、それが怠られると劣化が進み剥がれる原因となります!
例えば、軒天の塗装が剥がれてしまうと、雨水が浸透しやすくなり、腐食や剥がれの原因となります。
軒天内部の調査
上記で記載した以外にも、雨漏り等で内部に水が入ってしまっている場合による劣化も剥がれの原因の1つになります!
水が当たることによって木材が腐食し、釘やビスがきかなくなることで軒天が剥がれてきてしまう事もあります(;´∀`)
しかし、今回の軒天の内部を見てみても腐食や水跡はないように見えました!
今回の軒天の剥がれは経年劣化によるものかとは思いますが、断定はできません!
軒天を剥がしてみたら全体に水が回っていた!という事もありえます(-_-;)
施工箇所にはポリカ波板が・・・
施工箇所にはポリカ波板の屋根があり、脚立では施工箇所へのアクセスできなさそうな状態でした(;´∀`)
施工時にはポリカ波板の脱着が必要になりそうでした・・・。
しかし、劣化したポリカ波板は持ち上げただけでも割れてしまう事があるくらい脆くなってしまっています(-_-;)
外した箇所は新品への交換での対応でお客様へはお話ししました!
今回の調査の結果から工事のご提案として
・軒天交換工事
軒天交換工事の価格は街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。
をご提案しました( `ー´)ノ
まとめ
軒天は建物の耐久性や美観を保つために欠かせない部材であり、劣化が進んだ場合は早急な補修や交換工事が必要です。劣化を放置すれば被害が広がり、余計な費用や手間がかかることになります。
台風や強風が増えている昨今、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。
軒天交換工事は素材選びや工法、施工方法によってコストが異なるため、信頼できる業者に相談し、適切な対応を行いましょう。住宅の耐久性と安全性を保つためにも、早めの対策が住宅リフォームの成功のカギです!
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記事内に記載されている金額は2024年12月17日時点での費用となります。
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